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❀ 花盗人 ❀

おはようございます。何だか最近、嫌なニュースばかりで、ほとほと気が滅入ります。チーン、合掌、礼拝、お直り下さい、ギャーテーギャーテーハーラーギャーテー、夕べには白骨となれる身なり、なんちゃって。冒頭から不謹慎ですね、スイマセン…。国内では、沖縄の辺野古という美しい海に米軍基地が建てられそう--県民の方は皆反対しているそうですが、安部チャンは聞かないでしょう--ですし、今朝見ましたが、前回の衆院選は選挙区によっては、一票の格差で無効--違法というのは選挙前から分かってたじゃん--で大騒ぎ、どの案件も出来レース、単なる茶番劇でありまして、へそが茶を沸かすぜ、てなもんです。国の外では、韓国は対馬に暴挙を繰り返し、ロシアは自国から亡命した沢山の有力者を暗殺しまくるし、アメリカは相も変わらず日本を奴隷か家畜扱い、中国や北○○は挑発ばっかり、もう日本国そのものを、コイツらから離れた場所に引っ越ししたいぐらいです。誰にも言わず、こっそり夜逃げなんて出来ないかなあ。

苛々して仕方が無いんで、適当にCDをターンテーブルに乗せてかけてみましたら、偶々角松敏生でした。この角松さん、何と言えば良いのかな、まあ、アーバンなシティ・ポップス、バブリーでお洒落風ですから、一時期はそこそこ女性に人気があったと思います。皆さん、その聞き易い音に騙されてると思うんですが、歌詞は滅茶苦茶なんですよ。♪ さよならは出会いの言葉 だからもう泣かないで 君は素敵さ ♪、♪ 灼けた夏の風に任せ 今だけの ラブ・ユー ♪、♪ このままいたら この思いさえ嘘になる それほど君を愛していた 何も出来ずに グッバイ・ガール ♪、書いてて疲れますが、鬼畜と言いますか、季節労働者ならぬ季節恋愛者、女性はポイ捨てじゃないですか!?またこの酷い歌詞を、クオリティの高い演奏で唄うもんですから、僕は爆笑必至なんですが、皆さんはご存じないのかなあ。ガール・イン・ザ・ボックスというタイトルの曲がありまして、どうも箱入り娘って事らしいんですが、彼女に厳しい門限がある、でも深夜までずっと一緒にいたいんで何とかしてくれ~、という歌詞なんですが、オイオイ、何ちゅう歌なんだ…。何かこういう人って、僕の回りにも居る様な気がしないでもありませんが…。読者の方も読まれていてさぞお疲れでしょう、僕も珈琲入れて一息入れようっと。

閑話休題、CDはとっととジョン・レノンに変えまして、さて何を書こうか、珈琲を飲みながら考えていたんですが、やはりこの時節柄と言いますか、花見について少々触れようかと思います。

僕、結構様々な場所で桜を見ました。京は吉野に鴨川に鞍馬寺、大阪の造幣局の通り抜け、鈍行列車の車窓から見た名も無いしだれ桜、都内は上野の森の天台宗寛永寺、国立博物館の夜桜。そして大分の湾岸道路、別大国道沿いの高崎山の山桜、そうそう、当院の近隣にも多く咲いているんです。段々暖かくなって来ましたし、自転車通勤の際、桜を愛でながらポタリングと洒落てみたりして、日本人に生まれた幸せをしみじみと感じます。海外で印象に残っているのは、香港のペニンシュラホテルだったかな、あちらでは桜は滅多にお目にかかれませんが、人力車を降りてチェックイン、天井が果てしなく高く、だだっ広いロビーに、飾られた八重桜が満開でありまして、何だか千利休の趣、異国でありながら、その空間だけが日本を感じさせ、気分はもうエトランジェでありデラシネ、漂泊の旅人、スナフキンであります。僕が数年在住した豪州、首都シドニーから車で5時間--僕は無免許かつ飲酒運転、もう時効ですよね、許されて~--、わざわざ日本から来てくれた親友2人と行きましたのは、カウラ、という片田舎でした。このカウラ、南半球最大の日本庭園があるんですよ。その名もサクラ・マツリと銘打ちまして、2000本を超す桜を愛でる事が出来るんですね。茶道を慣れない手つきで楽しむ白人がおり、柔道や相撲のデモンストレーションがあり、全く似合わない浴衣を着て闊歩する大きな女性がいて、茶室まであるなかなかどうして立派な枯山水があり、琴に三味線に小太鼓の音色も流れ、豪州の乾いた空気の中、南半球ですから季節は真逆、秋に桜を見るなんて、何だかとても不思議な感覚に陥りました。そうそう、台湾の方々の親日家ぶりにはこちらが面映ゆくなりますし、震災の際の大変巨額な義援金の事もあり、ただただ感謝ですが、どうもこの時期になりますと、日本までのフライトは常に満席だとか。日本の桜を見る為だそうで、ホテルはどこも満室の由、本当にありがたいですよね。花見の折に、もし台湾の方がいらっしゃったら、一緒にバーベキューでもお誘いしたいぐらいです。僕、一度行ってみたいのは、アメリカの首都ワシントンにあるポトマック河の入江、タイダルベイスンという地でして、明治時代に日本から植樹され、その数なんと6000本、ちょうど来月早々に、例年行われている大規模な桜祭りがあるんですね。全世界から多くのお客さんが集まり、パレードが行われ、満開の桜は目が覚める程美しいそうで、今月末の理事会が無事終わりましたら、思い切って太平洋を渡っちゃおうかな!?

日本で花見が始まったのは嵯峨天皇の宴、と言いますから奈良時代ですか。「源氏物語」「古今和歌集」「徒然草」にも桜に関する記述がありますから、古来より日本人が桜を愛していた事が分かります。時代が下がって、太閤殿下の醍醐の花見は、諸大名が仮装をし、贅を尽し、1500人が集まったというんですから、タイムマシンがあれば、是非参加したいところです。どうも最近は、バーベキューはともかく、カラオケや花火まで使う方々もおり、わびさびとは程遠い感がありますし、ハレとケは日本人の嗜みですよね。花見と言えばハレではありますけれど、ルールは守らなくちゃ。芸能に目を向けますと、落語の「長屋の花見」「頭山」「花見酒」、小説では梶井基次郎に坂口安吾に井上靖といったビッグ・ネームが桜に材を取っていますし、能では「西行桜」でしょうか。桜の樹の下には屍体が埋まっている、なんてフレーズ、中々出来るものではありませんよね。

僕の曽祖父であり、この病院の創立者の蜷木稔先生、こよなく女性を好んだお方でして、昔の写真が一葉あるんです。これがまあ、満開の桜の下、大変多くの芸者衆を集めまして、花見酒といった按配、ひい爺さんは目を細めて破顔一笑、ははあ、えびす顔とはこの事を言うんだなあ、と子孫の僕は、何だか微笑ましく感じました。ついでに亡父も大変女性を愛したご仁でして、昔の写真を見ますと、ひい爺さんと全く同じ事をやっておりまして、これまた満面の笑み、さぞお酒が美味しかった事でしょう。文豪永井荷風の詠んだ句、葉桜や 人に知られぬ 昼遊び、何とも艶っぽいですが、その風情そのままの写真ではありました。それにしても、僕、劣勢遺伝なのか、その面では不調法、ご先祖様の足元にも及びません。

僕、少々不安に思っているんですが、当院の花見は来週末でして、どうやら天気も余り良くない感じ、今日の時点で満開ですから、全部散ってしまってるんじゃないかしら。同じく荷風先生の、傘ささぬ 人の行き来や 春の雨、そうならない事を切に願っています。読者の皆さんはそろそろお花見に行かれる事でしょう、いいないいな~。もうお昼ですし、せめて昼休みぐらいは桜を愛でに、自転車に跨りまして、ちょいと行って来ます!
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