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空の城

さ~、僕、今日は忙しいですよ~。半期に一度、部門長面接なる面談を行っていまして、各部署の係長以上の方から、問題点や課題を聞く、というものでして、丸一日かかっちゃうもんですから、今は朝の8時半過ぎですが、果たして何時更新出来るのやら……。ま、ずっと話を聞くのは確かにしんどいんですが、現場の率直な意見や問題点を聞ける又と無い機会ですから、一言一句聞き洩らさない様、精一杯集中する心算です。参加される皆様方、どうぞお手柔らかに~。そうそう、今、思い出したんですが、幹部職員の皆さんと、1泊ぐらい合宿して、お互いの理解を更に深め、率直に当院の問題点を赤裸々に話し合おうか、という企画も出ています。これも是非やりたいんですが、O事務部長が笑いながら、「そこら辺でテント張ってやったらどうですか」ですって…。勿論冗談ですが、これからの時期、テントは流石に辛いですよね。

ところで皆様、週末は如何お過ごしでしたか?僕、書庫を整理していて古い本を読み耽ったり、ネットを見たりして、割とリラックスしていたんですが、非常に興味を惹かれた2つのニュースがありました。まずは、ポーランドの首都であり、世界遺産であり、一大文化都市であり、キューリー夫人とショパンの出生地、ワルシャワにおいて、幅が僅か1㍍しか無い家が造られたとか。キッチンにトイレにベッドもあり、家ですから当たり前なんですが、当然寝泊りが可能だそうです。好奇心旺盛な僕ですから、早速画像を見たんですが、ミニチュアと言いますか箱庭と言いますか、とてもコンパクトで楽しく感じました。ワルシャワと云えば、戦争中にカタストロフィ、大壊滅した街ですから、その記憶のよすがに、この家が建てられた由です。

翻って、日本国内の話なんですが、これは非常に広い土地を使ったニュースでありまして、我が故郷であります、大分の地に、全国最大級の太陽光発電所が出来る由、大手商社の丸紅が建設するとか。2万5千世帯分の電力を供給出来る由でして、東京ドーム23個分の敷地に、35万枚の太陽光パネルを置くそうです。丸紅に負けじと、その他の企業も、隣接地に、太陽光発電の設置を着々と進めているそうです。大分市の沿岸部の工業用地に、それらのパネルを設置するそうですから、完成したら壮観でしょうねえ。出来上がったら見に行こうっと。どうやらこのムーヴメント、大分だけじゃ無いらしいんです。福岡は三池炭鉱の跡地、被災した宮城県では岩沼市で、原発だらけの福井でも、そして熊本は水俣で、夫々メガソーラーが続々と誕生しているそうです。こういう話を聞きますと、ああ、日本人もあの震災から何の教訓も得られなかった訳では無いんだ、と目頭が熱くなる思いを禁じ得ません。

ところでこのムーヴメントを巻き起こしているのは、丸紅ですから、悪名高い総合商社ですよね。胡乱なと言うか、どうも胡散臭いイメージが強いんですが、ところがどっこい、僕、非常に優秀な集団という感が強いんです。という訳で、今日は商社のお話と参りましょう。

この商社、売れるものなら何でも取り扱う訳でして、貿易に金融にデリバティブ、投資にファイナンスは勿論ですし、保険に物流、全て守備範囲なんです。「ラーメンから飛行機まで」という言葉が有名ですが、こんな生き馬の目を抜く様な仕事、並みの男には出来ませんよ。だってそうでしょう、謂わば国と国との架け橋になり、物流を担当するんですもん、頭の回転の速さは勿論の事、人を惹きつける魅力、情報網、人脈、資金力、語学力、それでご飯を食べているんですもんね。海外各国の要人--政治家に財界人に軍人に有力者--と密接なコネクションが無ければ、物を売る事は出来ませんよね。もう殆ど外交官と変わらない、いや大使館以上でしょう。取引をする国によっては、商社が民間外交官の趣もある訳です。

面白く感じるのは、この商社の歴史を紐解くと、呉服店がその源である事が多いんですね。後述する丸紅や伊藤忠がそうですし、これは他業種ですが、女性の皆さんがお好きなデパートも皆そうですね。松坂屋、三越、高島屋、松坂屋、大丸、皆ルーツは呉服店にあります。云われてみれば、名前がレトロな感じでしょう?恐らく、日本人の好みが着物から洋装へと変わるにつれ、お客様のニーズに応えた結果が、百貨店という形態に辿り着いたのでは、と愚考しますし、商社も同様ですよね。多種多様なお客様の要望に応えようとすればするほど、海外にまで進出せざるを得なかったのではないでしょうか。

さて、丸紅と伊藤忠は元々同資本でありまして、兄弟で設立したものが分かれて別会社になったんです。明治18年には海外との貿易を始めているんですから、明治人は誠に気宇壮大でして、是非見習いたいものです。そうですねえ、松下電器と三洋電機も全く同じ構造(義兄弟が枝分かれしたんですね)ですから、本当に世の中って合縁奇縁で面白いものです。さて、当時の経営者が偉いのは、利益を社会に還元しようとするその姿勢です。伊藤忠兵衛さん、伊藤忠の二代目社長ですが、本業は勿論大成功したんですが、私財を投げ打ち、財団法人甲南学園を設立、理事長に就任、教育に力を注ぐ事と相成ります。甲南学園は、幼稚園から大学までの一貫教育でして、設立の精神が「健全なる常識を持つ世界に通用する紳士され」ですもん、その凛とした格調の高さ、志の高さには、心から感動します。OBの顔ぶれを見ていますと、住友化学にUCC、武田薬品にミズノ、タイガーに象印、竹中工務店に菊政宗、こららの一流企業の社長を務めた方々が綺羅星の如く揃っておりまして、伊藤忠兵衛さんの目標は見事叶ったと言えるのではないでしょうか。

財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上。明治の大政治家、後藤新平--この人の事を書くと長くなりますから、又の機会にします--の言葉ですが、この言葉を肝に銘じて、午後からの面談も頑張って来ます!!
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