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TAKE THE A TRAIN

おはようございます。僕、今日は出張でして、久しぶりに電車で遠出であります。移動手段は数多くありますが、僕、やっぱり電車が一番ですね。世界各国の電車は夫々個性がありまして、オーストラリアやアメリカは広軌でゆったりした車両ですが、揺れが激しかったです。食堂車に行っても立ち食い立ち飲みだったりして。インドはどことなくイングランド風。東南アジア各国はぼんやりとした記憶しかありませんが、明治時代か、とツッコミたくなる程ボロボロでした。韓国や台湾は日本の中古車両が多く、折角の海外の気分がちょっと薄らいだりして…。だって、車両をチェックしますと、モハ(モーター付き車両の普通車)とか、クハ(運転室付き車両の普通車)とか書かれていたり、酷いのは、KINTETSU、とかさりげなく車体に入ってますからね、近鉄の中古車両に乗りに台南まで来たんじゃないよ、と泣き言を言いたくなります。

日本の汽車旅も風情があって楽しいものです。春夏秋冬、車窓から見る景色は、日本人に生まれた喜びを感じさせます。春うららかな南房総に広がる一面の菜の花。初夏の新緑と紺碧の海が目に痛い伊豆。万華鏡の様な色彩をばら撒く初秋の耶馬渓。着ぶくれた人が大量に行きかい、粉雪が舞う師走の西新宿。新幹線ではtoo fast であまりにも忙しなく、特急列車は社用のイメージ、鈍行列車は流石に疲れます。僕、最も愛するのは寝台特急なんですよ。松本零二先生の「銀河鉄道999」世代ですし、大分駅のすぐ傍で生まれ育ち、連日ブルートレインを見ながら、この鉄路が何処までも繋がっているのかあ、と感じていた小学生でした。さてさて、汽笛一声新橋を、という訳でして、寝台特急富士は大分を16:54発、夕焼けに照らされた宇佐の美しく実った稲穂を横目に麦酒を飲み、車窓を闇が覆う頃、瀬戸内海の漁火が見え、神戸大阪辺り、揺り籠の様に揺れる寝台で眠りに就き、目覚めの珈琲を喫していると、左手に日本一の霊峰、富士山が見えて来ます。大観光地熱海を過ぎ、横浜を通過すると、、品川新橋の大ビル群が見え、終着駅が近くなり、ハイケンスのセレナーデが流れますと、9:50、帝都東京着、であります。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す。日本を縦断する寝台特急はどんどん姿を消しつつあり、誠に寂しい限りです。北斗星やカシオペア等々僅かに残ってはいますが、「あかつき」「銀河」「彗星」「なは」「はやぶさ」「富士」、いずれも日本の高度経済成長を支えてきた名列車達に乗れないとは、時代の推移とはいえ残念至極ですね。

ところが、吉報も入りまして、JR九州さんが素晴らしい企画を考えてくれました!2013年を目途に、九州各地を廻る寝台特急が鉄路を走る由、こりゃあ楽しみなんですが、価格がかなり高めなんですよね…。どうやら20万円はかかる由、う~ん悩ましい…。おっと、まだまだ書きたい事は山の様にありますが、本当に列車の時間が迫って来ました、それでは皆さん、良い一日を、出発進行~!!
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