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非情城市

おはようございます。ここ大分はジメジメムシムシ、ぐずついたお天気でして、一雨来るんですかね、まるで梅雨を思わせる様なはっきりしない空模様です。それでも、毎朝恒例の犬の散歩に出ていますと、秋の訪れの近さを感じます。夏を思わせる入道雲は何時の間にやら消え鰯雲となり、セミの鳴き声はコオロギへと変わり、秋来にけり 耳を訪ねて 枕の風、これは芭蕉の句でしたか、何だかうら悲しい趣ですねえ。僕、Tシャツに短パンに長靴という、良く分からない格好で、犬とトボトボと歩くのが常なのですが、肌寒さを感じる様になりましたもん。そろそろ上下ともジャージに衣替えですね。

それにしても、中国の姿勢にはホトホト参ります。今朝の全国主要紙の見出しだけ拾ってみましょうか。毎日「尖閣 中国は日本の国有化を撤回要求」、読売「尖閣海域に中国巡視船2隻 主権維持行動か」、朝日「『譲れぬ』中国、態度硬化 反日デモにも『理解』」、産経「山東省や湖南省で反日デモ」「中国、交流停止拡大か 反日感情あおる国営テレビ」、日経「尖閣、中国が対抗措置 温首相『半歩も譲れず』」、書き写すだけで苛々しますが、これ、話半分としても、南シナ海ハ本日天気晴朗ナレドモ波高シ、気分はもう戦争ですよね。

インコンプレヘンシブル、不可思議で仕方がありませんが、中国側はどういうロジックでこの主張をしているんですかね。今度、中国在住の叔父さんにメールで聞いてみますが、この尖閣諸島、沖縄は八重山群島の先、石垣島と台湾の間にある島なんですね。時は遡り明治28年ですから100年以上前、日本政府は何度も周辺海域の調査を行い、無人島である事を確認してから、正式な日本の領土と宣言しました。鰹節工場を建て、日本人が住んでいた訳です。この島が問題になるのは昭和43年の事でありまして、中国の海洋調査船がこの海域を勝手に調査(これも凄い話ですが…)、どうやら海底油田がある可能性が高く、埋蔵量もかなりのものだ、という事が分かりました。そうしますと、俄然自分の領土だ、と主張し始めた訳なんです。笑っちゃうのが、以前から中国の領土と主張するならば、何故日本の民間人がこの無人島をずっと所有していたのか、という事なんですよね~。そして、この島は元々無人島であり、日本人がずっと所有していますから、中国のものだ、という歴史的事実すら皆無な訳です。これ、相手は正気じゃありませんから、国際社会に対し正々堂々と訴え、尖閣諸島に自衛隊基地を置けば良いんです。韓国と揉めている竹島についても同様です。こちらから事を荒立てる必要はありませんし、紳士的に応対するのがベストですが、相手の言い分は極めて理不尽ですから、身に降りかかる火の粉は振り払わねばなりません。

本当にうんざりしますが、日本が置かれているこの地域、国際政治用語では、ファー・イースト、極東と表現されます。実は、国際関係論を専攻する学者の間では、このファー・イーストは、かっての東欧と同様に、「火薬庫」と呼ばれているんですよ。そりゃそうです、独裁的な覇権大国であるロシアに中国、反日的な韓国に北朝鮮、そして日本には米軍基地がある訳ですから、一度火薬庫に火が付いたら爆発間違い無し、であります。

僕、この日本の窮地を脱出するには、今まで以上に台湾との関係を強化するより他は無い、と常々思っています。かって日本はアジア諸国を植民地として支配しましたが、東南アジア諸国を除き、この極東地域において、親日的な国って台湾しか無いんですよ。その象徴と言えるのが、台湾史上初の民主的な手続きで総統(大統領ですね)となった李登輝さんです。という事で、長い前置きでしたが、アジアを代表する大政治家であり、僕の敬愛する李総統のお話と参りましょう。

この李さん、実は元々日本人なんですよ。日本が台湾を植民地とした期間は約半世紀に渡りましたが、李さんは裕福な家に生まれ、中高時代は常に主席でありまして、台湾人ながら日本名を持ち、ご自身のお兄さんも日本帝国海軍の軍人なんです。京都大学に進学、農業を専攻、卒業後は日本帝国陸軍士官として、帝都東京の防空の任に当たっていました。日本の敗戦後、台湾人に戻り、台湾大、そしてアメリカはアイオワ大・コーネル大で学び、農学博士となるんですね。その卒論が、全米最優秀農業経済学賞を受賞しているんですから、どれだけ優秀だったかが分かると言うものです。勿論、ご本人は、日本語・台湾語・英語を自由自在に操るトリリンガルでして、その才覚が認められ、政界に進出、台湾初の民選により総統となり、12年間の長期に渡り、自国の発展に多大な寄与をしました。非常な親日家として知られているんですが、大体、外国の総統で、夏目漱石も「古事記」も「源氏物語」も「平家物語」も「枕草子」も日本語で読める人なんていませんよ。李さんははっきりこうおっしゃっています。「尖閣諸島は日本固有の領土だ」と。現在も、今回の日本の震災の被災者の受け入れをいち早く発表、そして、訪台した日本人学生達への講演を頻繁に行うなど、僕達にとって涙が出る様な行動を続けてらっしゃいます。総統を退いた李さんは未だにお元気、矍鑠としてらっしゃいまして、台湾のオピニオン・リーダーなんですから、彼の見識や人脈を生かさない手は無いと思うんですがねえ。

本当に驚くのは、李さんが、ご自身の心臓病の治療と、お兄さんが祀られている靖国神社を参拝したいとして、訪日を希望されたんですね。中国側の猛反発を食らった、当時の外務省と自民党の、まあ弱腰だった事!すったもんだの上、無事訪日出来たのですが、僕、その時確信しました。外務省は中国とアメリカの宦官だと。

唇歯輔車、しんしほしゃ、という言葉があります。唇と歯の様に密接な関係であり、お互い協力しあう、という意味なんですが、どうか日台両国が、末長く協力し続ける事を心から祈っています。
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私も、心からそう思います(^-^)

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かたゆでリングイネさん、お久しぶりですね(^^)。

共感頂き、誠にありがとうございます!

あなたの様な方が増えれば、日本ももっと良くなると思うんですよね。
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