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行動することが生きることである

皆様、連休は如何お過ごしでしたか?僕、高校野球の予選を観に行ったり、犬の散歩をしたり、親友のMさんとお酒を飲んだり、色々とウロウロしていたものですから、ドンドン日焼けして参りまして、何だか赤黒い顔色、お前、肝臓悪いんじゃないの、といった具合で、甚だカッコ悪いなあ、と思う今日この頃です。

昨日の代々木公園には、何と17万人に及ぶ人達によって、反原発デモが開かれたとか。このデモ、何だか参加者が増え続けている様に思うのは僕だけでしょうか。都内だけでなく、多くの地方でも1000人単位ですが、同様のデモが行われているとか。又、昨日は坂本龍一に瀬戸内寂聴、大江健三郎といった著名人も参加した由です。毎週10万人を超える人達が反原発を訴え続けている訳で、延べにすれば50万人を優に超えている訳でしょう。ドジョウは、それらの人達に対し、何らかの声明をすべきと思うんですよね。これこれこういう理由で原発は続けるとか、こうしてこうなるから原発は止めるとか、暫く待ってくれとか、幾らでも説明しようがあるでしょう。アンタねえ、こういう声を無視し続けるなんて、それでも政府の最高責任者ですか。もうフセインとか○○○以下ですわ。そんな事やってたら、ドジョウだって怒りますよ、テメエなんかと一緒にするなってね。大体、ドジョウって関東周辺でしか食べませんが、独特の泥臭さがあるものもありますが、基本的には美味しいものですし、大変栄養価が高く安価、浅草まで電車で行って、創業200年の老舗の名店、雷門の近く、「駒型どぜう」で2人でお腹一杯食べて飲んで5000円もしない庶民の味方なんですね。政界のドジョウはそれとは正反対、ジャンジャン税金を上げる庶民の大敵、天敵であります。

閑話休題、昨日のデモの参加者に、瀬戸内寂聴さんがいらっしゃいましたね。寂聴さんはもう90歳でして、昨日の全国的な猛暑の中、頭が下がる思いです。という訳で、今日は先週末のブログの姉妹編と言いますか、僕の好きな女流作家達、大変な猛者であります、四人の女傑、四天王についてお話しましょう。

まずは瀬戸内先生ですが、この方は大変自分に正直と言いますか、奔放な恋愛関係で知られています。子供を棄ててご主人の教え子と出奔、上京し小説家としてデビューします。その男性と別れた後も、多くの男性と浮名を流すのですが、或る日思い立ったのでしょう、天台宗の尼僧として、奥州は平泉の中尊寺で得度します。その後は説法に講演にテレビ出演、そして大学教授として教壇に立ち、インターネットで番組を持ち、勿論小説も数多く手掛け、反原発運動は勿論の事、湾岸戦争の折には、戦災孤児を救う為、故郷徳島が本社の大塚製薬の薬を持って、単身イラクにまで行っちゃうんですから、90歳とは思えませんよね。流石に今だにお酒とお肉が大好き、というだけの事はあります。何しろ膨大な作品群なので、僕、全てを読んだ訳ではありませんが、「花芯」「かの子繚乱」「妻たち」「美は乱調にあり」「色徳」「比叡」辺りがお薦めでしょうか。

続いて岡本かの子先生です。余り知られていないかもしれませんが、芸術家岡本太郎のお母さんですね。この人も、凄いとしか言い様が無い私生活でして、豪商の家に生まれ、売れっ子漫画家岡本一平と結婚します。かの子先生は家事全般はまるで出来ず、主婦としては恐らく失格だったでしょう。ところがご主人の一平さん、非常に変わった方で、マゾヒズムとでも言うのかな、かの子さんの複数の恋人と同居するんですね。即ち、一妻多夫でありまして、女性一人と男性三人が一つ屋根の下に住んじゃうんですから、もう常人の理解の範疇を超えています。その詳細は、瀬戸内先生の代表作「かの子繚乱」に詳しいのですが、これで小説が詰まらなかったらどうしようも無いですよね。ところがしかし、かの子先生の小説は、数は多くないものの、どれも面白いんですよ。自分は放蕩三昧、やりたい放題をしておきながら、何処かで己を冷静に観察しているというのかな、一読の価値ありと僕は思います。入手しずらいかもしれませんが、かって新潮文庫で出ていた「老妓抄」なんて、的確な描写と巧みなストーリー・テリングで、凄みがありましたよ~。

そして、林芙美子先生です。この方は大変な辛酸を舐めた先生でして、私生児として出生、学校にも殆ど行けず、母子共に行商をして全国を転々とします。婚約者は他の女性と結婚し、同棲を繰り返しますが全て破局、売れっ子作家になってからは、それまでの貧困の憂さを晴らすかの様に、中国・シベリア・奥州全土へと単独行を繰り返し、戦争特派員として東南アジア全域を取材、書いて書いて書きまくった作家でした。最後は9本の連載を抱えている最中に急死、将に戦死とも言うべき凄まじい一生でした。この先生は非常にシニカルかつ冷酷な視点が特徴でして、「稲妻」「浮雲」「放浪記」「晩菊」「めし」、全てが映画化された名作揃いです。

最後のトリはやはりこの人しかいないでしょう。明治生まれで98歳まで生きた、宇野千代先生しかありません。結婚離婚を繰り返し、数多くの恋愛模様を丹念に綴った作品群は、珠玉の光を放っています。凄いのは、付き合った男性達は皆さん亡くなっているのに、最後まで長生きした事でしょう。将に女は強し、何だかカマキリのオスとメスという感じですが、宇野先生は、小説やエッセイの他にも、多才で知られていたんですね。自ら雑誌社を設立、オーナー兼編集長兼作家として成功し、お年を召してからは、着物デザイナーとしても大成功、将に女性実業家のはしりと言えるでしょう。亡くなった僕の母が大ファンでして、「おはん」「色ざんげ」「或る一人の女の話」「私何だか死なないような気がするんですよ」「悪徳もまた」…。中学生だった僕は、訳も分からず、何だか大人の女性の世界に触れた気がしたものです。

では最後に、宇野先生のお言葉を。

人間とは動く動物である。生きるとは動くことである。生きている限り毎日、体を動かさなければならない。心を動かさなければならない。

パワフル極まりない、女流作家の世界、如何でしたでしょうか。では、今週も本ブログを宜しくお願い致します!
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