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THE MAN

おっは~。昨晩は新年会でして、中々美味しいお刺身を頂きまして、割と早い段階で酔ってしまいました。年末年始の遊び疲れが溜まっているのかなあ。それにしても、関係者の皆様方、本当にありがとうございました。本年も何卒宜しくお願い致します。到らない処が多い僕ですが、付いて来て下さいね!?

さて、これは書かなきゃなあ、と思いつつ今日まで来てしまったんですが、松井選手、引退しちゃいましたねえ。彼は、アスリートとしての魅力は勿論の事、人間性、そして人格にも優れた立派な男でした。ザ・マン、男の中の男、と呼びたいですね。という訳で、今日は松井秀喜選手のお話を。

僕、彼の姿を初めて観たのは、甲子園の選抜大会での事でした。確か松井選手は高校3年生だったと記憶しています。堀越学園の好投手、山本選手--後に阪神に入団しました--が投げた内角膝元の切れ味鋭いカーブ、彼のウイニング・ショットを松井選手が痛打すると、あっと言う間にライトスタンドに消えたのです。その体格、その飛距離、そのキャプテンシー、走力にも優れ、こりゃあ20年に1人の逸材、是非とも阪神に入団して貰わなくては、と一人切歯扼腕した事を昨日の事の様に覚えています。

これは思い出したくもありませんが、松井選手の希望球団は何と我が愛する阪神タイガースでありまして、ドラフト当日、僕は斎戒沐浴して身を清め、その時を静かに待っていたのです。クジを引いたのは阪神中村監督でした。中村のヤロウ、一度は当たりクジを引きながら、「違うと思って下を引いた」由でした…。中村のコンコンチキめ、見事松井を射止めたのは巨人長島監督、その満面の笑みとガッツ・ポーズを見ながら、僕は未だ陽が高いのにも関わらず、静かにウヰスキーのボトルを開けたのでした。

まあ、松井選手の体格とその筋力は、そうですねえ、西武の清原選手、日本ハムの中田選手と同格でして、野球に関心の無い方でも、一目瞭然であります。恐らくどのスポーツを選んでいても大成したと思いますし、松井選手がボクサーならば東洋チャンピオンは確実でしょうし、ラグビーならナンバー8で日本代表でしょうね。彼の少年時代の逸話として、柔道でも相撲でも国体強化選手に選ばれたんですから、推して知るべしでしょう。プロ入りしてからは変化球に苦しんだ時期や、膝の怪我に悩まされましたが、見事大成、スーパースターとして大人気を博しました。まあ、打球が他の選手とは全く違うんですよ。僕、随分前ですが、東京ドームで松井選手の生の本塁打を観た事がありますが、その打球音、スイングスピード、ボールが一直線でスタンドインですもんね。

僕、彼を愛すのは、その感性の豊かさと人間性もあるんです。余りにも知られていませんが、彼は何十人もの子供の父親なんですね。東南アジアの恵まれない子供達の里親になっていまして、独身であまりモテない--今は素敵な伴侶が居るそうで、何よりです♡--頃から、子沢山のお父さんなんですから、凄い奴です。天災の折には幾度と無く億単位のお金を寄付し、またそれを決して公言しないんですね。人の悪口は決して言わない、という家訓も素晴らしい。世界一厳しく口うるさい、と言われるニューヨークのマスコミが、松井選手の人間性を絶賛した事は有名です。アダルトヴィデオをこよなく愛し、数千本のコレクションがあるそうで、それを隠さないという飾り気の無さも素敵ですね。そして、ピアノの腕前も大したもので、モーツアルトを愛聴し、愛読書は三島由紀夫と夏目漱石、特に三島は全て読破したそうでして、インテリジェンスを感じます。

ニューヨーク・ヤンキース、私見では世界一のプロ・スポーツ・チームと思いますが、そこで4番の重責を長年務め、MVP、モースト・ヴァリアブル・プレイヤー、最優秀選手に選ばれたんですから、その高貴な人間性も加味して、彼にこそ国民栄誉賞を与えるべき、僕、強くそう思います!世界一に何度も輝いたヤンキースの名将、そして今年3月開幕のWBCでは、アメリカ代表監督も務める、ジョー・トーレさんは、こう語っています。

世界中の金を集めてでも、ヤンキースは松井と契約すべきだ。

松井は、ヤンキースで最も頼れる男だ。彼にはいつでもキャプテンシーと責任感を要求しているし、それに応えてくれる男だ。

(松井選手の引退時に)彼の監督だった事を誇りに思っている。

僕、かって海外でツアー・コンダクターのアルバイトをしていた事があります。1年半ぐらいでしたか、楽しい事も多かったですが、言葉の壁、慣習の違い、そして人種差別は日常茶飯事、嫌な目にも合いました。海外で仕事をし、認められて高給を稼ぐ、それが如何に大変な事か、身に浸みて分かっている積もりです。石川県の田舎で生まれた少年が、ニューヨークの大都会で、イタリア系アメリカ人の上司から深い信頼を得る、何と素敵な事でしょうか。こんな麗しい話があるから、人の世も捨てたものではありません。

雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ 若人よいざ まなじりは歓呼にこたえ いさぎよし 微笑む希望 ああ栄冠は君に輝く

皆さんご存じの夏の甲子園大会の曲ですが、これまた素晴らしい歌詞ですよね。作詞したのは、石川県出身の加賀大介さん、という方なんですが、この方は高校時代に大怪我をして足を切断する、という悲しい事故に合ったのです。大好きだった野球を断念し、この素敵な歌詞を書かれたのですが、加賀さんが亡くなってすぐの事です。加賀さんの没した地で松井選手が生まれたんですね。僕、リ・インカーネーション、輪廻転生は信じませんが、加賀さんの無念を、松井選手が晴らした気がしてなりません。

よーし、午前中は仕事で少々不快な気持ちになりましたが、松井選手の事を考えれば、嫌な気分も吹き飛びました!午後から新年の挨拶廻りですが、頑張って行って参ります!!
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