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EYES WIDE SHUT

おはようございます。それにしても僕、怒り心頭です!!まずは、何と言ってもTPPです。皆様ご存じでしょうが、これ、多国間で関税を撤廃して、貿易を自由化しようというものなんですね。それだけ聞くと、良い事ずくめの様に思えますが、大問題なのは、殆ど全ての分野に、このTPPが適用されるんです。通信や医療や保険や法律、といった所も含め、計24分野ですか、日本の主要産業を網羅していると言っても過言ではありません。端的に言いますと、アメリカン・スタイルをごり押しされる、という事になります。僕、危惧しているのは、日本の医療制度って、問題は山積していますが、世界に冠たる素晴らしいもの、そう思うんですが、TPPに加盟しますと、これが根幹から崩壊する可能性があります。と言いますのは、アメリカの医療は、金持ち優先なんですね。国民皆保険なんてありゃしませんし、貧乏人は診察を受けなくて構わないよ、というシステムですし、民間の保険しか無いんです。クリントン大統領の際、日本の様に、国民皆保険制度導入を検討しましたが、あえなく頓挫しました。TPPになりますと、自由診療の枠は当然広がるでしょうし、どうなるんですかねえ。

そして、許せないのは、食べ物です。人の営みにおいて、食って、とてもとても大事な事じゃないですか。農作物まで自由化になりますと、日本農家は崩壊するでしょう。訳の分からない農薬たっぷりで、そして遺伝子組み換えの安価な食物ばかり食べさせられる、そういう羽目に陥りますよ。大体ねえ、世界の先進国の食糧自給率を見て下さいよ。一目瞭然でありまして、アメリカ123㌫、ドイツ85㌫、フランス129㌫、イタリア80㌫、イギリス69㌫、自分の食べる分は成るべく自国で賄う、こんなの当たり前でしょうよ。いざ、という時に誰も助けてはくれない訳で、その為にも食糧は自給し、備蓄しておく、こんなの危機管理の鉄則ですよ。日本はどうかと見てみれば、やっと40㌫でして、それを下回るのも時間の問題と言われているんですね。そこにTPPが来てしまえば、農業は益々疲弊しますから、30㌫台を保つのも怪しくなるんじゃないでしょうか。因みに、先進国中、日本の食糧自給率は最低、という事も付け加えておきます。

大体さあ、自民党って、この前の選挙の時、「TPP絶対反対!!」ってポスター作って貼ってたじゃんよ~!?おかしくね!?インチキ若者言葉でスイマセン…。僕、シニカル過ぎるかもしれませんが、自民党には全く何の期待もしていません。こうなる事は既に分かっていました。後は、如何に自衛するかですね。日本は二重国籍は認めませんし、いっその事、もう亡命しようかな!?

そして、もう1つ驚きなんですが、もうお忘れになられた方も多いかと思いますが、小沢さんの秘書の裁判です。小沢さんが無罪になったのは周知の事実ですが、秘書の裁判の折には、その証拠は全て却下されているんですね。おまけに、水谷建設が小沢さんの秘書に裏金を渡した、という嫌疑をかけられているんです。水谷の元社長は、「調書は、検察に誘導されて証言しました。」と陳述書を出しているのに、裁判長はそれを却下しています。とどのつまり、何の証拠も無く、推測だけで有罪にしようとしている訳で、もう僕、こんな国、住みたくありませんよ。白を黒と言わねばならない社会、それって、国名は伏せますが、共産圏の独裁政権じゃありませんか。そうそう、PCの遠隔操作事件ってありましたよね。あの件も、容疑者側が、取り調べを全て録音と録画して下さい、と頼んだら、いきなり捜査が止まったそうじゃありませんか。昨日でしたか、先の例とは又別件ですが、検察の女性捜査官が、捜査情報を暴力団に全て流していたとか。警察と検察のやっている事、これらは全て出鱈目です。いい加減にしないと、正義の鉄槌を下しますよ!!!

すいません、また愚痴ってしまって…。さて、今朝の読売を読んでいましたら、僕にとってはとても喜ばしいニュースが舞い込んで来ました。故スタンリー・キューブリック監督の幻の処女作、自主制作映画の「恐怖と欲望」のフィルムが発見された由なんですね。半世紀以上前の作品ですから、モノクロームではありますが、あのキューブリックですからね~。どうやら5月から全国順次公開の由、こりゃあ万難を排して観に行かねばなりません。という事で、今日はキューブリック監督のお話を少々致しましょう。

このキューブリック監督、僕、全フィルモグラフィを観ている、数少ない人なんです。そうですねえ、黒澤、成瀬、今村、溝口、ヒッチコック、コッポラ、ベルトリッチ、ここら辺と並ぶ、世界トップ10の監督さんでしょう。資産家のドクターの息子として産まれ、優れたカメラマンとして頭角を顕し、チェスの腕前はグランドマスタークラス、外出を極端に嫌う人嫌い、それでもその映像センスは別格、スバ抜けたものがありました。彼の凄さ、センスの良さは、あの伝説の映画、最早SFのクラシックスであります、「2001年宇宙の旅」の撮影時、或る日本人に美術監督及び作品へのサジェッションを求めた事で有名です。その日本人とは、謂わずと知れた漫画の神様、手塚治虫先生だったんですね。手塚先生は多忙過ぎて、そのオファーを泣く泣く断ったそうですが、返す返すも残念な事ではありました。

何て言うんですかねえ~。彼の映画には多彩な登場人物が現れますが、何処か突き放しているというか、俯瞰というか鳥瞰というか、冷静に観察している感がありまして、その距離感は凄まじいまでの切れがあります。著名な監督さん達の傾向として、同じ役者さんを使うケースが圧倒的に多いんですね。気心も知れていますし、その役者さんの演技の引き出しも分かっていますから、確実で堅実な手腕と言えます。ところが、キューブリック監督は、滅多にと言うか殆ど、同じ役者さんを使わないんです。色が付くのを好まない、とでも言いましょうか。「博士の異常な愛情」のピーター・セラーズ、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル、「バリー・リンドン」のライアン・オニール、「シャイニング」のジャック・ニコルソン、何れも当代きっての超一流役者ですが、1度しかキャスティングしていません。

そして、その達観した人物観察眼に加え、編集の凄さは、僕が言うまでもありませんね。雪山に閉ざされたホテル内の広い広い曲がりくねった廊下を、子供の乗ったバギーが執拗に走り、何時幽霊が出て来るか分からない緊張感は「シャイニング」。執拗な訓練シーンが1時間続き、いきなり陰惨な戦争に巻き込まれる「フル・メタル・ジャケット」。開始早々、いきなり、純白の素肌を惜しげも無く晒し、全裸で登場する二コール・キッドマンの姿が拝めるのは「アイズ・ワイド・シャット」。「2001年」や「博士の~」や「ロリータ」のカット割の妙は、書くまでもありませんね。

もう1つ、この人、決して同じジャンルのものは撮らないのも凄い事でした。北野武も、かっては凄いセンスでしたが、今では暴力描写一辺倒ですもんね。そこへ行くとキューブリックは流石に違います。ボクシング、銀行強盗の完全犯罪もの、第一次世界大戦、古代ローマ、幼児性愛、原爆、SF、暴力、貴族、ホラー、ベトナム戦争、夫婦間の危機、ですもんね。

あ~、何だか再見したくなって来ました~!週末は寒くなりそうですし、愛犬を側に置きまして、ウヰスキー片手にDVD鑑賞三昧と洒落ようかな!?それでは、皆様、楽しい週末をお過ごし下さいませm(__)m。
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