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† 鬼丸国綱 †

おはようございますm(_)m。皆様、今日の日曜日は如何お過ごしでしょうか!?ここ大分は、寒風が吹き荒れておりまして、ちょいと外に出るだけで、髪の毛はパリパリ、目ん玉真っ赤っか、という感じです。うすべにに 葉はいちはやく 萌えいでて 咲かんとすなり 山さくらの花、確か牧水でしたか、美しくもビビッドな句ですけれど、今日の強風では、全て散ってしまいそうですね。明日は、当院の創立記念日でありまして、57周年になるのかな、式典も厳かに執り行われまして、僕、職員の皆様の前で挨拶をしなくてはならず、急遽今日の更新になった次第です。

今日は、テレビニュースを付けながら、割とのんびりと拙ブログを更新しているんですが、本当に苛立ちが収まりません。と言いますのは、地上波と衛星系のニュース番組とは、全く内容が異なるからです。地上波では、松井選手の国民栄誉賞や、歌舞伎座のリニューアル等々、そういった話題を延々やっていました。一方、衛星放送--BBCにCNNにZDFって、イングランドにアメリカにドイツです。--では「北朝鮮が、各国の大使館に本国への退去勧告」を特集していました。どちらの視聴率が良いかなんて、赤子が考えても分かりますよね。どちらのニュースを知っておくべきでしょうか!?僕、歌舞伎に他意はありませんけれど、芸能を否定はしませんが、戦争の可能性を秘めたニュースを知りたいです。それも、人目に触れにくい衛星放送で流すなんて、天下のNHKさん、どうかしてますよ。ついこの間も、堀さん、という若い男性アナウンサーが、NHKの原発報道を批判したら、何時の間にやら退職に追い込まれましたもんね。批判精神、不偏不党の精神が無くて、何の報道が出来ると言うんでしょう。政府の餌を貰う犬じゃないですか。真実を報道すべきですし、未だに原発事故が収束していないのは周知の事実でしょ。嗚呼、国営放送の権威は地に落ちたり、諸外国の情報を重視せざるを得ず、これ将に亡国の兆なり、我、暗澹たる心持ちとなりて、口に含みしウヰスキーは只管に苦く、嘆息し只空を仰ぎ見るばかり也。もうねえ、怪しげな文語体になりますよ!?

愚痴はお仕舞いにしまして、今日は何を書こうかな~、と愚考していました。昨晩は眠る前に、SM小説の大家であります、故団鬼六先生のエッセイを読んでいたんですね。「一期は夢よ、ただ狂え」「ただ遊べ、帰らぬ道は誰も同じ」、何だか諸行無常の響きがありまして、共感する所が多くあるのですが、この先生、大変な多趣味としても知られています。SM好きなだけあって、女性が大好きなのは当然ですが、映画のプロデュースを多く手掛け、劇団も結成し、大変な好角家であり、落語家として高座を勤め、愛棋家として多くの若手将棋指しの面倒を見た粋人なんです。その団先生、日本刀のコレクターとしても知られていたんですが、今日はそのお話と参りましょう。

僕の母方の生家は、歴史だけは古いものですから、蔵がありまして、沢山の遺品が残されていました。その殆どは散逸してしまったのは痛恨の極みですが、僕が幼い頃ですから致し方ありません。その蔵の中には、茶器ですとか掛け軸やら、様々な物がありました。その中に、槍ですとか薙刀、脇差に日本刀があったんですね。

亡父は、妙な物を集めるのが大好きでして、以前の拙ブログでもご紹介しましたけれど、多くの鳥を飼い、ラジコン各種に組立式自動車にバイク、自慢の小さなヨットは台風で流されましたが、絵画に陶器に何故か狸の置物、何を集めたいんだか訳が分かりませんね~。その血は確かに引き継がれている様でして、僕、ロボットの小さな玩具には目がありませんし、書痴ですし、鉄道模型や、戦車に軍艦のプラモデルと聞くと耳をそばだててしまいます。閑話休題、その父の趣味の1つとして、日本刀や空気銃の収集がありました。銃の方は数丁あっただけですが、1年間365日、大根の味噌汁しか飲まないという徹底した男--単なる変人でしょうか!?--ですから、優に十振り以上の日本刀を収集していました。これは備前長船だ、村正だ、虎徹だ、と悦に入っていたのですが、僕が中学生の頃の或る日、古物商というか、日本刀の目利きの方がお見えになりました。その方は京都か何処かのご出身だったと記憶していますが、鋭い目つきで日本刀を見た後、気の毒そうに「先生、申し訳ありませんが、こりゃ全部偽物、贋作ですよ」ですって。早々にその方はお帰りになり、別の人にも鑑定を依頼したのですが、結局は二束三文でありまして、それから父は日本刀の収集を止めてしまいました…。

父は可哀想でしたが、世界各国の刀剣を見ても、日本刀って群を抜いて美しいんですよ。やや反った曲線、刀身は鈍色に光り、千年以上も前から、世界中で美術品として珍重されているんですね。所謂名刀、と呼ばれるものは多くありますけれど、その中でも天下五剣と呼ばれるものがあります。鬼丸国綱、大典太、童子切、数珠丸、三日月宗近、ご興味の無い方には最早呪文ですが、もう暫しお付き合い下さいませ。そのうち、上野の国立博物館で見る事が出来るのは、「童子切」と「三日月宗近」のみなんです。僕、三日月はこの目で見たんです!!刀文と呼ばれる刃の部分に微かに三日月の形が確認出来まして、いやあ、見とれてしまいました。この刀、平安時代に造られ、豊臣秀吉の正室、おねねさんの物だった由、非常な感銘を受けました。

日本刀の制作過程は大変な手間が掛かり、とても本ブログでは紹介しきれませんので、割愛しますね。そして、美術品としてで無く、実用の部分でも、世界最強の刀、と呼ばれているんです。かって、その強度を調べる実験を行われましたが、大口径の拳銃弾を、至近距離から何発打ち込んでも刃こぼれ1つしなかったとか。日本人のクラフトマンシップ、世界一の物作りの凄みを感じますよね。

僕、どうしても1度この目で見たい天下の名刀は、「鬼丸国綱」でして、北条家から歴代足利将軍家へ、織田信長公から秀吉、そして徳川家康へと渡り、明治天皇の所有となり、今なお皇室にある、という日本史とともにある、天下の名剣と言えましょう。僕、やんごとない家柄では全くありませんが、何とか努力して偉くなって、何時か見せて貰う、それを目標に頑張ります!

それでは皆様、折角の休日を、引き続きお楽しみ下さいませm(_)m。
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