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シュマリ

GW真っ只中、皆様如何お過ごしでしょうか。当院はカレンダー通りの日程ですから、今日明日は僕も出勤でして、いよいよ明後日から少し旅に出ようかな~、と思っています。さて、今朝の大分は非常に濃い霧に覆われていまして、まるでロンドンの様な風情の中、犬を連れて散歩していたんですが、かって何度か訪れた北海道を思い出しました。

以前勤務していた病院の職員旅行は、何故か北海道が多かったんですよね。今日思い立つ旅衣、気帰洛を何時と定めん、大分から高速バスで博多空港へ、2時間半のフライトを経て千歳空港着、ジンギスカンと麦酒をたっぷり摂取してから、1時間のドライブで霧の摩周湖着、そこから2時間弱で阿寒湖に到着、まず駄目にしてしまうマリモを必ず購入してから、阿寒湖温泉で疲れを癒すのが定番のコースでした。この阿寒湖、歓楽街の貌は勿論ですが、道内随一のコタンがある事でも有名なんです。コタンとは、アイヌ語で「集落」「村落」の意でして、先住民族である彼等の文化や踊りに親しめるんですが、日本人はどうも歴史に無知というか、アイヌについて知らなさすぎるのではないでしょうか。

まず、日本は単一民族と考えられていますが、アイヌ以外にも少数民族がいるんですよ。かって日本の領土であった樺太に住んでいた人達でして、ロシアや中央アジアの血を引くと言われていますが、ウィルタと呼ばれる民族、そしてニヴフ(ギリヤーク)族の方々が今も尚、北海道に住んでいます。この3つの部族は、北海道に住んでいた訳ですが、戦国時代から日本人が徐々に進出し、交易を始め、明治時代に至っては、アイヌ達の土地や文化や生活を脅かすのでした。結局、アイヌの人達を日本人として認め、一応は平和的解決となるのですが、北海道の地名を見れば一目瞭然でして、多くの地がアイヌ語由来のものですもんね。アイヌ側から見れば、日本人が侵略者である事は紛れも無い事実ですから、彼等の権利や補償は必ず手厚く行わねばならないと思いますね。

さて、真面目な話はここで終わりにしまして、北海道と言うと、何だか開放的なイメージですよね。クラーク博士ですか、「青年よ大志を抱け」が有名ですが、古くは幕臣榎本武揚が開いた蝦夷共和国(2年しか存在しなかった幻の独立国です)に屯田兵、そして多くの外国人達が欧州の優れた技術を北の大地に伝えた訳で、よそ者にも寛容な雰囲気が確かにあります。今現在、その大らかな長所を体現している集団がありまして、それはプロ野球チーム、北海道日本ハムファイターズと思います。

オールド・ファンはご存じでしょうが、かってのファイターズは個性があまり無く、時折優勝戦線に絡む程度、自前のスタジアムが無いものですから、後楽園球場や東京ドームをジャイアンツから間借りしており、何だかとても影の薄いチームでした。2001年に札幌の地に新たなドーム球場が完成、心機一転、ファイターズは本拠地を北海道に移転する、という思い切った賭けに出たんですね。ド派手な新庄選手の大活躍と黙々とチームを引っ張る稲葉選手(この選手は元々スワローズの選手だったのに、移籍後キャプテンに抜擢されたんですから、その大らかさが分かりますよね。)の抜群のキャプテンシー、野球の神様が微笑んだのでしょうか、野球不毛の地と言われ続けて来た北海道のチーム、駒大苫小牧高校が夏の甲子園大会を連覇する、という高校野球史上57年ぶりの大快挙を成し遂げます。この幸運を生かしたのが本当に偉いと思うのですが、「地域密着」を掲げ、今まで何の縁も無かったファイターズの選手達は、あの広大な北海道にある学校全てを、3回ずつ訪れたと言います。地元財界の協力も無事得られ、道民の殆どの老若男女がファイターズを熱烈に応援するという、かって人気が無かった間借り人時代から知る僕としては、ケーブル・テレビから流れる、何時も満員の札幌ドームを見る度に、枕詞の様に「良かったなあ。」と呟いてしまうんです。

そして、経営努力と共に、選手の獲得にも力を注ぎ、僅か数年で非常に魅力のあるチームへと変身しました。まず、何処やらの関西の老舗チームと異なり、選手達が非常に若いんですね。20代前半の若者達が、広いスタジアムを所狭しと駆け回る、それだけでも爽快感がありますし、又俊足選手が多いんですよ。それに加え、選手達が非常に個性的です。では一挙ご紹介と参りましょう!まずはかって監督さんがアメリカ人でしたし、助っ人外国人はパナマにプエルトリコにサモアにベネズエラと、中南米に太平洋諸島から来た訳で国籍がバラバラです。インド人と日本人のハーフ、オーストラリア人と日本人のハーフの選手がおり、かって在籍した大エース、ダルビッシュ投手はイラン人と日本人の混血でした。台湾出身で日本の高校を出た選手がレギュラーを張り、ソフトボール出身のスラッガーがいて、お父さんが元日本チャンピオン、プロボクサーの血を引く勝気な選手がおり、先天性難聴という辛い疾患を抱えたサウスポーと60㌔の山なりの超スローボールを操る右腕がマウンドを守り、運動神経抜群でメジャー・リーグが熱視線を送るアスリートが外野の要で、50㍍5秒台の俊足、陸上選手並みのスピード・スターがいて、もしかすると日本一の飛ばし屋になりそうな強打者がおり、地元出身の道産子選手達も徐々に増え続け、そしてハンカチ王子まで在籍しているんですから、これは選手の獲得する担当者が如何に優れているかの証ですし、お客さんも観ていて決して飽きませんよね。当院も見習う事ばかりです。

こういう先入観を排して、開放的で魅力的なチームを造り上げたファイターズ経営陣には心から敬意を表したいですし、GWの行き先の候補地に、北海道を加えようかしら!?
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まとめtyaiました【シュマリ】

GW真っ只中、皆様如何お過ごしでしょうか。当院はカレンダー通りの日程ですから、今日明日は僕も出勤でして、いよいよ明後日から少し旅に出ようかな〜、と思っています。さて、今朝

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