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✿ カスバの女 ✿

おはようございます!皆様、週末は如何お過ごしでしたか?僕、茫然としている内に土日が終わった感があり、何だか勿体無い気もしました。まあそれでもたっぷりと睡眠を取れたのは間違い無く、今週も慌ただしいですが、精一杯頑張る所存です。今宵ホテルで、大分県精神科病院協会の会合がありますから、体力を温存しつつ、夜に備えたいと思います。

漸く終結、とは言っても、9人の日本人を含む、かなりの犠牲者が出てしまい、本当に忌まわしい事件が起きてしまいましたね。関係者の皆様方のご冥福を心よりお祈り致します。そう、アルジェリアのイスラム武装勢力による人質事件です。僕、常々不満なんですが、こういう事件が起きた際の報道って、本当に表層的な事しか触れませんよね。あの池上某氏も情報源は新聞のみ、と公表しているNHK出身の方ですから、僕、正直、彼の意見は眉に唾を付けて聞いているんです。

という事で、僕の拙い知識を総動員しまして、アルジェリアの歴史やこの事件の背景等、様々な角度から迫ってみたいと思います。

さて、アルジェリア、と聞きましても我々日本人には馴染みが無い土地柄と思います。アフリカ大陸北部に位置しまして、地中海を隔てまして、スペイン・フランス・イタリアは指呼の距離なんですね。アルジェリア~パリのフライトは、約2時間ですから、羽田~福岡の距離と殆ど変りません。アルジェリアの北端から、スペインやイタリアの南端には、下手すれば小舟でも往復可能なぐらいなんですね。アフリカ諸国の中でも、欧州文化の強い影響下にあるのは致し方無かった、と言えましょう。ここで少々、僕流ダイジェスト版の歴史のお勉強をしますと、アルジェリアは古代ローマ帝国の支配下に置かれ、その後、中近東よりイスラム勢力が侵入、今度はアラブ文化が主流となります。歴代の王様は様々でしたが、このイスラム政権は非常に長く続きます。約600年間の栄華を誇ったのですが、今度はフランスが地中海を渡りこの国を占領、植民地として150年間支配するのです。サッカー好きな方は当然ご存じと思いますが、フランスがサッカーワールドカップで世界を制した際、主力選手は、このアルジェリア出身のジネディーヌ・ジダンを始め、殆どがルーツをアフリカ大陸に持つ人達ばかり、国家である、ラ・マルセイエーズ--この歌の残虐性溢れた歌詞は、まあ酷いものですが…。--をまともに唄えないのでは、と揶揄されたぐらいです。又、「異邦人」でノーベル賞を受賞した作家のカミュも、アルジェリアの出身です。原題はエトランジェ、かなりシニカルな物語でして、当然の事ながら、隠喩としてフランスとアルジェリアの力関係が、影絵の様に浮かんで来るのが印象的な読後感でした。どうも、政治的歴史的に複雑な地域から、優れた作家が生まれる様でして、例えば中南米を代表する作家と言えば、コロンビア出身のガルシア・マルケスですけれど、彼は執拗にファシズムに付いて書き続けていました。代表作の「百年の孤独」、非常に興味深く読みましたが、後に宮崎の焼酎にその名が付けられたのは驚きましたが…。

閑話休題、10年近い内戦で100万人の戦死者を出しながら、アルジェリアはフランスから独立したのです。まあ、複雑な歴史背景を持っていますから、一筋縄では行きませんよね。フランス的な自由主義者、イスラム主義者、軍部も力を持ち、貧富の差は大きく、現大統領も強い非難を浴び続けていまして、これはもう一触即発、黒ひげ危機一髪と言えるでしょう。まるで、火薬のたっぷり詰まった樽の上で葉巻を吹かす様なもの、即ち、誰かが誤まってナイフを入れれば、黒ひげがポ~ンと飛び出す訳ですね。ジェシラの遺跡、タッシナ・ナジェールの洞窟壁画、そして神秘的で謎めいた雰囲気の古都カスバ、これらの世界遺産、是非見てみたいです。特にカスバは、青江三奈--古くてスイマセン…。--のハスキー・ヴォイスが印象的な、「カスバの女」の舞台ですからねえ。♫ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女のうす情け ♪。でも、当分の間はアルジェリアはまるでホット・スポット、ちょっと行けないですよね~。

さて、話が二転三転するのが、本ブログの長所でもあり短所でもありますが、ここからが本題、アルジェリアのみならず、中近東情勢を解く鍵なんです。

僕、そのキー・ファクターは、ズバリ、宗教だと思うんですよ。世界には様々な思想がありますが、イスラム・キリスト・仏教が三大宗教ですよね。そして、世界の宗教で一神教は、ユダヤ・イスラム・キリストの3つのみでありまして、その神様は人間です。ここが最大の問題でしょう。何せ、世界に神様は一人だけなんですから、他の宗教を信ずる人、それは即ち異教徒になる訳です。そりゃあ、自ら信じる神を否定された事になりますから、この世にはいらない、やっつけてしまえ、となっちゃいます。イスラム教にはジハード、聖なる戦い、という考え方が奨励されていますから、異教徒を成敗する事、それ即ち絶対的な善となります。これ、イスラム側だけで無く、クリスチャンも同様でして、皆様ご存じの十字軍、これ、欧州各国が軍隊を編成し、イスラエルの聖地であるエルサレム奪還の為の戦いですもんね。何と200年以上、10回に渡り、攻め込んでいるんですから、こりゃあ堪まりません。んも~、いい加減にしなさい!と言いたくなりますが、これ、日本史では滅多に現れない、謂わば思想の戦いですから、何世紀掛けても解決しないんですね。

ここで、僕オリジナルの妙案があるんですよ。まあ、実現の可能性が極めて低いのが難点なんですが、世界中の人々が改宗する事です。クリスチャンもムスリムも、新たな信仰の対象として、日本古来の神道に変える事です。僕のご先祖様が、代々宇佐神宮の神官だったから言う訳じゃありませんが、これ程平和的で温和で、全ての物に神様が宿る、という考え方の方が優れてませんか!?八百万の神、と言うぐらいなんですもんね。本当に沢山の神様が居る、という考えでして、中でも、僕、好きな神様が2つあります。

1つは、泣沢女神、ナキサワメ、と読みます。古事記や日本書紀に登場するのですが、妻を亡くし、その遺体の傍で泣いた夫の涙が神様になった、という言い伝えなんですね。水の精霊神であります。もう1つは、岩長姫、イハナガヒメ、でありまして、これも古事記に出て来ますが、岩が神様、という訳です。岩は永遠の象徴、という訳なんですね。実に平和的で、攻撃性も無く、素晴らしいと思いますが如何でしょうか!?

とは言え、僕は特定の宗教に肩入れする事は全く無く、ただただ平和な地球だったら良いなあ、と願うばかりです。何だか、週明け早々、スピリチュアルな内容と言う程ではありませんが、霊験あらたかで厳かなスタートとなりましたが、今週も本ブログを宜しくお願い致しますm(__)m。
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