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✩ 星の林に 月の船 ☽

週末は、何だか全国的にも宜しく無い天気だった様ですし、今日から大荒れの模様ですが、皆様如何お過ごしでしたか!?あるほどの 菊なげ入れよ 棺の中、僕、ご先祖様のお墓を履き清めるべく、宇佐まで行って参りました。幸いの曇天で日焼けもせず、何時も悩まされる蚊もおらず、その意味では大変助かったんですが、この墓地が結構な広さなんですよ。墓所は竹林の中にあり、10㍍以上の参道--とは言ってもコンクリで固めただけなんですが。--と、ご先祖様代々--一応四十代続く旧い家なんですよ。--の墓石がありまして、やはり僕のルーツの地でもありますから、何だか神聖、かつ、犯すべからずといった感があり、とても心が穏やかになるんです。

良い事ずくめの様ですが、竹にはホトホト参りました。何せ竹林の中に墓苑がありますし、お彼岸やお盆の時にしか行きませんから、直ぐに竹が伸びて来るんですね。行く度に、木こりの様なと言いますか、僕、鉈を振るい続けでありまして、竹と格闘する事、大体毎回2時間前後、握力が無くなるのが常なんです。という事で、今日の拙ブログは、その憎っくき竹に纏わるお話と参りましょうか。

ここ大分の地、特に泉都別府は、非常に竹とは縁の深い場所なんですね。景行天皇ですから紀元前の頃、九州行幸の折に、別府にお立ち寄りになり、竹籠を献上した、との記録が日本書紀に残っていますから、当時から温泉地として有名だったのでしょう。鎌倉期から竹細工が盛んになり、その所以は、湯治客の為の各種の籠が必要だったからとの由でして、江戸期になりますと、西国一の温泉として名を馳せる事となります。昭和になりますと新婚旅行のメッカとなり、そして、文人墨客に財界人の別荘地となったんですね。よって、益々芸術性に溢れた竹細工が求められた、という訳です。職業訓練校で竹細工科があるのは、全国でも大分だけの由でして、この伝統工芸、何とか続いて行って欲しいものですよね。

さて、この竹、1日で1㍍以上成長する事もあるぐらいでして、道理で切るのも容易ではありません。本当に丈夫ですから、ありとあらゆる素材に使われていますよね。かっては竹筋コンクリートの住宅もあったぐらいですし、様々な楽器、耳かき、孫の手、杖、竿、竹刀、うちわの骨、薬に食材、爪楊枝に茶筅に箒、青竹踏み、弓矢、粉末にしてバイオ燃料にも出来、面白いのは、高校野球の強豪校なぞでは、竹バットで練習しているそうです。何でも竹バットは、芯でボールを叩かないと飛ばない由、常勝校のPL学園などは、常備しているそうですよ。

竹を割った様な性格なのは当院のU看護部長、僕の竹馬の友は現在都内在住、親友のMさん御用達、最近改装したばかりの大分の居酒屋は松竹梅、当院は破竹の勢い、なんちゃって。こんなパーソナルな思い出を綴っても仕方がありませんね。

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの事に使ふけり、かの有名な竹取物語の冒頭の一節をご紹介しました。この竹取物語、世界最古のSF小説と言われ、作者も成立年も不詳、何だか謎めいた物語ですよね。光り輝く竹からかぐや姫が産まれ、様々な貴族や帝からも言い寄られ求婚されますが、それを断り月へと戻って行く、という次第でして、何だか禍々しさや含む所がありそうに思えるのは僕だけでしょうか。天の羽衣や不老不死の薬まで出て来ますもんね。かぐや姫のモデルは誰なのか、古来より論争の種となり、諸説入り乱れ、未だに結論が出て居りません。

あくまで僕の仮説なんですが、これ、答えは既に出ている様に思うんですね。天狗やなまはげがヒントになるんですが、ほら、日本の昔話に出て来る異界の者、皆さん、同じ様な風貌や性格なんです。鼻高く顔色赤く彫が深く山奥に棲み、言葉が通じず人と接触しない…。推測ですけれど、僕、外国から漂着した漁師とか貿易商人とか、そういった人が日本社会に馴染めず、山の中に逃げ、そこに棲み付いたんじゃないでしょうか。鼻高く顔色赤いなんて、白人そのものでありまして、所謂天狗とは、日本に流れ着いたロシアの漁師達なんじゃないかしら。

実は、675年、トカラの民の女性達が、天武天皇に拝謁し、貢物を献上した、という記録が残っています。彼女達のその後の行方は、歴史の中に消え、分からず仕舞いなんですね。トカラ人、余り聞き慣れない言葉と思いますが、彼らは、古代ペルシャ王朝の民なんです。ペルシャとは現在のイランでありまして、カスピ海を越えればもう欧州です。ウズベキスタンやトルクメニスタンといった中央アジアの国も近く、勿論中近東圏内ですから、恐らく、天皇に拝謁したというトカラの女性達は、様々な血が混ざった類稀なる美女だったのではないでしょうか。現在でも、イランは世界一の美人の産地と言われているんですね。道を歩いていて、瞬きする間も無いぐらい美人が通る由です。閑話休題、当時の感覚ならば、日本から中近東までの距離は想像もつかず、まるで月に行く様なもの、天皇の求婚を断り、母国への帰途に着いた、という僕の仮説、当たってるんじゃないかなあ!?

何だか今日は、歴史探偵と言いますか、古代史の謎に迫るロマンの味わい、如何でしたでしょうか!?折角ですから今日の晩酌は、竹に因みまして、ワイン・ベースにシェリーにドライ・ベルモット、薫り付けにオレンジ・ビタースを飛ばした、その名もバンブー、かぐや姫の故郷、月を愛でながら乾杯致しましょう。それでは、今週も拙ブログを宜しくお願い致します!
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