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THE LONELINESS OF THE LONG DISTANCE RUNNER

今日は日本全国暑いみたいですね~。何でも関東地方は7月上旬の気温とか。今年は梅雨が来るのかなあ、と感じさせる程の気候ですが、僕の居るオフィスも、午後になりますと西日が射し込みまして、室温が急上昇しますから、そろそろ団扇や扇風機が活躍する事になりそうです。

さて、いよいよ本ブログも明日で300回目の更新でして、良く続いたもんだなあ、と我ながら感心しますが、僕、人間の所業と言うと大袈裟ですが、人類の行動全てに興味があるんですね。何でピラミッドみたいな馬鹿でかい建造物を造る必要があったんだろう、どうして女性を渡り歩いても懲りない男性がいるんだろう、どうやって人は月まで達したのだろう、何故何故何故、の連続でして、そうなりますと、必然的に本を読んだり様々な場所に赴いたり人の話を聞いたり、という訳なんです。蔵書は増える一方で、自室だけではとても収まらず、今では親友のMさんの一室をお借りして本を置かせて貰ってる次第でして、そのうち床の底が抜けるんじゃないかしら。面白い事に、様々な分野の本を読んでいますと、知識が増えて、点が線になって来るんですね。という訳で、今日のお話は、スポーツと歴史の密接な関連性について、であります。

まずは僕の大好きな、世界一人気のある格闘技、ボクシングのお話から入るとしますか。ヘビー級が動くかの如くボクシング界は動く、というこの世界の格言がありまして、体重無制限のこのクラスのチャンピオンは、このスポーツの中でもやはり王様でして、一目置かれる存在である事は間違いありません。ヘビー級の歴代チャンピオンの歴史を見れば一目瞭然なのですが、この面々がそのまま近代アメリカ史になるんですね。と言いますのは、ボクシング界は、己の才覚と強い意思と拳1つで大金を掴める世界ですから、国籍も学歴も職歴も容姿も関係ありません。アメリカは移民の国ですから、ありとあらゆる人種のるつぼですよね。従って、アメリカが生んだ歴代ヘビーチャンピオン達は皆ルーツがバラバラです。アイルランド系、ニュージーランド系、東欧系、ドイツ系、イタリア系、と面白い事に、これ、本国を棄ててアメリカに入国した順番に近いんですね。本国アイルランドでは貧困に苦しみアメリカに移住する、でも差別されまともな職が無い、そこでボクシング界に身を投じて成功する、やがてアイルランド系住民も、アメリカ社会に認められ、何とか職を得られ生活が安定し、危険なスポーツであるボクシングをする子供が減る、という訳です。そこに今度は本国ニュージーランドを棄てた人達が、自由と平等と夢の国アメリカへとやって来る、でも差別されまともな職を得られない…、この繰り返しなんですね。因みに現在のヘビー級チャンピオン達は黒人が殆どですが、ロシア系やウクライナ系、そしてカザフスタンやウズベキスタンといった中央アジア出身の選手が増えていますから、貧困という悲しい負の連鎖はそちらに移った、というのが僕の解釈です。それは、他の軽い階級においても同様でして、世界タイトルマッチを行うには非常にお金が掛かるんですね。テレビ局を押さえスポンサーを獲得し、会場のレンタル費用に対戦相手の一行の旅費、選手や審判団のギャランティ、世界戦を認定する団体へのコミッション(手数料)…。となりますと、経済規模が大きい国、或いは経済成長を続けている国でしか世界戦は開催出来ません。1997年、アジア全域を襲った経済危機、これは日本は勿論、タイにフィリピン、韓国香港中国、マレーシアにインドネシアまで巻き込んだ大変なものでしたが、理由を述べると長くなるので、それは又の機会としますが、その経済破綻前後のボクシング界の状況を述べましょう。当時、アジアのボクシング界をリードしていたのは、韓国とタイだったんですね。両国共に多くの世界チャンピオンを輩出していたのですが、経済破綻後は、ボクシング界は火が消えたかの様な状況となり、あっという間に王者も激減、日本にアジアのリーダーの座を譲る事となりました。

続いて、日本人に馴染みのあるスポーツと言えば、やはり野球とサッカーでしょう。この両巨頭、一言で言ってしまいますと、イングランド文化とアメリカ文化の違い、そして囲碁と将棋の差異であります。まずサッカー発祥の地はイングランド、日の沈む事は無いと言われた大英帝国ですから、世界中に植民地を持っていた訳ですね。己の政治システムや言語、文化や慣習までもが世界中に伝播したのですが、その中にサッカーが含まれていた、という訳です。イングランドより遅れて成立したアメリカは、歴史が無い分、野球という己が生み出した文化には非常にこだわります。よって、野球は中南米やアジア諸国という、アメリカ文化圏と言いますか、強い影響下にある国々で盛ん、という事になるんですよね。そして、囲碁は世界中でプレイされている、ルールが殆ど統一された頭脳ゲームでして、その点はサッカーに酷似しています。将棋は、古代インドで生まれたチャトランガというゲームがその原型なのですが、世界中に広まるにつれ、各国でアレンジメントされ、独自のものへと進化したのです。日本では将棋ですが、中国では象棋、欧州ではチェス、タイではマークルック、イスラム圏ではシャトランジ、ですもんね。実は、野球の親戚筋のスポーツって世界各地に沢山あるんですよ。旧英国連邦ですから、イングランドは勿論、インド、パキスタン、スリランカ、バングラディシュ、オーストラリア、南アフリカ等々、世界百カ国以上で非常に人気のあるクリケット。野球から派生したソフトボールはニュージーランドが世界チャンピオンの座を守り続けていますし、ドイツ式野球はシュラークバル、フィンランドではペサバッロ、というスポーツが人気があります。夫々バットやボールを使うのは全く同じでして、どうですか、将棋の成り立ちに非常に似ていませんか?まあ、僕は野球派であり将棋を愛する人間ですが、サッカーの魅力も分かる積もりです。

中々興味深い僕オリジナルな考察と思うのですが、皆さん如何でしたでしょうか?では、熱中症や脱水症状に気を付けて、今日という日を、皆様楽しくお過ごし下さい!とりあえず僕は、今晩からスタートのプロ野球交流戦を涼しい部屋で観戦する積もりです!
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