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蜷木従五位下備前守公盛

今朝、読売新聞を見ていて驚いたんですが、「光宙」「輝宙」と書いて、ピカチュウと読ませる名前の子供が居るとか。う~んう~ん、そりゃまあ、夫々の親御さんの自由とは思いますが、どうなんでしょうね~。僕、気になりまして、ネットで珍名を調べてみましたら、まああるわあるわ、十兵と書いてくりすとふぁー君、守蛇跡ですたーとちゃん、自由でふりー君、何だか頭がくらくらしました。これだけじゃないんですよ。はれるや君にらぶりーちゃん、ろさりおちゃんにせぶん君、ご両親の思い入れはあるんでしょうが、どうなんでしょうか!?学校でいじめられたりしないのかな!?僕なら決して付けませんし、正直どうかと思いますねえ。昔、悪魔という名を付けようとして、珍騒動がありましたけれど、どうせやるなら、もっとどでかい名前にすれば良いのに。初代地球皇帝君とか、宇宙ハーレム総統君とか、銀河系総裁君とか、世を忍ぶ仮の姿ちゃんとか、って最後は聖飢魔Ⅱのデーモン小暮閣下ですね。

名は体を表す、姓や名って、僕、とても大事な事だと思うんです。僕の母方の家は、宇佐でありまして、蜷木という村の長でした。宇佐神宮の神官を代々務めていたんですが、40代続く先祖を遡りますと、皆さん、名前に「公」が付くんですね。推測ですが、恐らく、公、おおやけの為に尽くせ、という意味だったのではないでしょうか。公守、公盛、公利、公忠、公世、公善、公清…。神職として、宇佐神宮に長年奉公を続けた故か、官位を貰ったご先祖様も多いようでして、墓石には、備前守とか越前守とか彫られてますもんね。子孫たる僕は足元にも及ばず忸怩たる思い、墓参する毎に身が引き締まります。さて、その教えは引き継がれていた様で、僕の高祖父、ひいひい爺さんは、蜷木村の村長さんでありまして、宇佐の地に、養蚕業に道路敷設、畜産に新田開発、灌漑用水に駐在所誘致に役場新設、県会議員議長に宇佐郡農業会長、そして女学校の生花教授でもあり、歌人や俳人としても大活躍、和間という地に小学校を設立、今もその地に碑が残っています。僕が尊敬し誇りに思う高祖父なんですね。とんだご先祖様自慢になりまして大変恐縮です。

閑話休題、僕、最近の日本って、官僚がする事が無いものですから、改名や改悪が多すぎる様に思うんですよ!市町村合併の是非は兎も角、廃案にはなりましたが、中央アルプス市、南セントレア市って、何じゃこりゃ!?思わず松田優作になっちゃいましたね、スイマセン。さて、このセントレア、セントラルとエアー(空港が近いからだそうです)を掛け合わせた造語の由、もう呆れて物が言えませんよね。この地、知多町と美浜町が合併予定だった由で、どちらも良い名前じゃないですか。訳の分からない造語を使う必要なんて、さらさらありませんよ。

もう1つ書いておきますと、国民の祝日に関する事も、改悪の連続ですよね。僕の誕生日は11月23日、勤労感謝の日でありまして、何歳になっても祝日生まれなんですね。でも、勤労感謝の日って言っても何のこっちゃ、でありまして、この日は元々は新嘗祭、と呼ばれる儀式の日だったんですよ。新嘗祭とは、天皇陛下がその1年の五穀豊饒に祈りを奉げる神事でして、飛鳥時代ですから西暦600年前後から、1400年以上、連綿と続く儀式なんですね。陛下ゆかりの伊勢神宮には勅使が遣わされるんです。文化の日は明治天皇の誕生日、明治節ですし、かってのみどりの日は、昭和天皇の誕生日ですよね。妙な名前を付けるな!と声を大にして言いたいですよ。怒るでしかし、ってこれでは横山やすし師匠ですね。

苗字に関してもそうです。自らの所有する土地、それを本貫と呼びますが、その地名を付けた苗字が殆どなんですね。よって、僕のご先祖様は、その本貫である、蜷木姓を名乗っている訳です。昔からある姓は、皆夫々、ルーツが分かる様になってたんですね。例えば公家さんの姓ですけれど、一条さん三条さんなどは、ご自分の家の通りをそのまま付けたものです。綾小路とか武者小路は、小道、即ち小さい道の名をそのまま使っています。良くある姓の阿部さんや阿川さんなども、元々は貴族の姓と言われています。阿は屈曲した、という意味の漢字ですから、少し曲がった場所の集落や川の畔に住んでいた、という事でしょう。邊、が付く姓は、畔や端っこ、という意味ですから、その街の外れに住んでらっしゃったのではないでしょうか。例えば伊集院さんは鹿児島しか見られない姓と言われていますし、その地方でしか見られない姓も多いですもんね。大分ですと、首藤さんや阿南さんはとっても多いです。

話は飛びますけれど、僕の枕頭の書であり、愛読書に、プロ野球選手名鑑があります。日本人の姓は世界一多いと言いますけれど、この本、野球だけでも興趣が尽きないのに、選手の名前を見ているだけで飽きないんですね。例えば、新人王や盗塁王も獲得した韋駄天、広島カープの内野手、梵選手です。そよぎ、と読むんですが、珍名ですよね。ご本人は浄土真宗のお寺の息子さんでして、梵は仏教用語、梵語ですもんね。日本ハムファイターズの大引内野手、キャプテンシー溢れる好守の名内野手ですが、おおびき、と読みます。これまた変わった姓だなあ、と思い、調べてみましたら、何と2000年続いているという大阪の神社の息子さんでした。そうそう、カープは割と珍名選手の宝庫でして、千代丸選手に迫丸選手、そしてご先祖は姫路城で日本刀の鞘を作る名工だったという、鞘師選手なんて居ましたねえ。我が愛する阪神の珍名選手と言えば、地元大分は日田出身、源五郎丸投手でしょうか。大いに期待されて入団、将来を嘱望されましたが、首脳陣の無理解による大怪我で、大成しなかったのは残念でしたが…。

今日から、選抜高校野球が甲子園で開幕、大阪桐蔭高が史上初の三連覇なるか、とても楽しみですけれど、古くからのファンの方はご存じじゃないかなあ!?西大立目、にしおおたちめ、と読むんですが、珍名の審判の方がいらっしゃいました。日本のアマチュア審判員のトップの方でして、正確無比なジャッジメントで知られていましたが、このお方、元野球少年で早稲田大学教授を務めたという、将に文武両道を地で行く人でした。西大立目さんの本貫は陸奥の国ですから東北は宮城、独眼竜伊達政宗の領地ですよね。伊達家家臣団の中に、この西大立目氏の名があるんですよね。戦国武将の家臣の末裔が、今では高校野球の審判を務めるなんて、何だか面白く感じるのは僕だけでしょうか!?

もう少しで昼休み、折角ですから高校野球を観ながら、珍名選手に思いを馳せ、お昼を食べて来ます!それでは皆さん、土日の天気は荒れ模様の気配ですけれど、週末をお楽しみ下さいませ。
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