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☾ 月の砂漠 ☽

昨日は蒸し暑い中、少々遠出をしまして、色々とお話を伺う機会があり、大変勉強になりました。自分とは異なる人生経験を持たれている方のお話を、素敵なロケーションの中、ゆっくりと聞く事が出来て、強く刺激を受けましたし、とても興味深いものでした。本当に人の縁って不思議ですし、関係者の方、本当にありがとうございました。今後とも末長く宜しくお願い致します。一期一会、二度と巡っては来ないこの時間を、精一杯生きなくてはなりませんし、限りある人生ですから、悔いの無い様、自分に正直に過ごしたいですよね。反省はしても後悔しない様、僕自身も努力する所存です。

何だか堅い話から始まりましたが、嬉しい話が2つありまして、まずは、日曜日の事なんですが、当院のタイ番長、釣りの大好きなM先生が、宮崎に行かれた由、何でも大型の鮪を釣り上げたそうで、おすそわけで、大変立派なお刺身を頂きました。僕、大分の生まれですから、内海というか瀬戸内の魚を食べて育ったので、鮪は殆ど縁が無いんですが、流石に新鮮なだけあって、臭みが全く無く、程良く脂が乗って、滑らかな味でした。M先生、いやマグロ番長、本当にありがとうございました!!残りの分は、生卵を落としてユッケにしたり、ステーキにしたり、醤油と味醂とお酒でづけにしたり、蒸したり焼いたり煮たり、ああそうそう、今思い付いたんですが、タリアテッレ(平たい麺ですね)を使ってオリーブ・オイルとにんにくのパスタも中々行けそう、そうですね、優に数日間は楽しめそうです。改めて、M先生、ありがとうございました!

そして、時の経つのは速いもので、本ブログを書き始めてからもう1年半になりますが、昨年の6月末日に記した「PUPPET SHOW」なる、人形浄瑠璃に関する駄文に対し、何と700を超える拍手数を頂きまして、読者の皆様方にはこの場を借りまして、心より御礼申し上げます。ご贔屓の程、本当にありがとうございます!!

色々な関係者の皆さんへのお礼が終わったところで、本題に入りましょうか。話を戻して、冒頭に挙げた方、大変様々なご経験をされているんですね。詳しくは書けないのが残念ですが、ご本人曰く「自分は馬鹿だから」なんて謙遜されてましたが、僕、本質的に頭が良いのは直ぐに分かりました。皆さん誤解されている方が多いんですが、良い大学を出たとか、英会話が出来るとか、微分積分がスラスラ解けるとか、それはそれで凄い事ではあるけれど、本質的な頭の良し悪しとは又別の話です。美しい映画や絵画を観て楽しめる感性、イノセンス・イズ・ボールド(心の綺麗な人は勇敢である)、という諺にある様な実行力、一を聞いて十を知る勘の良さ、辛い事があっても跳ね返す事が出来る楽天性、そちらの方が人生を生き抜く上で余程大事な事ですし、それが本質的な頭の良さではないでしょうか。

人間って不思議なもので、非常にアクティブな方のお話を聞いているうちに、脳内に電気が走る、と言いますか、僕、急に思い出した事があるんです。それは、一見不可能な事に挑み続けた日本人達のお話です。そう、砂漠の緑化についての事なんですね。僕が見たのは、ラスベガスから車で10分程度、郊外にあるドライ・レイク(乾燥して湖底が見える砂漠)と、オーストラリア中心部にある赤土のグレート・ビクトリア砂漠ぐらいですが、現在、世界中で温暖化が進み、緑地が砂漠化していますから、この緑化の試みって、とても大事な取り組みと思うんですよね。

日本人の底力、真の叡智と思うのですが、様々な発想やアプローチが試みられました。まずご紹介したいのは、福岡正信さんです。この方、自然農法の第一人者でして、無農薬で除草もしないんですね。あらゆる種類の種を100以上混ぜまして、たい肥と肥料と薬草を混ぜて、粘土団子と呼ばれる玉を造り、砂漠の緑化を試みたんです。それぞれの種は、それらが最も適した状態になると勝手に発芽する、というシステムですね。福岡さんは四国の方でして、その粘土団子から成った作物の写真を見た事があるのですが、丸々と実り、それは見事なものでした。この農法は世界二十カ国以上で試され、上手く行かなかったケースもありましたが、東南アジアの風土には合っていたようで、散々荒らされた荒野が、森として蘇ったんですね。何故か日本国からは評価されていませんが、アジアのノーベル賞とも言われるマグサイサイ賞を見事受賞しています。

そして、中国の砂漠の緑化に多大に寄与したのは、山中勝美さんです。長年務めた日立を退社後、83歳で中国にて植林を開始、というんですから、そのバイタリティには頭が下がる思いですが、多くの賛同者を得て、97歳で亡くなるまでに植えた木は何と360万本、そしてこつこつと水やりも欠かさない毎日、気が遠くなりません?人間の努力の尊さで涙が出る思いですが、見渡す限りの一面の砂漠が少しずつ森林へと姿を変え、生態系が回復したそうです。森の生態系のトップに位置するのは、最強の猛禽類である鷹でありまして、その姿がちらほらと見られる様になった由です。勿論鷹が棲息するという事は、樹木を餌とする小動物が多くいる、という事ですよね。

最後に、これは面白いなあ、と感じるんですが、日本人の素晴らしさを痛感しますが、吸水性の高い紙おむつを使った手法です。日本固有の食べ物である納豆の樹脂を使い、それにおむつの吸水性を加え、砂漠に種と共に埋める、という画期的なアイディアです。このおむつ、勝手に溶けてしまい、公害も汚染もゼロだそうで、様々な学者や大手企業である出光が研究と実験を重ねています。

日本人の美徳である「努力」、それが世界の環境保全に大きく貢献する、とても誇らしく嬉しい事ですし、その叡智があれば、原発事故だっていつかきっと乗り越えられます!全ての努力する日本人に幸あれ!!
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昨日は蒸し暑い中、少々遠出をしまして、色々とお話を伺う機会があり、大変勉強になりました。自分とは異なる人生経験を持たれている方のお話を、素敵なロケーションの中、ゆっくり...