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SAUCE BE’CHAMEL

おはようございます。さて、今日は終日に渡り、採用面接なんです。朝から大変時間に追われておりまして、今日の拙ブログは少々短めかもしれませんが、バンバン飛ばして参ります!でもね、こういう忙しない時に限って、内線がやたらと鳴ったり、急ぎの社内メールや外線が入るのは何故なんですかね!?例えは少し違うかもしれませんが、試験前に、机の上を掃除したくなったり、本を読み耽ったりしませんか!?一種の逃避願望なんですかね、今度うちの心理士か先生方に聞いてみようっと。

何を書こうかな、とつおいつ考えていたのですが、昨日のお昼のおかずに食べたのは鱈でして、今日はそのお話と参りましょうか。癖が無く淡泊な白身魚ですから、日本ですとやはりちり鍋や京料理の芋棒、スペインはバスク地方のバカラオ、イングランドのフィッシュ&チップス、ここら辺を思い出しますよね。

この鱈、世界中を見渡しても、漁獲量ナンバー・ワンでありまして、人類の胃袋を満たし続けた重要な魚なんですね。実はこの鱈、特に欧州の歴史に関しては、多大な影響を及ぼしているんです。ロシアという国があれ程大きくなったのは、テンやイタチやラッコの毛皮が高く売れるものですから、その獲物を奥地の果てまで追い続け、結果として領土が広くなった事が所以ですよね。それはユーラシア大陸に関してのお話ですけれど、北欧のヴァイキング達は、鱈を求め広大な大西洋へ漕ぎ出しました。その結果、アイスランドやグリーンランド、スカンジナビア半島、そしてコロンブスより先に、アメリカ大陸まで発見するんですね。緑が無いのにグリーンランド、これ如何に、何だか下手な落語ですけれど、この最果ての極寒の地では、鱈は貴重な食糧品でした。

欧米の人達は勿論肉食ですよね。ところが、中世から近世にかけて、肉類は貴重かつ高価だったのは間違いありません。人口の大半を占める農夫達は、脂身の付いた小さな肉片の入ったスープが摂れれば良い方でして、そうなりますと、比較的安価な鱈は、貴重な蛋白源な訳です。大西洋の好漁場を巡り、ハンザ同盟--ドイツや北欧諸国にロシア--とイングランドとイタリア連合の対立は長く長く続きました。近年でも、1970年代に3度に渡り、ケルト人の末裔であるアイスランドと、アングロサクソンのイングランドが、紛争を起こしたんですね。通称、鱈戦争と呼ばれていますが、この紛争により、200海里はその国の漁場、という概念が定まったんです。こういう紛争には珍しく、道理が通りまして、強者であるイングランドが完敗したんですね。

僕の知り合いでポルトガルに行かれた方がいまして、随分前にお話を伺った事があるんですが、彼の地では、とにかく矢鱈と鱈を食べるとか、あ、駄洒落になりましたね、スイマセン…。朝昼晩と鱈や鰯ばかりだそうで、旅の終わりには、見るのも嫌になったそうなんです。実は大西洋で獲れたこれらの鱈、そのままアメリカ大陸まで運び、そこで塩漬けにしまして、カリブ海の島々に持って行くんですね。サトウキビ畑で働く、黒人奴隷達の食糧になった訳なんです。ですから、中南米諸国のお袋の味は、鱈料理だそうですよ。イングランドの国民食であり、あのジョン・レノンもこよなく愛したというフィッシュ&チップス、これの原材料も鱈ですよね。フランスにおいては、カチンカチンに干した塩漬けの鱈を美味しく食べる為に、ペシャメルという有名なホワイト・ソースが生まれました。

一つ郷土自慢をさせて頂きますと、大分は天領日田に、「たらおさ」というこの地域だけで食べられる料理があります。この日田、天領になったぐらいですから、名水があり米も良し、蕎麦に日本酒に川魚も大変美味しく、少々暑いのを除けば、素晴らしい土地なんですが、内陸部ですから、海の幸が無いんですね。そこで工夫して生み出されたのが「たらおさ」でありまして、干した鱈の胃やエラの部分を、水に2日間漬けます。塩を抜いて戻してから、タケノコやゴボウ、お酒や醤油と煮込み、甘辛く仕上げるんですね。母が存命中に二人で食べたのですが、固い様で粘り気もあり、不思議な食感なんですが、まあこれが辛口の日本酒に合うんですよ~。何だか飲みたくなるなあ。

さて、いよいよ時間が迫って来ました。今日のお昼休みは、久し振りにマックでも行きまして、鱈の親戚である、フィレ・オ・フィッシュでも食べましょうかね!?では、これから採用面接に行って来ます!!
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