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WALL STREET:MONEY NEVER SLEEP

皆様、週末は如何お過ごしでしたか?僕、ウィーク・エンドは会食がありまして、非常に有意義、かつ嬉しいお話を沢山聞く事が出来、とても素敵な一夜でした。関係者の方には心より厚く御礼申し上げます。僕自身、精一杯努力して参りますので、今後とも末長く宜しくお願い致します。ところで皆さん、金環日食はもうご覧になりましたか?大分は昨日から驟雨、今朝は曇天でして、とても見える気配すらありません…。

金環日食と言いますと、天体よりも、石川達三のかっての大ベストセラー、映画化された「金環蝕」を思い出してしまいます。ベイスド・オン・トゥルー・ストーリーと言うべき、極めて実話に近いお話でして、賄賂と談合と汚職が入り混じった、自民党政権時代のダーク・サイドを丹念に描いた作品でありまして、全編お金が舞い飛ぶ生臭い一作でした。そのお金で最も困っている国、世界中が注視していると言えば、やはりギリシャでしょう。NHK-BSのワールドWAVEでしたか、番組名は定かでは無いんですが、ギリシャの商店主が画面に登場、銀行から全財産を下ろして自宅に保管、そして半年分の食糧や燃料といった、様々な生活必需品を半年分備蓄している由でして、こりゃもう、お尻に火が付いている状態ですね…。昨日のロイター通信でも、首都アテネではホームレスが2倍に増え、ゴミ箱をあさる人が多くいる、とのリアルな記事があり、破綻間際という印象を受けました。食糧自給率が低く、天然資源に恵まれず、これらは輸入に頼っている状態、そして観光中心で公務員天国の国ですから、もうアカン、としか言えませんね。政治もちっとも上手く行ってませんし、こうなると無政府状態に近いです。ロイターの記事で最も気になったのは、「物資不足の兆候が表れつつある」という一行です。これが何を意味するかと言いますと、インフレーションです。インフレーションは物が無く物価が上がる状態、デフレーションはその逆、物が余って物価が下がる訳でして、どちらも宜しくありません。ですが、より悪質なのは、やはりインフレーションでしょう。

これで想起するのは、かってのドイツです。現在のドイツは欧州随一の経済大国ですが、1920年頃、今から100年近く前は、ハイパー・インフレーションに襲われ、国家が破綻してしまったんですね。第一次世界大戦に負け、賠償金の支払いと物不足と大量の失業者の群れ、という三重苦がドイツを襲い、結果として、物価が1兆倍になるという凄まじい状況と化しました。パンを1つ買うにも札束が必要というんですから堪りませんよね。当時のドイツで、お酒が大好きな無精者のオジサンがいて、大量の空き瓶を酒屋に持っていくのが面倒だ、という訳でそのまま置いていたんですね。そうこうする内にハイパー・インフレが到来、何せ物が無いですから、その大量の空き瓶のお陰で富豪になった、というまるで落語の様なお話があるぐらいです。ドイツは、数年かけて何とか破綻から立ち直るのですが、人心は荒んだままでした。そこに彗星の如く現れるのが、かの悪名高い独裁者、アドルフ・ヒトラーでありまして、ドイツ国民は彼を絶賛、崇拝し、そして、第二次世界大戦という悪夢が起こる訳です。即ち、政治や経済や軍事は決して切り離せないものであり、密接に絡み合っている証左と言えるのではないでしょうか。

翻って日本はどうか、もし日本が経済破綻した時どうなるのか、という事になりますよね。何せ1000兆円に迫ろうかという大借金(実はまだあるんじゃないか、官僚が粉飾決算して誤魔化しているんじゃないか、僕、密かに疑っています)を抱えている我が国ですから、まあ凄まじい大増税でしょうし、個人の銀行口座は閉鎖、お金が下ろせなくなり、公務員は殆どクビ、従って行政によるサービスは殆ど受けられなくなります。国からの受注に頼りきっている大手ゼネコンは殆ど倒産しますね。日本の就業人口の6割は建設業ですから、非常に多くの人が職を喪うでしょう。その様な状況で、あらゆる産業が影響を受けない筈が無く、工場のライン生産なども止まる会社が多いでしょうね。従って必然的に物不足になる訳でして、当然物価は跳ね上がる、となると、先のドイツの例じゃありませんが、恐怖のインフレーションが、悪魔の笑顔で真っ赤な大口を開けて待っている、地獄の沙汰も金次第、という事になります。

あの~、非常に本質的な話なんですが、お金って、心理学者の岸田秀先生じゃありませんが、或る意味、一種の幻想の上に成り立っているものですからね。皆がこれは1万円札と思っているから、紙幣として通用するんです。日本銀行券、なんて書かれて良質の紙を使い、何だか偉そうな人の絵が描かれていますから、権威がある様に思えますが、これ、ティッシュ・ペーパーやトイレット・ペーパーだって、皆が1万円だ、と思えばそうなるんです。要は只の紙切れです。何故こういう話をしたかと言いますと、最もリアルな話なんですが、アフリカの多くの国々や北○○、イラク、アフガニスタン等々、所謂、失敗国家と呼ばれる国々では、物を売買する際、自国の通貨なんて誰も見向きもしないんです。例えば日本において、スーパーマーケットで、お米や醤油といった買い物をしてレジに行く、その際に日本円を支払おうとすると、店員から「困りますよ、ユーロか米ドルじゃないとウチでは売れません」という状況なんですね。ですから先の国々では圧倒的に米ドルでの取引です。自国の通貨なんて信用が無いし、何時駄目になるか分からないから、怖くて使えない、という訳ですね。そう、まるでトイレット・ペーパーです。

ですから、古今東西の富裕層は、資産を残す際に、現金だけで持たなかった訳ですね。キャッシュを純金や株券や土地や絵画に買い替え、所有するのが賢いやり方と言う事です。女性が大好きな宝飾品、指輪やネックレスやアンクレット等々にしたって、自国で何かトラブルが発生し、自分の身一つで逃げる際の大事な資金源になりますからね。それらの装飾品は元々は呪術的な魔除けでしたし、己の身をきらびやかに飾るもの、と言った意味も勿論ありますが、いざという際の大事な資産でもあるんです。恐らく女性達は、それを本能的に察知していて、皆さん欲しがるんじゃないかなあ、おっとこれは話がずれましたね。

僕の好きな漫画家の西原理恵子さん、女傑と言うべきでしょう、男優りの性格ですが、彼女の名言に「金が無いのは首が無いのと一緒や」というものがあります。思わず爆笑ですが、喜劇王チャップリン曰く「人生に必要なものは、愛と勇気と幾らかのお金だ」、全くもってその通り、誠に同感しますよね。

今日は、何故かお金の話になりましたが、僕の大好きな「反省はしても後悔はしない」じゃありませんが、「お金は必要だが重要ではない」、これ、インディアンの諺ですが、それを肝に銘じて頑張ります!今週も本ブログを宜しくお願い致します!
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まとめtyaiました【WALL STREET:MONEY NEVER SLEEP】

皆様、週末は如何お過ごしでしたか?僕、ウィーク・エンドは会食がありまして、非常に有意義、かつ嬉しいお話を沢山聞く事が出来、とても素敵な一夜でした。関係者の方には心より厚...

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