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A HARD RAIN’S A-GONNA FALL

いやあ、昨日の拙ブログに書いたばかりの川崎選手、やりましたね!オリオールズ戦に先発出場、3安打3打点に逆転サヨナラタイムリー、本当におめでとうございます!僕、ヒーローインタビューも見ましたけれど、片言の英語がたどたどしくも好感が持て、何だか小さな手帳を取り出して、それを読みながらコメントする姿がとても初々しく、ファンからはスタンディング・オベーションの大喝采、そしてチームメイトからもパイや飲み物を浴びせられるという、手荒い祝福を受けていました。又、打った相手は昨年度のセーブ王、ジム・ジョンソンですから、益々評価が上がったと思います。そして、大変嬉しかったのは、その微笑ましいヒーロー・インタビューが、全米で放送され大絶賛された由でして、僕、何だか自分の事の様に嬉しいです!チェスト!川崎!本当におめでとう!

さて、ここ大分はもう梅雨入りしたのかな、昨日から雨模様でして、何だか憂鬱なんです。五月雨や 大河を前に 家二軒、これは蕪村、落書きの 顔の大きく 梅雨の塀、これは虚子でしたか。長雨や 洗濯物が 薫りけり、これは今さっき僕が捻りだしたんですが、いや~、リアルとは思いますが何だか汚ないですし、やっぱり俳人になるのはとても無理ですね。僕、すぐ出来るんですが、駄句ばかりです。

閑話休題、この梅雨、豊葦原瑞穂の国の住民である僕達にとっては必要不可欠なんですね。田植えを済ませた後に梅雨が来る訳ですけれど、このミネラル分をたっぷり含んだ雨が、稲の発育に多大な影響を及ぼし、秋に栄養たっぷりの美味しい新米が食べられるんですね。梅雨とは一種の雨季ですけれど、これが中近東ですと、通称モンスーンと呼ばれまして、アラビア海に、雨雲と共に季節風が流れるんです。今の時期から秋にかけては南西、秋から春にかけては北東の強い風が流れるんですね。古の民は本当に利口でありまして、この季節風を利用し、貿易を盛んに行っていたと言います。

このアラビアを中心とした航路は、海のシルクロード、と呼ばれていまして、紀元前から通商が行われており、エジプトのカイロの遺跡から中国製の陶磁器の破片が大量に発見、その数は1万を優に超えるそうです。地中海の海底の沈船からはアンフォラと呼ばれたギリシャ製の陶器が見つかり、トルコにキプロスにロードス島と、あらゆる場所から製造場所の異なる様々な品が発見されたんですね。旧約聖書に現れるのは、現在のイエメン近くに君臨していた、シバの女王でありまして、ありとあらゆる産物--金銀宝石に白檀に香料等々--を交易し、莫大な利益を得たそうです。一つ目の怪物サイクロプス、巨鳥ロック、ドラゴン、骸骨戦士らが所狭しと暴れ回る大活劇の主人公、シンドバッドが、シェヘラザードの「アラビアン・ナイト」に現れるのは大体9世紀頃なんですね。マルコ・ポーロが「東方見聞録」に書いた大冒険をしたのが13世紀、先に挙げたシバの女王の時代から考えるに、営々1000年の時を超えて、この航路を人々が渡り続けて来た計算になります。いや、気が遠くなりませんか!?

この古の海の道、僕達にも大変関連がありまして、シルクロード最果ての地、それは黄金の国ジパングですから、万里の波頭を超えて、アジアのみならず、アフリカや中近東、そして西洋の文物が大量に運ばれたのです。その象徴が奈良にある世界遺産、正倉院ですよね。8世紀頃建てられた正倉院には、約9000点の宝物があるんですね。天皇皇后両陛下が使われた純白のベッドにシーツ。純銀の球形の香炉。東南アジア製の鼈甲、ミャンマー産の琥珀、ラピスラズリはアフガン、そしてイラン製のトルコ石をあしらった鏡。鳥の羽毛と金箔で飾られた屏風。敷物はカシミア。インドネシア産の香木。そして多種多様な文書群。仮面に楽器に絵画にガラス器、陶磁器に刀剣に漆に仏像、当時の技術力と芸術の粋を集めたと言っても過言では無く、この莫大な数の宝物も、モンスーンが無ければ日本に来なかった筈でして、人間と気候とは、切っても切れない大事な関係と謂う事を痛感致します。

昨今の自民党、マスコミ、そして東電の連中は、やたらと原発を再稼働しようとしてやっきになってますよね。地盤の弱い地に、災害に脆い原発を建ててどうするの!?モンスーンならぬ大型台風が来ても、福島の原発は大丈夫なんでしょうか!?また、東北の悲劇、いや人災と呼んだ方が適切かな、それを繰り返すなんて、只の阿呆でありまして、少しは、天候をじっくりと観察し、季節風を利用し、星座を見ながら己の位置を把握し、脆弱だったであろう船を操り、ペルシャ湾にインド洋、マラッカ海峡にシナ海までを航海した、古代の民の叡智を学んだらどうでしょうか!?あ~、腹が立ちますよね!

うちの犬 雨の中でも 駆け回る、また駄句が出来ちゃいましたが、この時期は風邪を引き易いもの、皆様、体調管理にはどうかお気を付け下さい。それでは又明日お会いしましょう!!  
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