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-- 終着駅は始発駅 --

今日のBGMは、ローリング・ストーンズの最高傑作といっていいでしょう、レット・イット・ブリードであります。リリースされたのが69年ですから、僕が未だ2歳の時ですか。ストーンズの原点はブルーズですし、それを彼らなりにアレンジメントして、延々半世紀近くバンド活動を続けて、今だ第一線なんですから、もう怪物ですよね。おっ、僕の大好きな、ミッドナイト・ランブラーがかかりました♪ようし、テンションが上がって来ましたよ!

昨晩は会食がありまして、大変有意義な一時を過ごす事が出来ました。関係者の皆様方、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。今後とも何卒宜しくお願い致します。会食が始まった時には皆さんとても大人しく、大丈夫かなと心配になりましたが、アルコールが入るに従い、段々とくだけて参りまして、やがて談論風発、中々盛り上がったのですが、当院のO事務部長が先日都内に出張した折に、改装が終わったばかりの、東京ステーションホテルに立ち寄った話になったんですね。かなりの盛況ぶりで、立錐の余地も無かったそうでして、伝統あるこのホテルの営業再開は、大変喜ばしい事と思いました。

戦前から営業しているホテルと言えば、喜劇王チャーリー・チャップリンが泊った横浜のニュー・グランド、ヘレン・ケラーが宿泊した箱根の富士屋ホテル、三島由紀夫とジョン・レノンがこよなく愛した軽井沢の万平ホテル、マーロン・ブランドと三船敏郎が長期滞在した奈良ホテル、そして東京ステーションホテル、ここら辺が代表格と言えましょう。僕、宿泊した事があるのは、東京ステーションホテルだけなんですが、幼い頃、旅好きの母に連れられ、上記の全てのホテルでお茶を頂いた記憶があります。何て言うんですかね、レトロモダン、大正浪漫、明治の洋風建築でありまして、その空間に身を置くと、非常に落ち着くんですね。まず目に付くのは天井の高さです。ほら、最近のホテルですと、階数は確かに高いんですが、調度品なんてせせこましいですよね。そして、格調が高いといいますか、ドレス・コードは当然ですし、周囲から隔絶されたリゾートたるべく、騒音等がしない環境を保っています。ですから、自然とリラックス出来るという訳ですね。今流行りの仰々しく大袈裟な内装など当然無く、上品で洗練された和洋折衷の建物は、まるで焼酎「二階堂」のテレビ・コマーシャルの様に、何処か郷愁を誘うんですね。客室なんて、エアコンでは無く、昔懐かしスチームですよ。

さて、東京ステーションホテルに話を戻しまして、僕はかっての古びた感じが何とも言えず好きでした。レンガ造りの外観が如何にも風格と歴史を感じさせるんですね。大分から夕方16時発の寝台特急「富士」に乗り、小倉下関広島、岡山神戸に新大阪、京都に関ヶ原名古屋、富士に熱海に横浜では崎陽軒のシウマイを買いまして、朝の10時に東京駅着、その足で八重洲口では無く丸の内口へと向います。改札口を出て右側、ステーションホテルの目立たないエントランスをくぐりまして、今通ったばかりのプラット・ホームの見えるメイン・バー「カメリア」へと向います。「東京駅」という名の、このバーでしか飲めないオリジナル・カクテルがありまして、赤レンガをイメージした目の覚める様な色鮮やかな深紅、きちんと冷凍庫で冷やしたジン・ベースの強めのものなんですが、喉へのキックも程良く、これを飲みながら、東海道線や山手線、中央線に横須賀線等々、行きかう電車を眺めていますと、ああ、東京に来たなあ、という旅情に浸るのが常でした。

そして、このヨーロピアン・スタイルの東京ステーションホテルは、文人達にもこよなく愛されたんですね。「阿房列車」シリーズは今なお売れ続ける超ロング・セラーですが、筆者の内田百閒先生は、毎年お正月にはこのホテルで大宴会を催すのが常でしたし、江戸川乱歩の「怪人二十面相」の舞台になったホテルなんですから、年期が入ってますよね。ノーベル文学賞受賞の川端康成の名作「女であること」、松本清張の代表作「点と線」が執筆されたのもこのホテルでした。

リニューアルが終わり、フレンチや鮨に中華と、随分レストランが増えまして、かっての重厚な雰囲気のメイン・ダイニングルーム「ばら」のメイン・メニュー、創業明治5年の日本初のフレンチ・レストラン築地精養軒直伝、文明開化の洋食の趣があり、濃厚でコクのある、絶品のビーフ・シチューが無くなってしまったのか、残念だなあ、と思っていましたら、どうやらバーのつまみとして残っている由、ホッと胸を撫で下ろしました。

あ~何だか東京に行きたくなりました。もしかしてもしかすると、来月辺り行く機会があるかもしれませんので、その折は新装なったステーション・ホテルに一泊したいものです。と、その前に今日は病院の運動会ですから、ちょいと参加して来ます!!
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