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古寺巡礼

おはようございます。さて、昨日は、当院にて、第7回カルチャーフェスティバルが開催されました。前日までは冷たい雨でして、お天気が非常に気になったんですが、日曜日は何とか晴れまして、ホッとしましたねえ。凄まじい強風と寒さの中、ご来場頂いた皆様方には、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また、源流はさま太鼓様、スウィング・ジャズ・オーケストラ様、タイムス・ダンス・スタジオ様、演歌歌手の那珂川仁美様、クール様、大変素敵なステージでのパフォーマンス、本当にありがたく思っております。そして、下郡地区自治会の皆様、大分東明高校・大分リハビリテーション専門学校・藤華医療技術専門学校の学生さん方、多大なご協力の程、ありがたい限りです。そして地域の皆様方、患者様、職員一同、心より感謝しております。繰り返しになりますが、重ね重ね本当にありがとうございました!

どうやら昨日は、400人超のお客様がお見えになられた様です。出店では、ポップコーンや焼きそば、鳥めしやカレーが大変好評だった由、嬉しい限りでした。僕、驚いたんですが、7~8人いらっしゃったのかな、外国の方、どうもイタリア系の人達もお見えでした。余程話しかけようかと思いましたが、どうも英語らしく無かったので、遠慮しちゃいました。後から聞きましたら、神父様で日本語ペラペラだった由、それなら話をすれば良かったです。後悔先に立たずを地で行ってしまいましたね。しかし、長く続けていれば良い事もあるもの、何だか当院もドメスティックでは無く、インターナショナルに少しだけですが近付いた気がしますし、今回の模様は大分ケーブルTVでも放送される様です。もしご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご覧下さいませ。

閑話休題、拙ブログを始めて2年半となりました。月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也、この連載も今日で何と500回目を数えまして、よくまあここまで続いたもんです。森羅万象というと大袈裟ですが、僕の関心のある事を、思うがままに書き綴って来ましたけれど、一応内容だけには配慮しまして、同じ話題は極力触れない様、細心の注意を払って来た心算です。偶にはリクエスト大会と言いますか、読者の皆様から、「こんな話が聞きたい」等々、リアクションがあると良いのですけれど、僕の筆力未だし、という訳でしょう、そういった質問がありませんねえ。従って、趣味の話に暴走してしまうのですが、さて、今日は記念すべき500回ですから、何の話にしましょうか、未だ迷っています…。

500、五百、うーん、500…。フェラーリやフィアットに500を銘打ったシリーズがありましたよね…。500系は新幹線。プロ野球で500本塁打を記録したのは確か8人だけ…。あ、思い付きました!乏しい素養をふり絞りまして、頭に浮かんだのはやはり五百羅漢でしょうか。この五百羅漢、お釈迦様に従った五百人の高弟の事なんですが、有名なのは東京の目黒にある羅漢寺、でも僕にはやはり、地元大分は耶馬渓にあるお寺の方が馴染み深いですね。この耶馬渓、青の洞門の逸話を、文豪菊池寛が小説化した事で有名ですけれど、中津にあります羅漢像は、まあ様々な表情がありまして、見ていると時の経つのを忘れてしまいます。

仏像好きな有名人と云えばみうらじゅんさん、サブ・カルチャーの雄ですよね。僕も仏像を鑑賞するのは勿論嫌いではありません。京都の三十三間堂、醍醐寺の不動明王、四天王に毘沙門天に帝釈天、弁天様に僕の大好きな女神様である吉祥天、奈良や京都を筆頭に、哲学者和辻哲郎先生の不朽の名著「古寺巡礼」じゃありませんが、古都に行けば神社仏閣を訪れるのは大きな楽しみの1つです。この歳で何故昔から仏像に興味があるかと申しますと、それは、ティーン・エイジャーの頃、1人の写真家を知った事に尽きます。僕、日本のカメラマンではピカイチと思い、尊敬しているのが、故土門拳さんなんです。

土門さんは山形の産、幼い頃は考古学者を目指し土器を掘ったり、絵を描いたり、政治活動に従事したり、三味線に夢中になったり、書家でもあり、素晴らしい文章を綴るエッセイを多く書き、様々なフィールドで活躍していました。恐らく、ご自身のあり余る情熱のはけ口と言いますか、熱中出来るものをずっと探されていたのでしょう。ひょんなきっかけから、写真と巡り合い、それが生涯の仕事になる訳です。

僕、カメラマンの写真集というか、全集を所有しているのは土門さんだけでして、その魅力は、何と言ってもそのリアリズムに尽きます。土門さんと云えば、仏像と人物の写真が有名ですけれど、対象物を撮る際、まず入手出来る全ての文献を丹念に読み込むんですね。撮影場所にも何度も訪れ、その対象を自分なりに消化しないと撮影しなかったと言います。仏像を撮影する際には、寺社側に頼み込み、月明かりの自然光にこだわり、何週間も徹夜の連続です。そして、これまた僕の敬愛して止まない、将棋界の天才児であり「将棋の鬼」と謳われた、升田幸三名人を撮影した際の事です。土門さんは、数日間、飲まず食わず眠らずで升田名人に密着し、撮り続けます。まだ若いお弟子さんが、「土門先生、未だ何を撮るんですか」と聞いたところ「名人に将棋の鬼が降りるのを待っている」と答えた由でして、その写真は確かに鬼気迫るものがありました。その猛烈な仕事ぶりが仇となり、2度の脳溢血が土門さんを襲います。土門さんも、「写真の鬼」と呼ばれた男ですから、そんな事ではめげる筈もありません。1年間の意識不明後、右半身不随となりますが、懸命なリハビリで驚異的な回復をみせ、車椅子に乗りながら、左手一本でシャッターを押すんですから、いや、もう言葉がありません。才気走った小器用なタイプのカメラマンでは決して無かったと思いますが、それだけの気迫と情熱のこもった写真が、人の胸を打たない筈がありません。恐らく、全国何処の図書館にも、土門さんの写真集はあるかと思います、是非ご一読を。

いやあ、500回と云う事もあり、ついつい熱が入りました。前略 土門さん、今日の拙ブログは如何でしたか、って、これは水島先生の漫画、「ドカベン」を読んでいなければ分かりませんよね。詰まらないギャグで申し訳ありません。では、僕の気力が続く限り、次の500回を目指して頑張ります!引き続き拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い致します!!
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コメント

9coeur6のタカです。
昨日は大変お世話になりました!
病院関係者、スタッフの皆様、また見てくれてた皆様のおかげで私達自身も楽しむ事が出来ました。
また機会がありましたら、宜しくお願いします。

No title

タカさん、コメントありがとうございますm(__)m。

サッカー・ボールのパフォーマンス、凄かったですね!!

うちの職員や患者様、勿論お客様も息を呑んで見ていました。

本当にありがとうございましたm(__)m。

是非又機会がありましたら、職員一同お待ちしています!
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