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FIELD OF DREAMS

おはようございます。それにしても暑いですよね。僕のオフィスには、室温と湿度が表示される時計が置いてあるのですが、7時過ぎに出勤した際、31.6℃を表示していまして、流石に気持ちが萎えました…。今、日本ではクール・ビズって普及しましたが、あれ、どうもだらしなく感じるのは僕だけでしょうか。ノー・ネクタイでカッコ良く見える人って、殆ど見ない気がしますし、どうも中途半端な感じがしちゃって、どうせやるなら、全く流行らなかった羽田元首相の省エネスーツとは申しませんが、かりゆしとかアロハにすれば良いのに、と何時も感じています。

昨日驚いたと言えば、やはりイチローのヤンキース移籍でしょうね。一生同じ会社に居る人は、無能のレッテルを貼られるというアメリカの国民性ですから、頭では分かるのですが、日本人の僕には、気持ちが納得しない面もあります。僕の机に飾ってある、イチローのミニ・フィギュアも、マリナーズのユニフォーム姿ですから、一抹の寂しさがありますねえ。ま、イチローも弱小チームで10年近く孤軍奮闘を続けて来た訳で、優勝を狙える球団に強く望まれて入団したんですから、良しとするしかありませんね。今までお世話になった地元シアトルのファンに深々と一礼するイチローの姿は、古武士を思わせる程風格があり、将に一幅の絵、誠に美しい所作でした。僕、彼の決断を支持しますし、これまで以上に応援する積もりです!という事で、今日の本ブログは、MLB、メジャー・リーグ・ベースボールのお話を。

WBC連覇という輝かしい歴史を持つ我が国(未だ日本以外に世界チャンピオンがいないというのが誇らしいですよね)であり、70年以上のプロ野球の歴史を持ち、世界に冠たる野球大国ですが、本場アメリカにまだまだ及ばない処は幾つもあります。日本の野球人口は学生さんに社会人にプロ、草野球にソフトボールまで含めれば、350万人前後と言われ、これって凄い数ですよね。将に日本におけるキング・オブ・スポーツなんですが、アメリカの場合は少々スケールが違います。人口や国土の差もありますが、MLBは明確な世界戦略を持って動いているのが、日本の野球界との大きな差異になっています。

まず、アメリカ全土の30のメジャーチーム(日本で言う1軍ですね)があります。その下に、3A・2A・1A・ルーキーリーグという4つのファーム(日本の2軍です)がありますから、150個のプロ野球チームがある計算になります。そして、メジャー組織とは異なる独立リーグが全米に点在していますし、中南米の幾つかの国に、メジャー・リーグが出資して野球学校を設立、そこからも選手が輩出される訳ですね。そして、野球後進国への資金援助、球場の提供や選手による野球教室の開催等々、野球を世界一のスポーツにすべく、様々な活動を行っている訳です。ざっと見渡しても、中南米のウインター・リーグ(10カ国が集まる冬場のリーグ戦です)、カナダ、メキシコ、オーストラリア、イスラエル、イギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、中国、これらの国々の野球界は、MLBの強い影響下にありますね。何だか、アメリカ基準で全てを動かすという経済界と似た感もありますが、これが世界の野球界のトレンドな訳です。日本も東南アジアや中国、モンゴルやフランスなどに野球の普及で貢献していますが、あくまで点であり、線にはなっていない様に思いますし、そこは残念に思います。

さて、僕がアメリカの野球に初めて触れたのは、小学生の時に行ったハワイでの草野球ですが、現地の子供達が下手だった為にあまり印象がありません。中学生になりまして、両親と共に行った東京で、79年でしたか、今は無き後楽園球場に、メジャーリーグ選抜チームが来日、日本代表との試合を観戦したのが強い印象として残っています。ピート・ローズやフィル・ニークロといったスター選手揃いのメジャー・チームは、選手達の強肩、打球の速度に飛距離、投手の球速等々、日本とはかなりの差がある事が分かり、落胆した記憶があります。あ~、日本野球が世界一になるのは果てしなく遠いなあ、と悲しんでいましたっけ。

月日は流れ幾星霜、若干アメリカ野球にコンプレックスを持っていた僕達に、希望を与えてくれた選手が現れました。そう、野茂英雄投手であります。彼の活躍ぶりは皆さんご存じの通り、あえて書くまでもありませんから割愛しますが、野茂投手というパイオニアが居たからこそ、多くの日本人選手が海を渡り、海外で戦う事になった訳で、彼の功績は測り知れません。

ここまではざっと日米野球史を縷々綴って来たんですが、1ファンとして、メジャー・リーグの非常に興味深い所は、これはアメリカの最大の長所ですが、「能力さえあれば前非や経歴は不問」という事なんです。ですから、メジャー・リーグの選手名鑑や試合を見ていますと、終日飽きる事はありません。だって、元麻薬密売人がホームランをかっ飛ばしたり、監督さんがうら若い女性といきなり駆け落ちしたり、敬虔なキリスト教徒がエラーしたり、元高校教師が快速球を投げ、物理学者の卵がボールを受け、キューバから亡命した選手がゴロをさばき、天馬空を行くと言うか、将に自由奔放でありまして、この手の逸話はゴロゴロ転がっています。

この手の話を続けているときりが無いので、独断と偏見で選ぶ、僕のベスト・チームをご紹介しましょう。

1、90年代のアトランタ・ブレーブス、20勝投手を左右2枚ずつ揃え、剛球ストッパーと有望な若手野手が目白押しの、野球ファンにとって夢の様なチームでした。

2、90年代のクリーブランド・インディアンズ、先のブレーブスの好敵手であり、野手が全員3割を打つという、漫画の様なチームでした。

3、80年代のロサンジェルス・ドジャース、バレンズエラとハーシュハイザーという左右のエースに、サットン、ウェルチという好投手が揃い、貧打でしたが、鉄壁の守備陣を誇る玄人好みの好チームでした。

4、00年代のアリゾナ・ダイアモンドバックス、シリングとジョンソン、メジャーの歴史に残る左右のエースがマウンドに立ちはだかり、そして野手陣もスター揃い、野球好きのオーナーが金に糸目を付けず選手をかき集め、見事チャンピオンとなりました。オーナーはお金を使い過ぎて破産してしまうんですが、或る意味、男のロマンでありまして、ちょっと羨ましいかな。

5、00年代のニューヨーク・ヤンキース、これはプロ・チームの鏡でした。優秀な若者を集めるべく、全米にスカウティング網を張り巡らし、2軍で地道に育成し、どうしても不足しているポジションのみ、スター選手をトレード等で獲得するという、流石に世界一のプロ野球チームだけの事はありましたね。

何だか昨日に続いてまたまた趣味に走りましたが、読者の皆さん、見捨てないで下さいね~。
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