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2045年 宇宙の旅

しかし、北朝鮮のミサイルの挑発、いい加減にしなさい!♪ やるぞやるぞと 撃つふりばかり 挙句の果ては 四面楚歌 ♪、思わず自作の下手な都々逸が出来ちゃいましたが、僕、これ、国内の不安を外に向けてるだけだと思うんですよ。共産主義批判本のバイブルとも言うべき、ジョージ・オーウェルの「動物農場」を紐解く必要は無く、かっての独裁者が追い詰められた際、国民の目を逸らす為に、国外に仮想敵を作る、これ、常套手段であります。彼の国の状況、長年の食糧不足や、ちっとも上手く行かない経済面は言わずもがな、政権内でも深刻な対立があると言うじゃないですか。もう張り子の虎、江戸期の川柳じゃありませんが、売り家と 唐様で書く 三代目、そのままと思いますよ。因みにこの句、初代で富を築き、二代目は何とか維持するも、三代目は生業を疎かにして家を売りに出し、道楽に耽ったものですから、売り家の札の字体だけは、中国風の洒落た書き方だった、という訳ですね。

♬ 春とは名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず ♬、これ、大正時代の唱歌、早春賦の冒頭の歌詞ですけれど、文語や漢文が重視されていた頃に創られた文って、やはり格調高いですよね。僕、嫌いじゃありません。それにしても、この歌詞の通りでありまして、朝晩は随分冷えますよね。当院でも風邪が流行っている気配もあり、皆様も体調管理には充分お気を付け下さい。

お隣の中国では鳥インフルエンザが猖獗を極め、感染者が38名、お亡くなりになった方が10名ですか。中々有効な対策が打てない様で、日本に上陸しない事を切に願っています。でも、人類の歴史って、ある面、様々な伝染病やウィルスとの戦いだったんですよね。ペストにコレラにチフスに結核に梅毒、所謂パンデミック--大流行の意味です--による未曾有の犠牲者を出しながら、人類は生き伸びて来た訳です。数の上では優位を誇ったインディアン達が、アングロサクソンの鬼畜どもに敗れたのも、天然痘の大流行だったと言われて久しいですし、我が国でも、弥生時代の人骨から結核と思われる症例が発見されています。古代エジプト文明ですから、紀元前3000年前ですか、その頃の記録にインフルエンザらしき、流行り病の記載があるそうですよ。

近年、最も犠牲者が多かった、と言えばやはり、1918年のスペイン風邪でしょうか。死者は5000万人、全世界で6億人の感染者を出した、というんですから、見当も付きません。時は恰も第一次世界大戦の折でして、そのお陰で戦争終結が早まった、という逸話が残っているぐらいです。

僕、人間の叡智に感服する事頻りなんですが、このスペイン風邪については、完全に撲滅出来たとされています。1918年の大流行から、70年の時を経た1997年、アラスカの永久凍土に当時の犠牲者が埋葬されていたんですね。その遺体をDNA解析、スペイン風邪の病源菌の正体を突き止めた、という訳です。2008年には日本人医師達のグループがその病源菌の鍵となる遺伝子を解明したんですね。人類の不屈の闘志、そして病気を治癒しよう、という医療人達の心意気、誠にあっぱれ、涙溢れる思いです。

閑話休題、その素晴らしい人類ですが、もしかしてもしかすると、2045年、最大の転機が訪れるかもしれません。レイ・カーツワイルさん、というアメリカの実業家兼発明家兼コンピュータの専門家がいらっしゃいます。シンセサイザーや文章読み上げマシーン等で特許を取った大富豪、「発明家の殿堂」入りも果たしたんですね。人間とコンピュータがチェスで対局した際の事です。カーツワイルさんは、殆ど誤差無く、コンピュータの勝利時間を予告、見事的中した事で、その名声は愈々高まりました。この人の持論が、「2045年にはコンピュータの能力が、全人類の知能を上回る」なんですよ。何だか恐ろしいですが、訴訟大国アメリカでは、裁判は日常茶飯事です。重要な裁判になりますと、資料が100万件近くなる事もある由、コンピュータがそれを全て下読み、瞬時のうちに1000件にまで絞り、人間の負担を減らしているそうなんですね。

余り騒がれていませんが、「電王戦」と銘打ち、プロの棋士5人VS5つのコンピュータ将棋ソフトの対局が始まっているんですね。現在は第3局まで進みまして、人間側の1勝2敗、どうやら負け越しが濃厚な気配でして、暗雲が立ち込めている状況です。谷川先生や羽生先生といった超一流クラスは出場していませんけれど、若手や中堅クラスは激破された訳で、最早コンピュータ将棋は、プロの域にある事は間違いありません。そして、プロも驚愕したそうですが、従来ではあり得ない様な攻め筋をコンピュータ側が連発したそうでして、僕、人口知能、という言葉を思い浮かべました。もうねえ、楳図かずお先生の傑作漫画「わたしは真悟」の世界ですよ!?

スタンリー・キューブリック監督の映画史に残る大傑作、「2001年 宇宙の旅」では、人口知能を持ったスーパー・コンピュータが、無能な人間を殺害するシークエンスが衝撃的でしたけれど、人が上手く活用すれば、インフルエンザウィルスのパンデミックなんて、簡単に駆除出来る筈です。しかしなあ、2045年ぐらいになると、人類とコンピュータが共存する世界になるんでしょうか、何だか漠然とした不安を覚えますよね…。アーサー・C・クラーク、イングランド出身の20世紀を代表する偉大なSF作家ですけれど、先の映画は彼が原作なんですね。その続編が「2061年 宇宙の旅」でありまして、2045年と近いですよね…。くわばらくわばら…。

さて、僕、週末は私用で大阪に行く予定でありまして、日曜夜にはこちらに戻って参ります。次週は大阪の楽しい土産話でも出来れば、と思っております。それでは皆様、暫しのお別れ、楽しい週末をお過ごし下さいませ。
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