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✈ THE COCKPIT ✈

いや~、昨日は酔いました~。親友のMさんと焼き鳥をつまみに痛飲、会話もとても弾み、強かに酒が廻りまして、起きるのが辛かったです。でも、気の合う仲間と飲むお酒って、本当にストレス解消になりますよね。昨日は仕事で少々嫌な事もあったものですから、非常に気分転換になりました。そして大変恐縮ですが、この場を借りて、Mちゃん、今後とも宜しくお願い致します!彼とは20年来の仲ですし、同じ大学ですから、自然と学生時代の話になるんですが、僕の敬愛する漫画家、松本零士さんの生誕の地、そして共に過ごした久留米の地を懐かしく思い出しました。という訳で、今日は久留米の食についてのお話を。

あの~、結論から書いてしまうと、飲兵衛にとってはとても快適な街、それが久留米なんですよね。まず焼き鳥屋さんの密集度、これは日本一と言われています。こんなに数があって大丈夫!?と思う程焼き鳥屋だらけでして、「久留米焼き鳥日本一フェスタ」なる催しも毎年開催されています。全国やきとリンピックという駄洒落混じりの通称には苦笑しますが、犬も歩けば串に当たる、なんちゃって、人口1万人あたりの焼き鳥店の数は8軒、日本一の激戦区だけあって安くて美味しい事は僕が保障します。何故そこまで焼き鳥が人気なのか、それはこの街の成り立ちに原因があると推測します。ブリジストン発祥の地であり、ムーンスターにアサヒといったゴム製造工場が多くあり、ダイハツに東プレの工場もあり、おまけに陸上自衛隊の基地もあり、福岡のベッド・タウンですので仕事を終えて一杯やりたいなと感じるでしょうし、皆さん激しく精神と肉体を酷使してお疲れでしょうから、安価で時間も待たなくて済む、焼き鳥人気が定着したのかな、と思われます。そして、これも大変上手く出来ているんですが、あまりに知られていませんが、全国有数の酒どころなんですよ。酒造の数では、伏見・灘に次いで全国3位でありまして、豊かな清流の筑後川、美々しく大粒の筑後米、お隣の日田は日本有数の杉の産地ですからそれで酒樽も作れ、酒造りにはまあ何と都合の良い立地でしょう。少々話がずれますが、お酒を飲むならば、水が綺麗で良質な米が取れるところのもの、それに限ります。僕、ですから古くからの酒造のものしか飲む気がしないんですよね。大分、高知、広島、灘に伏見に新潟、そして東北全域でありまして、近年は各県で造られてはいる様ですが、何だか眉唾ものの様に感じられてなりません。閑話休題、久留米の城島町には9つの酒造がありまして、旭菊、有薫、筑紫の誉、花の露、比翼鶴、萬年亀に池亀、何だかトータス松本さんの様に大の亀好きみたいですが、僕のお薦めはふくよかな味わいの瑞穂錦です。名前も良いですよね。

さて、焼き鳥を食べて銘酒を味わった締めはこれしかありません、そう、久留米ラーメンです。今では全国的な人気の豚骨ラーメンの元祖と言われていますが、日本中、いや世界にまで店舗を広げている一蘭や一風堂と言った著名店とは異なり、久留米のものはラードが多く、骨髄まで煮込みますから、所謂獸臭が強くワイルドな風味でして、僕は断然こちらが好みです。夜に帳が下りる頃、久留米の繁華街の周辺には屋台の明かりが灯り、博多程多くはありませんが、独特の風情を醸し出し、何とも言えない味わいがあります。そうそう、全国でここにしか無いという、鰻料理の屋台があるんですよ。かなり濃い目の味付けとパリッとした焼き加減が堪りません。

そして、大変珍しいのは、久留米六ツ門(その昔、久留米に大門があり、暮六つ時に締められたのがその由来と言われています)商店街に入ってすぐ、右手の路地裏には、干潟料理の専門店があるんです。出来ますものは、ムツゴロウ、ヤマノカミ、ワラスボ、シモマネキ、ワケノシンノス、サッパ…、何だか呪文みたいですが、日本最大の干潟である、面積1700㎞を誇る有明海の生き物達なんです。多くのプランクトンや微生物が豊富、そして、海水と真水が入り混じる汽水域ですから、栄養豊富で滋養強壮には最適なんですね。余り食べられた方はいらっしゃらないでしょうから、少々ご紹介しましょう。

ヤマノカミは体長15㌢程のカジカの仲間でして、鰓が張ってゴツゴツした風貌、これは小鍋に卵を軽く溶いて、半熟の状態で柳川風に軽く煮て頂きます。身はあまり無いんですが、その滋味溢れるスープは非常に美味しいですね。とても有名なムツゴロウは、20㌢程度の大きさ、ハゼの一種ですが、これは開いて蒲焼にするのが一般的です。身はホロホロと崩れる様に柔らかく、旬はちょうど今の時期、初夏でありまして、脂肪を含んだ豊かな味わいには、思わず目を細める程です。ワラスボは同じくハゼの仲間、これは外見が非常にグロテスク、映画「エイリアン」のクリーチャーに酷似していまして、白い大きな牙が怖いですが、外面如夜叉内心如菩薩でして、少々泥臭さがありますが、干物にして素揚げをしまして、軽く塩を振れば、風味があり旨味たっぷり、これ程お酒に合うものはありません。シオマネキは片方の腕が大きい小蟹ですが、これは殻ごと砕きまして塩辛にして頂きます。お酒と言うよりご飯の友ですが、古くからの貯蔵食として知られ、飛鳥時代の昔から食べられていたんですよ。ワケノシンノスはイソギンチャクの別名、これは味噌煮込みですね。あの独特の風貌、恐る恐る口に入れれば、何だかムニュムニュしてますが、面白い事に、牡蠣の味そっくりなんですよ。金欠の際にどうしても牡蠣を食べたい方には良いのでは。そして、この干潟の生き物達の中で最もお薦めなのは、クツゾコと呼ばれるアカシタビラメです。煮付けも良いですが、やはり塩胡椒に小麦粉をまぶして、バターを敷いて強火で焼いてレモンを絞り、外はパリッと中はフワフワ、ソール・ア・ラ・ムニエールでしょう。ここは日本酒から浮気して、程良く冷えたシャブリが僕の好みです。

食の街、久留米のグルメ紀行、皆様如何でしたでしょうか?行ってみたいな、という読者の方がおられたら、僕、喜んで案内しますよ!おっと、もうそろそろお昼の時間ですね、イソギンチャクはそうそう手に入りませんから、豚骨ラーメンを食べに行こうかな!?
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まとめtyaiました【✈ THE COCKPIT ✈】

いや~、昨日は酔いました~。親友のMさんと焼き鳥をつまみに痛飲、会話もとても弾み、強かに酒が廻りまして、起きるのが辛かったです。でも、気の合う仲間と飲むお酒って、本当に...

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