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ブータンからの言葉

 おはようございます。今朝、出勤後にネットをチェックしていましたら、また泣いてしまいました。連日涙もろくて参ります。歳ですかねえ。小さな記事でしたが、産経新聞によりますと、ブータン王国では、政府の全閣僚、全国会議員、要人、国王が、日本の為に祈りを奉げてくれたとの事です。

「私たちの祈りが、犠牲者の家族、被災者の方々まで届くように、そして悲しみに負けない勇気と力になりますように」という公式声明が出された由、そして国王から100万ドルの義援金が日本に贈られたそうです。

昨日ご紹介しました様に、ブータンも極めて親日的な国として知られています。チベット仏教を信じ、ネパールと中国の間に位置し、九州とほぼ同程度の面積を持ち、農業が主産業、人口は僅か70万人の貧しい国ですが、何故親日的がご存じでしょうか。

かって、ブータンは基幹産業の農業ですら収穫が極めて少なかったそうです。山岳地帯でもあり厳しい寒さが農作物の成長を邪魔していたのでしょう。1964年、日本から海外技術協力事業団の一員として、西岡京治という若い学者が、ブータンの地に着任しました。西岡氏は、ブータンの青少年達を教育指導し、各種野菜や水田を開墾し、橋をかけ道路をひらき360本の水路を作りました。ブータンの農作物は飛躍的な伸びを記録したそうです。西岡氏は、国王から「ダショー」--最高の人、という意味です--という称号を贈られ、1992年にお亡くなりになるまで、人生の全てをブータン農業発展の為に捧げました。西岡氏は国葬として葬られ、5000人の弔問客が訪れ、ブータン史上最大の葬儀となったそうです。

この様な偉大な先人のお陰で、今回のブータンの方達の支援が決まったのでしょう。

又、先の公式声明を発表した31歳の若き国王は、非常に聡明、かつ優秀なリーダーとして知られています。オックスフォード大に留学経験もある事から分かる様に、世界を知り開明的、僕が最も驚いたのは、2年前でしたか、新国王就任での挨拶です。僕が聞いた事のある、政治家の言葉の中では、最も心を打つ演説でした。オバマやケネディ、とりわけ菅なんて比較になりません。

私はあなた方を決して国王として支配しない。私はあなた方を両親として守り、兄弟として大切にし、子供として仕えよう。私はあなた方に全てを与え、あなた方からは何も求めない。私はこの人生を、あなた方の子供達の手本になる様に生きる。私のただひとつの目標はあなた方の希望と志を実現する事だ。

高潔で格調高く人格者の国王からの日本へのエールを、暖かい言葉を、励ましを、僕達は忘れてはならないと思います。悲しい事ばかりだけど、今日という日に感謝し、前に進みましょう。
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No title

そうですか、ブータンまでもが(v-218 しかもお金も大変あり

がたいことなのですが”祈り”ってのがグッと心に染みますね!


いつかブータンいってみたいなーv-233
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