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LA BELLE E’POQUE

おはようございます、と書きつつも汗が吹き出していますけれど、僕のオフィスの室温は、朝の8時前ですが、33・6度でして、いやあ堪りませんね~。何でも昨日の大分は37・8度もあったそうで、観測史上最高だった由、もうねえ、風邪を引いて熱があるんじゃないんですから、人間の体温より高い気温は止めて欲しいですし、いや~、本当に秋が待ち遠しいです。夜もねえ、エアコンのタイマーが切れて暫くすると、眼が覚めちゃいますし、今朝も駄犬の散歩に行きましたけれど、ワンちゃんもず~っとハァハァ言ってるんですから、これじゃあ壇蜜ですよ。

そうそう、ウィリアム王子ですか、キャサリン妃に無事に男子が生まれた様で、誠にお目出度いですし、コングラッチュレーション、ロイヤル・サルート!ではありますが、僕、日本のマスコミ報道の浮かれぶりに辟易しまして、本国ではどんな感じなんだろう、折角ケーブルTVで見られるんだからと、英国国営放送であるBBCにチャンネルを変えたんですね。勿論、母子ともに健全と放送されていたのですが、余り時間を取っていなかったんですね。かなりの時間を割いていたのは、「FUKUSHIMA PLANT WATER LEAK CAUSES CONCERN IN JAPAN」、と銘打った特番でした。直訳しますと、「福島原発から汚染水が漏れた原因に、日本そのものが関係している」、で良いのかな。僕の拙い語学力で、この放送を何処まで理解出来たのか、危い限りですけれど、日本政府や東電の対応は、諸外国からは決して好意的には捉えられていない、という厳然たる事実は、肝に銘じておきたいと思いますね。他国のロイヤルベビーをニュースで扱うな、とは申しませんが、物事にはすべからく優先順位があるべきですし、故意に事実を伏せる日本のマスコミは、腐臭漂う悪鬼羅刹と言えましょう。僕、おかしいな~、と感じたのは、選挙後直ぐに行われた世論調査で、安部内閣の支持率が大幅に下がった事です。68→56㌫、って、選挙に大勝したばかりで下がるなんて、何か変じゃないですか。マスコミ主導で行うこの世論調査、何だか怪しく感じるのは僕だけでしょうか。自民党が選挙に勝つ様、政・官・マスコミで、何か操作してませんか~!?文脈とは全く関係ありませんけれど、ウイリアム王子って未だ31歳なんですよね。それにしては随分おツムが寂しく感じると言いますか、正直に書くとツルピカハゲ丸君でして、チャールズ皇太子も確か禿頭に近いですから、遺伝って凄いですね~。

さて、これは全くの私事で、書くのは恐縮なんですが、昨日から大分の紀伊国屋書店で絵画の販売会をやっています。今回のテーマは「モンパルナスの画家展」かな、神戸のヴォーセジュールという画廊さんが年2回程来県されるんですね。僕、美術商の方ともすっかり顔見知りになりまして、言葉を交わすのを毎年楽しみにしているんですが、今回は、ローランサン・シャガール・ピカソ・ルオー・ユトリロ、パスキンも確かあったのかな、中々のラインアップでした。モンパルナスの画家展ですから、この人は時代的に関係無いのですが、何故かターナーのエッチングが2点だけ入荷してまして、イングランドの海岸を描いたこの作品、非常に繊細で、大変結構なんですよ~。買おう買うまいか、どうしようかな…、う~ん、迷っています。

さて、このモンパルナス、というのはフランスはパリの一区画の名でありまして、第1次世界大戦が終わった1920年代、好景気の到来と共に、この地に世界各国から芸術家達が参集したんですね。文学や絵画や写真といった枠を超え、互いにインスパイヤしあい、様々な芸術が生まれました。ヘミングウェイにフォークナーにフィッツジェラルド、ダリにピカソにモディアーニ、サルトルにベケットに藤田嗣治、錚々たるビッグ・ネームが綺羅星の如く揃いまして、僕、タイム・マシンがあれば、当時のモンパルナスを是非覗いてみたいものです。

ここからは落語の三大噺風でお品が下がるかもしれませんが、このエコール・ド・パリの時代、2人の日本人芸術家がこのモンパルナスを訪れています。2人とも拙ブログでご紹介しましたが、画家の藤田嗣治と作家の永井荷風の両先生であります。このご両人、大変女性からモテた資産家の息子達なんですが、それはさておき、年齢にも余り差が無く、共に暁星学園の夜学でフランス語を習い、パリへと旅立つんですね。帰国してからも両人の交流は続いた様でして、荷風先生の家の近くに、藤田先生も住んでいた様です。

さて、荷風先生の洋風のお屋敷、偏奇舘という名称ですが、それは現在のアークヒルズ、六本木周辺にありました。戦災で焼け落ちてしまい、今はもう、昔を偲ぶ縁もありません。人目を忍ぶ様にひっそりと、小さな碑が立てられているだけなんです。ところで僕、東京に行った際は、常宿と言うには財布と相談せねばなりませんが、ホテルオークラに泊る事もあるんですが、この周辺には各国大使館が林立しているんですね。アメリカ大使館を過ぎスペイン大使館の辺りに、荷風先生の偏奇舘があったんです。そして、ホテルオークラは和洋中、何を食べても美味しいのですが、メイン・レストランの1つに、ラ・ベル・エポックというフレンチがあります。ベル・エポックというフランス語の意味は、「旧き良き時代」でありまして、即ち藤田・永井両先生が世界中の芸術家と触れ合った日々である、エコール・ド・パリ、の意なんですね。荷風先生のかっての住まいの近くに、当時の時代を模した超一流フレンチレストランがある、偶然の一致かもしれませんが、とても粋な感じがしませんか!?

さて、この、ラ・ベル・エポック、ジャケット着用は必須、子供はお断り、少々敷居が高い感はありますけれど、中に入れば、当時のモンパルナスを擬したかの様な、アール・ヌーボー風のダーク・ブラウンを基調にした、優雅な曲線のシックなインテリアであり、僕の亡き母がこよなく愛したレストランでした。最近は僕もとんとご縁がありませんけれど、まずは勿論エスカルゴ・ア・ラ・ブルゴーニュ、そしてフォアグラのポワレ、「巴里の夕暮れ」と題した伝統のヴィシソワーズ、オレンジ風味のオマール海老のソテー、乳飲み子羊の骨付き背肉のロティ、牛フィレのパイ包み焼等々、料理毎に変わる紅白のワインと共に、亡き母を想い出します。あ~、何だか無性に食べたくなりました!!!これから飛行機に飛び乗りまして、赤坂のホテル・オークラまで行っちゃおうかな!?って、仕事仕事!
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