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❤ 紫の履歴書 ❤

読者の皆様、お久しぶりです!GWは如何お過ごしでしたか?僕、長崎に行って来たんですが、その話は後回しとしまして、フランスでは大統領が変わり、ギリシャの選挙でも反EUを掲げる政党が躍進したり、イタリアでは若年層の失業率が3割を超えたりと、何だかヨーロッパ・イズ・バーニングという感じですが、連休中、最も驚いたのは、やはり、小沢さんの裁判の件ですねえ。ネット上では既に、てんやわんやの大騒動になっていますが、実は小沢さんを起訴したのは「検察審査会」という民間人の会議なんですね。最近出来たシステムなんですが、無作為に選出された国民が、小沢さんを起訴すべきか否か、と判断する、という訳です。まるで映画「12人の怒れる男」じゃありませんが、一見公平に見えますが、これ、おかしな事だらけなんですよ。まず、2回審査を行ったんですね。審査員は入れ換わっている筈なのに、裁判所が発表した参加者の平均年齢は、小数点以下まで全く同じだったんですよ。これ、200万回に1回、という凄い高確率だそうで、おまけに議事録は1度も作成しておらず、何の情報公開もしない由でして、怪しすぎます…。そして、GW中にネットで大拡散し、テレビや新聞も渋々扱ったんですが、その検察審査会に提出した、小沢さんの調書が流出しました。割印から書名から書式から全て整っていて、本物である事は間違い無いでしょう。僕、早速ダウンロードして熟読しましたが、小沢さんの秘書が言ってない事を調書にガンガン載せるわ、法律には素人である検察審査会の方々を誘導する様に書類が作成された、という事が良く分かります。だって、小沢さんが不利になる様に何度も書き直し、調書にアンダーラインを引いて審査会の人に提示したりと、これ、有罪ありきの明らかなミスリードでしょうよ!

昨日はテレビで「相棒 Ⅱ」が放送されていた様ですが、映画「LAコンフィデンシャル」「J・エドガー」「チェンジリング」の世界そのままでして、日本の検察の威厳は地に落ちた、と断言します。まあ、折に触れ書いて来ましたから、本ブログの読者の方々には周知の事実ですが、取り締まる側が、罪の無い人を証拠を改竄して陥れる、品性下劣極まりなく、地獄行きは免れませんね。閻魔様自ら舌を抜いてやろうと、手ぐすね引いて虎視眈々とお待ちになっている事でしょう。

閑話休題、嫌な話は終わらせて、長崎紀行の顛末を。まず目指すは勿論、長崎新地中華街であります。僕、世界中の中華街--ジャカルタ・シンガポール・バンコク・マニラ・インドはムンバイ・神戸・横浜・シドニーにメルボルン・LAにSF--に行きましたが、長崎が最も可愛らしいんですね。非常に規模が小さいですし、所謂ダーク・サイド、中国語では通称黒社会、マフィアの匂いが皆無なんですよ。諸外国になりますと、チャイナ・タウンの裏通りに少し入っただけで、危険な雰囲気が漂うのが常ですが、ここ長崎ではそんな感じは皆無でありまして、南国の陽光の中、たっぷりとちゃんぽんや皿うどんを食して来ました。長崎出身、親友のMさんご贔屓の江山楼は超満員、それでも何とか席を確保し、久し振りに食べられて感激したのですが、このクリーミィでコクのある優しいスープと、もちもちして具材の味にしっかりと絡む麺の食感は、中々味わえません。長崎出身の福山雅晴さんが、本物のちゃんぽんが食べたい、と何時も嘆いている様ですが、もし皆様が行かれる際は、是非、召し上がって頂きたいなあ、と思いますし、この味の秘密を知っている方がいらっしゃったら、是非教えて欲しいなあ、と切望しています。20種類の山海の具材のせいなのか、製麺が異なるのか、火力なのか、はたまた茹で方か…。その他にも美味しいものは目白押しでして、角煮まんじゅうに小籠包、鯨料理各種、佐世保バーガーにカステイラ、お刺身に焼酎、びわによりより、おっと忘れちゃいけないトルコライスと、食べてばかりの1日でしたが、少々値上がりしたチンチン電車にも乗れ、出島観光や、穏やかで優しげな大村湾も見る事が出来て、大変結構な休日でした。

この長崎の事は本ブログでは良く触れています。僕、将来リタイアした時に住もうかな、と思っている候補地の1つなんですね。風光明媚、食事は美味しく、人情味に溢れた土地柄、のんびりおっとりしていますし、常に海が見える、というのも魅力の1つですが、最も素晴らしいのは、偏見の無さと言えましょう。かって出島に飾られていた絵画に、長崎くんちのお祭りの模様を描写したものがありました。400年間の歴史を誇るこのお祭りですが、江戸時代に描かれたと思われるその絵の中には、日本人--芸者衆に職人に農民に侍に商人等々--は勿論の事、中国にオランダにポルトガル、黒人までもが秋の祭礼の1日を楽しんでいる姿が活写されていて、感銘を受けたものです。この誰もを受け入れる、開放的で懐の深い長崎人の好例として、美輪明宏さんが挙げられるのではないでしょうか。

何だか黄色い髪の毛をした年齢不詳性別不明の人、そういうイメージを持たれる方が多いかと思いますが、この方、被爆経験があり後遺症に悩まされ続け、大借金を抱えた凄まじい貧困と、異母弟と共に育ち、度重なる恋人達の死、という陰惨な経験を糧とし、歌手として舞台俳優として、そして日本で初めてゲイである事を公表し、その偏見にも負けず大成功を収めた、という立志伝中の方でして、僕、心から尊敬しています。シャンソン歌手としてデビュー、その妖艶なルックスと優れたファッション・センスは流麗かつ高雅でして、「神武以来の美少年」「シスター・ボーイ」として一世を風靡したのも頷けます。当時美輪さんが出演した一連の映画、「黒蜥蜴」や「黒薔薇の舘」を大阪は新世界や東京は新宿のスクリーンで観る事が出来ましたが、同性愛者では無い僕も、思わず見惚れる美しさでした。この類稀なる美に、三島由紀夫から吉行淳之介から野坂昭如から大江健三郎から、遠藤周作から寺山修司からなかにし礼から、北野武から宮崎駿から、クイーンのヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーからザ・イエロー・モンキーの吉井和哉から、東郷青児から横尾忠則から、名だたる文豪達や映画界の巨匠達にロック・スターに画家に至るまで、皆さん夢中になったのも分かります。そして余りにも知られていませんが、国内では何十年も続き、そしてパリで複数回、ニューヨーク、そしてスペインはマドリード、ドイツはシュツットガルトにて美輪さんのリサイタルが開催され、その歌声は世界各地で大絶賛を浴び、多くの雑誌や新聞で掲載されたんです。「ヨイトマケの唄」「愛の賛歌」「愛しの銀巴里」なんて鳥肌が立つ事間違いありません。少々スピリチュアルな面を強調するのが玉に傷ですが、美輪さん、その悲惨な経験を語ってはいても、底抜けに明るく、その言動は含蓄に富んでいるんですよね。その名言をご紹介しましょう。

私は、人の悩みを食べて、涙を飲んで生きているの。

人の痛さを知ろうとしない人、想像力の無い人が犯罪を犯す。子供達に子守唄を聞かせ、詩や俳句を読ませる。想像力を養う事が犯罪を未然に防ぐ。

せめて自分ぐらい自分を褒めて認めてあげないと自分が救われない。自分の味方は自分だけ。

言葉が足りないのは本を読まないから。美しい言葉に触れ素敵な表現を自分の中にストックする。意思の疎通は言葉です。

孤独は物事を深く考えるチャンス。友達が多い事は必ずしも幸せではない。

惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵。どんなに辛い時でも明るく生きる技術。

如何でしたでしょうか。書いてる僕が元気が出て来ましたが、それでは今週も本ブログを宜しくお願い致します!
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