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FIGHT AND SMILE

こんにちわ!お昼休みの時間になりまして、ネットで新聞記事を拾い読みをしていましたら、思わず涙が出て、暫くの間、止まらなくなってしまいました。まずは、昨日の読売新聞です。台湾で「FIGHT AND SMILE」と銘打った4時間半のテレビ生中継があり、これは今回の大震災の義援金チャリティ番組だった由、なんと21億円の浄財が集まったそうです。又、本日付の朝日新聞では、台湾の国会議員の皆さんの呼びかけで、震災で家を失った子供達の為に、最長1カ月台湾でホームステイをしてはどうか、旅費は台湾側が負担します、との申し出があったそうです。台湾中部の彰化県、張副県長曰く、既に100世帯が受け入れ可能の由、台湾は親日的な国ですから、日本語も通じます、任せて下さい、との記事でした。

この様な小さなブログで、台湾の方々に届くか分かりませんが、一言お礼を言わせて下さい。

この様な暖かい心配りを本当にありがとうございます。万感胸に迫る思いです。心より感謝しています。もう一度、本当にありがとうございます。

僕、かって久留米大学大学院比較文化研究所、という所で勉強していました。僕の専攻は国際政治学でして、特に専門としていましたのが、台湾です。恩師のC教授に紹介され、「台湾青年」という雑誌に文章を何度か書かせてもらった事もありますし、「日華平和条約の歴史的政治的意義」というあまり注目されない固い論文を書きまして、大学院に在籍しておりました。何度か訪台経験もありますが、台湾の方々は日本に対して非常に親しみを持っています。親日的な国と言えば、トルコやブータン、ノルウェーやフィンランド、マレーシアやシンガポールなどがすぐに思い浮かびますが、やはり台湾の方が最も日本好きと思います。

日本と台湾の間には、植民地という、支配する側とされる側、という悲しい歴史もありました。他国を支配するなど決して許される事ではありません。台湾の方も複雑な感情を日本に対して持っているとは思います。しかしながら、台湾の方はそれを恨まず、日本に統治されていた時代も良い点が沢山あった、と感謝しているのです。公衆衛生、上下水道、鉄道、道路、港、空港、農林水産業、教育制度、これらは日本統治時代に台湾に根付いたものである、と台湾の教科書にもしっかり書かれています。あまりにも知られていませんが、台湾では、神として祀られている日本人が沢山いるんですよ。当時としては東洋一のダムを造り、台湾農業を飛躍的に発展させた方。犯罪者から町の治安を守り抜き殉死された方。戦時中台湾の空を守り抜いた軍人達。台湾人小学生教育に一生を捧げた方。最も端的な例として、「台湾万葉集」という本が出版されているのをご存じでしょうか。日本語教育を受けた台湾の方達が出した和歌集です。万葉の流れ この地に留めむと 生命のかぎり 短歌詠みゆかむ、これを台湾の年配の方が詠んでしまうのですから、驚きますよね。元総統(大統領ですね)李登輝さんも、京都大学出身で、日本語がペラペラでした。他国の大統領で日本語が堪能な方はそう出ないと思います。又、若い世代でも、ハーリーズ、と呼ばれていますが、親日的で日本のものなら何でも好きで、安ホテルに長期滞在も厭わない、という方が多くいるんですよ。

そうそう、かって僕の知人が台湾に旅行した時の話を1つ。僕、急いで連絡を取る必要が出来まして、国際電話をしたんです。「This is overseas call from Japan、connect the line please.」、うんうん発音もイントネーションもバッチリ、文法も大丈夫、僕ってイカス~、と自惚れてましたら、フロントの方が「はいはい、ちょっと待ってね~、お名前は~。」と明るく返されて思い切りコケました。

今回の台湾の方々の、日本に対する素早い支援の動きは、僕達の諸先輩方が台湾発展に尽くした恩返しではないでしょうか。

台湾には、日本精神--リップンチェンシン、と読みます--という言葉があります。これは台湾語でどういう意味かと言いますと、清潔、公正、勤勉、信頼、責任感、規律、滅私奉公、といった日本人の優れた美質、価値観を総称した言葉だそうです。僕達は、その日本精神という言葉に相応しいでしょうか。台湾の方々からの固い友情のエールを無碍にする日本人であってはならないですし、この様な悲惨な震災から、雄々しく立ち上がらなくてはなりません。そう、FIGHT AND SMILEで。
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No title

そうですかー。今日のブログをみてちょっと驚きました。台湾の人々って

若い人からお年寄りまでほんと親日家が多いな、って思ってましたが

ここまで我々を愛してくれるなんて思いもよりませんでした。

これから我々西日本を中心とした日本人が日本を元気づけ、きっと台湾

の人々に恩返しできる日がくるまで笑顔で頑張ろうと思います!
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