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ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE

おはようございます。いやあ、日本はワールドカップ出場決定、良かったですね。イレブンの皆さん、ブラジルでの本戦出場、おめでとうございますm(__)m。主力選手の皆さんは口を揃えて、「W杯では優勝を狙います」と仰っていましたけれど、勝利に水を差す様ですが、う~ん、それはどうなんでしょうか!?勿論、モチベーションを保つ意味でも、高く目標を掲げるのは素晴らしい事と思います。でもね、僕の見る所、欧州や南米の強豪国とは、あらゆる面で、かなりの実力差がある気がしてなりません。昨夜だって、薄氷を踏む勝利であり、九死に一生を得ただけじゃありませんか。開催国であるブラジル、前回優勝国のスペイン、欧州一の実力を誇るドイツが現在の3強でしょう。そして、優勝経験のあるイングランド、フランス、イタリア、ウルグアイにアルゼンチンが控えています。少々辛目の評価かもしれませんが、優勝する為には、組み合わせもありますけれど、少なくともこれらの国相手に3連勝はしなくてはならない訳です。まあ、日本は、5回戦って1回勝つのが精一杯の力関係と思いますよ。中堅国の中でも上位クラスである、メキシコやアメリカ、チリやパラグアイ、スウェーデンやポルトガル辺りと対戦しても、日本はかなり分が悪いでしょうし、万が一の僥倖を期待せざるを得ないでしょうね~。己を弱者と認識して、綿密な戦略と戦術を練り、完璧な準備とコンディションを整え、それでもベスト8まで行けば、上出来でしょう。サポーターの皆さん、辛口ですいません…。僕の予想を覆す活躍を、日本代表には期待しています!

閑話休題、暫く前の事なんですが、僕、運悪く劇場で観られなかった、「007 スカイフォール」をDVDで漸く鑑賞する事が出来ました。いや、これ、このシリーズ中の白眉と言いますか、大傑作じゃないですか!007シリーズも50周年、半世紀と言う事で、脚本にかなり力が入っていましたし、悪役である、ハビエル・バルデムの爬虫類の様な気色悪さも圧巻でした。ボンド・ガールは割と目立ちませんでしたが、本作は、全編これ過去の007へのオマージュと敬意と愛情に満ち溢れていまして、それが観ている側にもしっかり伝わって来るんですね。嬉しくなるシークエンスは多すぎるんですが、一点だけ挙げますと、ボンドと上司であるMが、車で逃避行をせざるを得なくなるんですね。そこで現れるのが、初代ボンドである、ショーン・コネリーが愛用していたアストン・マーチンの旧い奴でして、勿論流れるのは007のお馴染の音楽、僕、もう嬉しくて仕方が無かったですもん。劇中、あっと驚く所で意外な人物が現れる、これをカメオ出演と言いますけれど、アストン・マーチンは車ですが、立派にその役割を果たしました。という訳で、今日はそのカメオ出演のお話を。

僕、アングロサクソンは大嫌いですが、ショウビジネスと言いますか、エンターテイメントの世界での達者さ、上手さは一目置かざるを得ません。このカメオ出演の使い方が誠に上手なんですね。現在、ハリウッドを席巻していると言っても過言では無い、マーベル・コミック--X-MEN、アヴェンジャーズ、ゴーストライダー、アイアンマン、スパイダーマン等々--の一連の映画には、原作者であります、スタン・リーという老人が、必ずチョイ役で出るんですよ。時には警官姿だったり、ポップ・コーンを売っていたり、妖艶な女性達に囲まれていたり…。中々コミカルで軽妙な演技を披露しているのですが、これ、前々回のブログで取り上げました、ヒッチコック監督の影響でしょうね。ヒッチコック監督は、アイルランドの出身でありまして、中々辛口のジョークがお得意なんですが、劇中、主人公が読んでいる新聞広告の写真にチラリと映っていたり、オフィスに飾ってある大学の卒業写真に収まっていたり、ホテルのロビーで泣いている赤ちゃんをあやしていたり、彼のフィルモグラフィを追っている僕達には、監督、今度はどんな登場をするのかな、という楽しみもある訳です。

「ハング・オーヴァー」という大ヒットしたコメディ映画では、これはカメオ出演の範疇を超えていますが、あの偉大なチャンプ、マイク・タイソンが現れ、少なくとも僕は狂喜乱舞しました。「ハイ・フィデリティ」というロック音楽を題材にした映画では、悩める主人公にアドヴァイスを与えるべく、ブルース・スプリングスティーンが、テレキャスターのギターを弾きながら話しかけてくれます。「ホリディ」という恋愛映画では、唐突に、かの名優ダスティン・ホフマンがレンタル・ヴィデオ屋に居たりして、驚きましたもんね。そうそう、映画ではありませんが、幼児向けの半世紀近い長寿番組「セサミ・ストリート」も同様でして、ロバート・デ・ニーロとか、二コール・キッドマンが唐突に登場しますもんね。あ、因みに、このカメオ出演は、あくまで遊び心であり、お客さんへの隠れたサーヴィスですから、ノン・クレジットであり、ギャランティは発生しません。その心意気が嬉しいじゃありませんか。

でも、これまでで最も驚いたカメオ出演と言えば、まずはアトランタ・オリンピックでしょうか。豪華絢爛たる開幕の式典が終わり、いよいよ最後に聖火台に火を灯す、という段階になりまして、スポット・ライトが一点に集中します。何と最後の聖火ランナーは、あの伝説のチャンプ、モハメド・アリでして、かってのジョー・フレイジャーやジョージ・フォアマンとの激戦故か、その手は震えていましたけれど、彼は元オリンピアンのゴールド・メダリストですから、僕、もう泣いちゃいましたもんね。

そして、これが極め付け、恐らくこれを超えるカメオ出演は当分無いんじゃないかな。これは皆様、未だ記憶に新しいと思いますが、ロンドン・オリンピックの開会式です。厳かに式典が進む中、会場には映像が流れ出します。タキシード姿の精悍な男性が、バッキンガム宮殿に向うんですね。車を降りて来たのは、ダニエル・クレイグ、という007役の俳優さんであります。それを呆気に取られて見ているのは、次回開催国である、ブラジルの帽子をかぶった子供達という心憎い演出、向う先は、何とエリザベス女王の私室でありまして、オリンピック開会式のエスコート役、という訳です。ヘリに同乗し、共にパラシュートで会場に舞い降りる、という演出でして、一拍の間を置いて、女王は貴賓席に現れるんですね。勿論老齢の女王ですから、飛び降りたのはスタントマンですけれど、英国王室が全面協力し、007役の本物の役者さんも使い、監督さんはアカデミーも制したイングランドきっての売れっ子、ダニー・ボイルですもんね、これには参りました。将に、現実が映画を超えたと言いますか「女王陛下の007」という作品がありましたけれど、その題名通りで、いや、これには敬服、感服致しました。

何だか今日はえらくマニアックな感がありますけれど、映画や催し物において、カメオ出演は隠し玉と言いますか、楽しみの1つですし、来年の当院のカルチャーフェスティバルや創立記念日では、職員の皆さんには内緒で、何か企画しようかな!?では、今日は時間が大変切迫しておりまして、これにて失礼致しますm(__)m。
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