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THE AVENGERS

おはようございます!皆様、週末は如何お過ごしでしたか?最近、朝方などは少し涼しくなって来た様に感じますね~。僕、毎朝、愛犬--甲斐犬という日本犬なんです--の散歩に出て、秋の訪れを感じています。ところで、本ブログの読者の皆様にも、愛犬家の方がいらっしゃると思うのですが、1つお教えを乞いたいんです。犬ってセミを食べるものなんでしょうか?僕の愛犬は、何故かセミを食べる事に非常に執着心がありまして、地面に落ちているものは勿論、木に登ってまで捕らえようとするぐらいなんです。土の中で何年も成虫になるのを待ち、出て来た途端に犬に食われるなんて、余りの事に心が痛みます。飼い主の気持ちは何処へやら、我が愛犬は、ギャーとかジーッとか泣きわめくセミを、頭からバリバリ食べてしまい、満足気に舌舐めずりをしている始末、何だか朝から陰惨な気持ちになりますし、彼女の健康にも悪いんじゃないかと感じます。識者の方のご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

妙な話題から入りましたが、僕、週末に、映画「アベンジャーズ」に行って参りました!アベンジャーズの意味は復讐者達、でありまして、主役のキャラクター達も中々秀逸に描かれていましたし、アクション・シーンもお腹一杯になる程楽しめ、CGは勿論派手で喜べます。特筆すべきは、アイアンマン役がはまっている天才役者、アイリッシュ・ドイツ・スコットランド・ユダヤ系のロバート・ダウニー・JRと、ハルク役のイタリア系のマーク・ラファッロでしょうか。来年以降も、2013年に「アイアンマン3」「ウルヴァリン2」、2014年に「X-MEN ファースト・ジェネレーション」の続編、2015年に「アベンジャーズ 2」が続々公開ですから、これはまた楽しめそうですね。

慶應と早稲田、巨人と阪神、陸軍と海軍、幼稚な二元論じゃありませんが、アメリカン・コミックにも、DCとマーベルの二大巨頭がございまして、この「アベンジャーズ」はマーベル・コミック製作のものなんです。どちらかと言いますと、DCよりもマーベルの方が、暗い設定が多く、断然僕の好みですねえ。僕、何故アメリカン・コミックに惹かれるかと言いますと、皆さん誤解しがちなんですが、単純な勧善懲悪では無いんですよ。メインのキャラクターも、ヴィランと呼ばれる悪役側も、夫々事情を抱えており、苦しみながらお互いを傷つけあう感があり、将に大人の漫画と言えましょう。このアメリカン・コミックの三大シナリオ・ライターと言えば、「X-MEN」「アベンジャーズ」のスタン・リー、「バットマン」「300」のフランク・ミラー、「ウオッチメン」「フロム・ヘル」のアラン・ムーアに止めを刺します。この3人、皆さん生粋なWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント、白人社会のエリート階級を指します。)では無いんですね。スタン・リーは、東欧ルーマニアのユダヤ系。フランク・ミラーはアイリッシュのカトリック教徒。アラン・ムーアはイングランドの最下層である、所謂ワーキング・クラスである労働者階級出身。彼らマイノリティ出身の作家達が造り出したキャラクターは、陰影に富み、複雑な成育歴を持ち、事情を抱えながら世界を救う、という訳です。

では、「アベンジャーズ」のメイン・キャラクター4人衆に話を変えましょう。まずはアイアンマンです。彼は、天才で大富豪で女たらし、非の打ちどころが無いのですが、彼の莫大な資産は、父が残した武器製造会社の利益から成るもので、人を殺す為の兵器で裕福な暮らしが出来る、という矛盾が生まれます。そこでアイアンマンとして、悪を無くそうと戦う訳ですね。続いて、キャプテン・アメリカです。彼は、元々貧弱な身体で病弱でしたが、ファシズムや共産主義から祖国アメリカを救う為、自ら志願して血清を打ち、超人として生まれ変わるという設定です。ソー、彼は北欧神話をモチーフとするキャラクターで、己の力を誇示し過ぎた為、神から人間に生まれ代わり、そして兄弟間の葛藤に苦しむという、まるで聖書のカインとアベルの様なキャラクターです。最後は僕の大好きなハルクでして、天才科学者が実験中に誤って放射能を浴びてしまい、後遺症として、ひとたび怒りに火が付くと、緑色の怪物に変身してしまうのです。

勘の良い読者諸賢の皆様方なら、既にお気付きでしょう。武器製造で多大な富を形成し、ファシズムや共産主義と戦い、己の力を誇示し、核実験を行い…、アメリカン・コミックのキャラクターの隠喩は、そう、幾つもの病巣を抱え、差別に貧富の差といった多くの矛盾を抱える超大国アメリカそのものなんです。アメリカの抱える病巣、それは他国が強くなる事を病的なまでに恐れるその姿勢にあります。

僕達日本人は余り気付いていませんが、日本国の一流企業、そしてありとあらゆる分野の技術力、そのパワーを軍事力に向けると、直ぐにでも、世界でも有数の優れた戦力を築き上げる事は可能なんです。日本の造船業は、世界トップ・スリーに入る実績を長年に渡り継続中ですし、三菱重工・石川島播磨・島津製作所・神戸製鋼、まだまだ幾らでもありますが、これら超一流企業の技術力を軍事用に転用する事は極めて簡単なんです。或る実例があります。ソニーの創立者のお二人、井深さんと盛田さんは、電子機器を開発し、旧日本帝国海軍に搬入していたんですよ。ニコンの前身は日本光学、この企業は海軍の望遠鏡のレンズを作っていたんです。そして、その国の技術力の粋を集めたもの、それは自動車なんですね。そりゃあそうです、限られた価格内に、エアコンにカーナビにエンジンに居住性にも優れ、設計に燃費やデザインまで考慮せねばならず、これら全てを自国でまかなえる国って、そう多くは無いんです。日本・アメリカ・ドイツ・フランス・イタリア、それぐらいでしょう。特に日本車の優秀さ、一流メーカーの多さは世界中の人々が知る所ですよね。この自動車を少しいじれば、軍用車に転換するのは容易でしょう!?実は、僕達日本は結構世界中から警戒されているんですよ。だって、かっては世界中に宣戦布告した訳で、世界中の植民地を開放しちゃった輝かしい実績がある訳ですから。

戦後、アメリカは日本の力を削ぐ為に、経済・政治・司法・教育とありとあらゆる面に関与して来ました。最近、その事情を平易な文章で綴った「戦後史の正体」孫崎亨著 創元社、というベストセラーがありまして、未読の方には是非ご一読をお勧めします。著者は辣腕の外交官として、長期に渡り多くの国に駐在、防衛大学教授として長年教鞭を取った方でして、戦後の日本に、アメリカが如何に関わって来たかがお分かりになるかと思います。

犬の食べるセミの話から始まって、最後は戦後史について書いちゃいましたが、如何でしたでしょうか。それでは、今週も本ブログを宜しくお願い致します!!
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