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☆☆ THE BARBARIAN ☆☆

今日は厄日なのかなあ…。まず、鋏を使って書類を開封していましたら、ボーッとしていた所為か、左手薬指の先を思い切り切ってしまいまして、参りました。何とか血も止まり、どうにかこうしてパソコンを使えていますが、指って本当に大事ですよね。皆様も充分お気を付け下さい。

そして、僕、今朝起きて気付いたのですが、どうも身体がゾクゾクする様な気配が…。嫌だ~、風邪だけは引きたくないよう。僕、一旦風邪になると、結構な高熱が出るタイプでして、割と直ぐに治るんですが、それでも嬉しくは無いですよね。風邪を引いた際、皆さん夫々秘伝がおありでしょうが、是非口授して欲しいものです。葱に生姜、葛根湯に抗生物質、蜜柑を食べたついでに陳皮、キンカンにモモ缶、サプリメントにドリンク剤、ホット・ウヰスキーに卵酒にエッグ・ノッグ、色々とありますけれど、特効薬と言えるものはありませんよね。布団の中で、静かに安静にしておく他は無い様ですが、僕、何時も試そうとして断念するのは、欧米式の治療法でありまして、これ、湯船に冷水を張り、氷を沢山浮かべた浴槽に浸かるというものなんです。理論的には、熱を持った身体を冷やす、という訳ですから、分からんではありませんが、ちょっと抵抗がありますよね。想像しただけで鳥肌が立ちますし、水風呂から出たら、すぐに熱が上がりそうです。

風邪の時に食べるものと言えば、日本ではやはり雑炊--個人的には鍋焼きうどんなんて良いですね、但し、食後に唇や口内が火傷するのが難ですが--でしょうし、アジア諸国ではお粥、欧米では何故かチキン・スープが定番です。世の東西を問わず、暖かく消化の良いものが好まれますよね。さて、欧米で最もポピュラーなスープ・メーカーと問われれば、キャンベルとハインツが両巨頭でしょう。キャンベルは、濃縮スープの缶詰で広く親しまれていますし、何より、アンディ・ウォーホールの秀逸なポップ・アートが人口に膾炙しています。時間が切迫している際には、この缶詰、パスタ・ソースにも使えますから、僕、中々重宝しているんです。対する、永遠のライヴァル、ハインツは、元々はトマト・ケチャップで有名でした。勿論、スープやソース類も豊富に販売していますが、このハインツが世界一のケチャップ・メーカーに成ったのは、或る男の存在抜きには語れません。僕が心から尊敬する男、その人の名は、アイルランド人のトニー・オライリーと言います。もしかして、以前の拙ブログで少し触れたかもしれませんが、今日は、この男の中の男、ザ・マン、とでも言いましょうか、彼の話を少しだけ致しましょう。

トニーさんは、そうですねえ、天に宝を積みし人、銀の匙を持って生まれてきた、正確な表現なのか、全く自信がありませんが、全てを持っている男と言えましょう。まず、彼の実業家としてのキャリアなんですが、43歳でハインツ社長に就任、その際、会社の資産は9億㌦だったそうです。それだけでも凄いのですが、その10年後、会社は90億㌦にまで急成長、まあ途轍も無い偉業ですが、それと並行して、9つの企業を立ち上げ大成功、アイルランド・イングランド・豪州・南アフリカで新聞社を所有する、メディア王として君臨しました。世界中に家があるっていうんですから、恐れ入ります。御歳77歳、未だ現役の会長であります。

弁護士資格を持っていますから、頭脳明晰なのは当然でしょうが、容姿端麗でもあるんです。190㌢の長身で、ハリウッドの映画会社、MGM--オープニングでライオンが吠える奴ですね--からスカウトされたんですから、カッコ良さは、こりゃあ間違い無しですね。即興のスピーチは作家が舌を巻く程達者、歌を唄えばプロ顔負け、ピアニストとしても有名、ユーモアとウィットに富み、誰をも笑わせ、知性--驚異的な記憶力で、芝居や文学の台詞がたちどころに出るそうです--に富んだ会話、初対面でも打ち解けるフランクな性格、もうここまで来ると、嫉妬の対象にすらなりません。近寄って来る女性は星の数程いたそうですが、それも当然でしょうね。

そして、僕、最も彼を尊敬するのは、文武両道を地で行く、本当のエリートだという事なんです。日本のエリートって、勉学だけじゃないですか。それでは偏頗でありまして、性格や思考にどうしても偏りが生じます。さて、トニーさんのもう1つの顔、それは生粋のラガーマンなんですね。何と18歳で、アイルランドラグビー代表に選出されているんですから、もうこりゃあ麒麟児と言うか、奇跡の人、ワンダー・ボーイです。ブリティッシュ・ライオンズ--イングランド・アイルランド・ウェールズ・スコットランド四カ国の統合代表チームです--には19歳で選出され、バーバリアンズ--世界選抜チームです--には21歳で出場って、もう貴方、人間じゃないですよ!!因みにこの記録、未だに破られておりません。

人間万事塞翁が馬、好事魔多しとは良く言ったもので、神様もトニーさんの才能を妬んだのかもしれません。トニーさん、怪我に悩まされる事が多くなり、セミ・リタイヤするんですね。しかしながら天才はやはり違います。世界各国に遠征する際、母国であるアイルランド製品が、余りに少ない事に気付き、輸出入の貿易業で大成功を収めるんです。その実績を買われ、ハインツにヘッド・ハントされ、33歳の若さで社長に就任する事になるんですね。

伝説となったのは、社長業が板に付いて来た時の事です。34歳になったトニーさんに、1本の電話が掛かりました。「随分探したよ、トニー。明日グラウンドに来てくれ。36時間後に試合だ。」、電話の主は、アイルランド代表監督からのものだったんですね。翌朝、選手達が集まっているグラウンドに、灰色のロールス・ロイスが到着、運転手が静かにドアを開けると、カシミアのロング・コートに三つ揃いに中折れ帽、全てロンドンのサヴィル・ロウ--メイフェアにある、紳士服の超高級オーダー・メイド店が集中している通りです--で仕立てた服が見事に似合う男が現れました。そう、トニー・オライリーです!勿論試合に出場、結果は残念ながら3-9の惜敗に終わりましたが、なに、そんなのはどうでも良い事でして、国の代表に選ばれたのが弱冠18歳、そしてその16年後、セミ・りタイアした34歳で国際試合に出られるとは、何と凄い男でしょうか。

僕、彼の足元にも及びませんが、理想は高く掲げるもの、少しでも近づける様、精一杯頑張る所存です!!
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