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一球さん

それにしても驚きました。長年付き合いのある業界がありまして、その関係の会社群からは、当院は毎月結構な金額の仕入れがある訳ですね。僕、この病院に来てもう8年ですか、それなりの立場にあるんですが、その会社の方々と一度とお話した事が無かったんですよ。うちが仕入れをしているお客さんの立場ですから、こちらから挨拶に行くのも変な話ですし、忙しさにかまけていたら、何時の間にやら月日が流れてしまったんですね。その会社群の方々は結構当院に来られる事が多く、僕、割と鷹揚な性格と思うんですが、院内でこちらから挨拶をしても「お前誰やねん!?」といった扱い、流石にこりゃあまずいな、と思い、その会社の方と一度お会いしたい旨、うちの担当者を通じてお願いしたんですね。そうしましたら、一昨日ですよ。終業時間間近にアポイントメント無しでお見えになりまして、何だか言い訳をされてましたが、大変失礼ですが、僕、聞いてられませんでした。コンプライアンスがどうたらこうたら、と縷々述べておられましたが、そんな横文字を使う前に、アナタ方の業界全体は若手社員の礼儀作法から教えるべきでしょう。おはようございます、こんにちわ、失礼致します、それも出来ずしてまともな商売なんて出来る筈が無いでしょ!まあ、古い体質を残している業界、というのは百も承知でしたがここまでか、と何だか日本の将来を憂う気持ちになりましたねえ。

昨日は、お彼岸という事もありまして、恒例の宇佐の墓参に参りました。先祖代々の墓所は竹林の中にあり、墓が十数基もあるものですから、数年前に参道を舗装し整地までしたんですが、それにしても竹って始末に悪いものですね~、青竹も古くなった奴もありまして、それが、折角作った参道に覆い被さる様に垂れ下がって来まして、僕、頑張りましたよ。鉈を振るい鎌を使い孤軍奮闘、竹を切り雑草を抜き落ち葉を掃き、戻ってシャワーを浴びて麦酒を飲んだらもうフラフラ、爆睡したんですが、今朝は右肩が少々痛みます。それでも、墓を清めてご先祖様にお参りするというのは気持ちの良いもの、一昨日の不快な気分は何処かに消え去りました。

さて、今日より選抜高校野球が開幕でして、初日から屈指の好カードが組まれています。今日の第三試合、大阪桐蔭VS花巻東の対戦は、伝説の試合になるかもしれませんよ。大阪桐蔭のエース藤浪君は高校3年生になったばかりですが、197㌢の堂々たる体躯で150㌔のボールを投げ、花巻東の大谷君も193㌢、同程度の速球を投げるというんですから、こりゃあ見逃せませんね。アメリカ大リーグのスカウトまで視察に来るそうでして、両者の投げ合いが今から本当に楽しみです。

それにしても、日本野球のレベルの高さ、特に投手の質は間違い無く世界一、僕、そう確信しています。面白いもので、海外の野球少年で最も運動能力の高い子は皆、遊撃手を目指すと言われるんですね。日本では投手を選ぶ事から、毎年の様に、優れた投げ手が、全国各地から続々と輩出されています。高校野球人口は部活動ではナンバー・ワンの17万人を超え、この少子化の時代に増え続けているのも驚きですが、球児の体格そのものも、先に挙げた藤浪君大谷君の様に随分大きくなりました。そして、十年前と較べると、球速もアップしているんですよ。かっては140㌔を超えると速球投手、との呼び声が高かったのですが、今では各県に数名ずつは、そのレベルの球児がいるのが当たり前となりました。監督さん方の指導レベルも上がっていますし、データ解析や筋力トレーニングに技術指導(興味深いのは、先にご紹介した竹も、練習用バットとして使用されています。名門PL学園では、球の芯を捉える為に、竹素材のバットで打撃練習をするんですね。)、栄養指導にメンタルトレーニング、バランス・ボールまで導入し、体幹にインナーマッスルを強化し、パソコンやDVDを使うのは当然ですし、そして日本全国の4000校が、甲子園の檜舞台を目指して切磋琢磨しているのですから、レベルが下がる筈がありません。おまけに、優れた先達のプレイもYOU TUBEで幾らでも見られますもんね。全てのジャンルに言える事でしょうが、かってあった情報の格差や地域差、というものは皆無になったと思います。何処の街に住んでいても、同じ情報を共有出来、競い合うライバル校が全国に分散している、これこそが、日本の野球レベルが格段に上がった要因でしょう。これは大学野球の話ですが、毎年の様に全国制覇する学校が異なるんですよ。山口県の東亜大学は、100㍍11秒台の選手を多く揃えて全国を制しましたし、我が大分県の日本文理大学は、1試合に9人も投手を継ぎ込む継投策で日本一に輝きました。戦略戦術面においても凄まじい進化を続けている訳です。

現在の高校生投手で眼を見張るのは、アメリカ大リーグのトレンドや理論まで取り入れている事です。神奈川の雄、慶應高校は、グラウンド内の指示は全て英語です。そして、投手が打者を打ち取る基本は、緩急・高低・左右なのですが、新たな概念である、打者の手元で微妙に動く球、それに加え、かってはストライク・ゾーンからボールになる変化球が主流でしたが、ボール・ゾーンからストライクになる球まで既にマスターしています。どうでしょうか、深遠なる高校野球の世界、世界一の高校スポーツの世界に少しでも興味を持って頂ければ、僕、関係者でも何でもありませんが、これ程嬉しい事はありません。

たかが野球、されど野球でありまして、108の縫い目があるだけの球を使ったシンプルなスポーツも、これだけの進化がある訳です。今日は野球話が爆発して、興味の無い読者の方には大変恐縮でしたが、球けがれなく道けわし、巨きな人を目指して、僕も頑張ります!
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なるほど~

水島新司先生の「一球さん」ですね(笑)懐かしいです。

筋書きのないドラマ・・・ 

この春の甲子園大会も楽しみです(笑)

そういえば~昔 野球少年時代は挨拶ができないと

ビンタでした~(笑)

No title

蕎友舘さん、こんにちわ(^^)。

そうです、水島先生の漫画から今日のタイトルは取りました(^^)。

僕も野球をやっていましたが、水を飲めないのが辛かったです。

この後いよいよ第三試合ですから、お時間があれば是非ご覧ください。
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