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HOTEL CALIFORNIA

おはようございます。昨日は、大分県精神科病院協会の研修会がありまして、夕刻、その講義を聞いて来ました。本当に医療を取り巻く状況は、悲惨、の一言に尽きまして、このブログで詳しく触れますと、様々なタブーにひっかかりますし、関係者各位の皆様方にご迷惑を掛けますから、ここら辺で止めておきましょうね。でもまあ一つだけ書かせて貰いますと、マスコミの皆さんにお願いです。きちんと医療の現場を取材し、問題の根本は何なのか、それを国民の皆さんにアナウンスメントして欲しい、切に切にそう願っています。どの会社、どの組織もそうだと思うんですが、その小さな集団が即ち日本の縮図ですもんね、本当に根深い問題が山積しています。隔靴掻痒、含みのある文章で誠に申し訳ございませんでした。

今朝の朝日新聞を見ていましたら、心踊るニュースがありました。「JR九州の豪華寝台列車『ななつ星』に乗るクルー23人が1日、任命式に臨み、新しい人生の旅に足を踏み出した。代表に選ばれた福岡市出身の小川聡子さん(42)は「世界一のおもてなしでお客様を迎えます」と決意を述べた。採用希望者は342人で、約26倍の難関だった。ホテルの従業員やクルーズ船の乗務員といったサービス業の経験者が多く、小川さんもその一人。17年間、日本航空で客室乗務員をしていた。プロを感じさせるよどみない声で、「このメンバーで協力し、プロジェクトに参加出来る事を誇りに思う」と挨拶した。」このななつ星の発足は、日本鉄道史上でも極めて画期的なんですよ。戦前の超豪華特急であり、満州の原野を爆走した「あじあ」号、平成の今なら上野~札幌間を結ぶ「カシオペア」「北斗星」号、大阪~札幌は「トワイライトエクスプレス」号が、日本を代表する、フラッグ・シップ・トレイン(最高級列車)と言えましょう。ところが、この「ななつ星」は、それらを遥かに凌駕する絢爛豪華な列車なんです。世界を見渡せば、こういった豪華寝台列車は幾つかありまして、南アフリカの「ブルートレイン」、太平洋からインド洋に抜けるオーストラリアの「ザ・インディアン・パシフィック」、カナダの雄大な自然を楽しめる「カナディアン」、バンコク~シンガポールを結ぶ「イースタン&オリエンタル・エクスプレス」、これが四天王と勝手に思っています。これらの豪華車両は、それぞれの個室にシャワーが付いているのは当然ですし、スイート・ルームやパノラマの車窓や食堂車は当たり前なんですが、必須なのは一車両を丸ごと使ったラウンジ・カーでしょう。きちんと調律された、スタインウェイやベヒシュタイン、或いはベーゼンドルファー辺りのピアノの生演奏に、タンカレーかビーフ・イーター、はたまたボンベイ・サファイヤといったドライ・ジンを冷凍庫で冷やしてある本物のドライ・マティーニを作れるバーがあり、走る社交場として、長旅にはどうしても必要な空間なんですね。これが今までの日本の列車には無かったのですが、この「ななつ星」にとうとうラウンジ・カーが置かれる事となり、僕、とても感動しています。やっと大人の贅沢というか、粋というものを分かった人が現れたか、という感が非常に強いんですね。

病院も、旅行業やホテルと同様にサービス業でありまして、お客様(患者様)のニーズに常に応える事が出来る様、常に最善の準備をしておかねばなりません。一流ホテルを例に取りますと、お客様の眼に優しい内装に照明、歩きやすく足に優しい建材、空調にパソコンにフィットネス・ジム。ランドリーにクロークにベルボーイ、ルームサービスに急病時の対応にエクストラ・ベッド、シガー・バーにプールにトラブルに即応出来るフロントマン。そして美味しい食事にスパにコンシェルジュ。これら全ての職種に従事する人が皆、高いプロ意識を持って業務に誠実に取り組まなければなりません。こういう強固な職業意識、プライド・イン・ヒズ・ジョブが、サービス業全般には必要と思います。翻って当院の現状をつらつら考えるに、果たして一流ホテル並みのサービスが提供出来ているか、日暮れて道遠しの感は否めません。視野を見聞を広め、自己研鑽を惜しまず、謙虚に他者の意見に耳を傾ける、そういった日々の弛まぬ努力しかありませんね。僕を含めて、頭を丸めた積もりで頑張らねば。

ホテルと言えば、僕、かっては世界中を飛び回っていましたし、仕事上の出張も非常に多かったですから、ピンからキリまであらゆる所に泊りました。最低だったのは、インドのガンジス河の畔にある1泊50円のホテルでしたねえ。生水を飲むなんてとんでもない、絶食覚悟で、結膜炎や下痢や嘔吐は当たり前、抗生物質を飲むか、注射を打ってからで無いと泊るのが危険というレベルで、そこは忘れられません。

最高級というとやはりホテルオークラでしょうか。ジャパニーズ・モダンとでも表現しましょうか、シンボルでもある銀杏の葉をさり気無くちりばめた厚い絨毯があり、飾られた巨大な絵画は平山郁夫、強すぎない照明が落ち着きを感じさせ、フロントマンを始めとしてスタッフは皆、丁寧な敬語を上品に喋り、将に痒い所に手が届き、食事は勿論何を食べても美味ですから、言う事はありません。ウエスティンにマンダリンにペニンシュラ、シャングリラにラッフルズにハイアット、リッツ・カールトンに帝国ホテルにニュー・オータニ、どれも素敵だとは思うのですが、僕、特に外資系は苦手なんです。内装はキンキンギラギラで眼が痛くなりますし、やたらと薫りの強い石鹸を使い、馬鹿高い宿泊費、和食は美味しくなく、これ、単なる張り子の虎ですよ。ホテル評論家もお金を貰って宿泊して記事を書くでしょうから遠慮しちゃうんでしょうが、僕には何の関係も無いですからね。本当の事を書いちゃいました。

当院もホテルオークラ並みのサービスが出来る様、日々精進、努力を続けて参ります!今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
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