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♪ ずっと一緒さ ♪

♪ 雨が踊るバス・ストップ 君は誰かに抱かれ 立ちすくむ 僕の事見ないふりをした 指に光る指環 そんな小さな宝石で 未来ごと売り渡す君が悲しい 僕の心は ひび割れたビー玉さ のぞきこめば君が 逆さまに映る 硝子の少年時代の 破片が胸へと突き刺さる ♪、いや~、ビビッドでイノセントで良いですね~。KINKI KIDSのデビュー曲、「硝子の少年」の冒頭の歌詞なんですが、発売当初は全く気にも留めていませんでしたが、本当に優れた唄と思います。それもその筈、作詞は松本隆でありまして、資産家の息子として青山に生まれた生粋の慶應ボーイ、伝説のロック・バンド「はっぴいえんど」のドラマーであり、松田聖子に寺尾聰に太田裕美、大瀧詠一に近藤真彦にYMOに歌詞を提供した、メガ・ヒット・メーカーであります。作曲は山下達郎、これまた説明不要の大物ですよね。何故今時こんな古い曲を、とお思いでしょうが、僕、昨日、山下達郎のベスト盤4枚組を購入、ヘヴィ・ローテーションというかパワー・プレイでかけ続けていまして、その中に作曲者自ら唄う「硝子の少年」が入っていた訳なんです。しかしこの4枚組、山下達郎の37年間の集大成だけあって、選りすぐりのヒット・ナンバーばかり、ドーナツ・ソング、ずっと一緒さ、世界の果てまで、ジャングル・スウィング、土曜日の恋人、クリスマス・イヴ、甘く危険な香り、名曲佳曲が目白押しです。アルバムタイトルはOPUS、これは作品番号の意ですから、ここから自分の音楽生活がリスタート、新たに始まる、という解釈で良いかと思います。是非皆様もお聞きになられて下さいませ。

さて、この山下達郎は池袋の出身でして、居酒屋の一人息子であります。所謂下町っ子でして、作る音楽はあらゆる楽器やコーラスまで全て自分で手掛ける程の職人肌、落語を始めとした芸事に精通、プラモデルを組み立てたり、漫画に映画に絵画が大好き、非常に僕の趣味嗜好と合いまして、そこもファンになった一因でしょうか。そして、何より親しみを持てるのが、好む食べ物が、ラーメンに蕎麦に鰻と言うんですから、これまた僕と同じなんですね。という訳で、今日の本ブログは、恐らく少年時代の達郎さんも親しんだであろう、所謂B級グルメ(こういう表現は好みませんが…)、下町の味について書いて参りましょう!

まずは何と言っても東京ですよね。メジャーなところでは、月島辺りのもんじゃなんぞがありますが、僕、二度程チャレンジした事がありますが、あれはどうも見た目が非常に悪く、余り器用では無い僕には扱いが厄介な代物なんです。それよりも、そのもんじゃにとても良く合うのは、所謂ホッピーであります。ホッピーとは、原料は殆ど麦酒と同じでして、ホップが入り微量のアルコールが含まれた飲料なんですね。これを適度に冷やしまして、ジョッキに焼酎と大振りの氷で割りますと、大変結構な美味であります。上手く焼けたもんじゃにも勿論合いますが、お薦めはレバー・フライでしょうか。これまた同じく月島にありまして、ほら、焼肉屋さんなんかで出るレバーですと、プニャプニャしている食感で、少々血腥かったりして、僕は余り好みませんが、薄く切ってパン粉をまぶして高温でカラリと揚げるとアラ不思議、ウスター・ソースと辛子を付けて食せば臭みも無く、1ヶ150円程度ですから、庶民に愛されるソウル・フードと言えましょう。月島から有楽町線で銀座に出まして、デパートなんぞを冷やかしてから銀座線に乗り換えて、一路浅草へ参りますと、日本初のバーである神谷バーに到着です。創業明治13年ですから、まだ文明開化の薫りが残る頃ですが、日本初のカクテル、電気ブランはこのお店でしか飲めません。ブランデーにジン、ワインキュラソーが入った強めのカクテルですが、谷崎潤一郎に坂口安吾、壇一雄に高見順、川端康成に石川啄木、名だたる文人達がこよなく愛した味は、やや甘味があり、つまみには当時のハイカラなものだったであろう、マカロニグラタンか、スパゲティナポリタン辺りがベスト・マッチングかと。

隣県であります千葉もまた独特のB級グルメがありまして、まずはマックス・コーヒーでしょうか。頭が割れる程激甘なこの缶コーヒーは、シロップや砂糖では無く、練乳を大量に混入しているんですよ。甘党の方にはお薦めです。続いてご紹介するインスタント焼きそばは、残念ながら僕、食べた事は無いんですが、千葉だけのローカル・フードでありまして、その名も「アラビヤン焼きそば」であります。どうだい、ワイルドだろ~!?ネットなんかで調べてみますと、粉末ソースを使用したジャンクでケミカルな感じの味ですが、ご存じの方はご一報下されば幸いです。北関東の栃木で飲んだのは、その名も「レモン牛乳」でありまして、銭湯などにある味付き牛乳なんですが、この地にしか無いんですよ。まあ、当然の事ながら牛乳にレモンを入れると分離してしまいますから、羊頭狗肉の感は否めませんが、爽やかな甘味で結構いけますよ。

かって僕が住んでいた名古屋では、朝食大戦争とでも言いましょうか、喫茶店のサービス合戦が凄いんですよ。単にコーヒーだけを出す様な店は皆無です。ただ、コーヒーを頼んだだけで、柿の種にピーナツが付くのは当たり前、トーストに茹で卵に小さなサラダなどが付いて来る事もしばしばです。コーヒー一杯の値段で朝食も摂れちゃうんですね。恐らく、何処かのお店がそのサービスを始めたもんですから、我も我もと過当競争になっちゃったんでしょうね。驚くのは、モーニングを頼んだ際に、コーヒーにサラダ、スクランブルエッグにウインナーを焼いたのにお味噌汁にご飯にお漬物、名古屋独特のあんトースト(焼きたてのトーストの上にたっぷりの餡子が乗ったものです)が付き、ご飯はお代わり自由でコーヒーは飲み放題で480円って、果たして利益が出るのかこちらが不安になりますし、大体朝早くからそんなに食べられません!!

西の大阪はやはり新世界でしょう。かって本ブログでも触れましたが、東の吉原西の飛田と言われた、かっての歓楽地、大遊郭地帯でありまして、独特の風情が残っています。早朝、大量の自転車が結構な速度で爆走、仕事なのかな、ご苦労様、と思っていますと、全員居酒屋やもつ焼屋、串カツ屋に入っちゃうんですから痛快です。この地の名物と言えば、まずは関東焚きと呼ばれるおでんですね。昆布だしの上品な味付けは、朝からのお酒にも合います、ってお前も飲んだんかい!?そして、ご存じ串カツですが、これ、そんなに大きくなく、ぽってりとした味わい、油もくどくありませんから、結構本数いけるんですよ。そして、ドテ焼と言われるモツ煮込み、漫画「じゃりん子チエ」の世界そのものですが、新世界のジャンジャン横町、照明も疎らな薄暗い路地裏で、これをつまみに人肌燗の日本酒をやってますと、何だか織田作之助の小説「夫婦善哉」の登場人物になった気持ちとなり、とめどなく奈落の底へ落ちて行く様で、怠惰で淪落、索莫とし空虚な感があり、中々捨て難い風情に包まれます。

あ~、今朝の朝ご飯が早かった所為か、既にお腹が空いて来ました!今日のお昼は何を食べようかな!?給食に電話して聞いてみようっと!
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