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キラーチューン♪

大分は冷たい雨が続き、気分も滅入りがちですが、皆様如何お過ごしですか?さて、昨日は、サッカー国際試合でウズベキスタンがホーム・チームの日本に快勝したり、中々波乱万丈な夜だった様ですが、僕としては、日本武道館において、椎名林檎率いる東京事変が解散した事が印象的でしたね。彼女がデビューした頃は、尖鋭的でエキセントリックでエロティックなイメージが先行していた様に思いますが、バンドを組んでからは良い方向へ変わった様に思います。メンバーの演奏力は海外で通用するレベルの腕前ですし、彼女の作詞能力は元々高かったのですが、より繊細に美しく、よりリリカルにビビッドになった気がしますね。♪切り取ってよ 一瞬の光を 写真機は要らないわ 五感を持ってお出で 私は今しか知らない 貴方の今に閃きたい♪あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき 透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ 毎日染まる空の短い季節 真っ直ぐに仰いだら 夕闇も怖くないよ♪、これ、ほんの一部の詩の抜粋ですが、うん、大したものです。恐らく活動は続けて行くでしょうが、きっと又良い曲を演奏してくれる事でしょう。

日本のミュージック・シーンにおいて、本物のロック・ミュージシャンが成功を収めるって、本当に稀有な事と思います。僕の長い長い音楽鑑賞歴でも、RCサクセション、ブルー・ハーツ、エレファント・カシマシ、ぐらいしか上手く行ってないんじゃないかな。これ、日本と欧米の社会構造も一因と思うんですよね。ロックとはライフ・スタイルというのが僕の認識でありまして、おかしな事はおかしいと言い、己の信念を貫き、社会の矛盾を唄う、要約するとこういう事と思います。日本は欧米と比べて、まだ社会の矛盾が少ないですから、その部分については中々題材が少ない様に思いますね。例えばラップのスーパースター、エミネムの歌詞を少々抜書きしてみましょう。♪俺の天秤の上では幸せよりカネの方が重い 俺は俺の台本に従う お前らニガー達は近道をする 更生出来ないのなら悪さを極めろ♪これでもまだ優しい方ですもんね、これ以上の歌詞はとても書けません。日本人ラッパーの♪母への愛 父への感謝♪なんて歌詞とは、住んでいる世界がまるで違う感があります。という事で、今日の本ブログは、ロックの本場であります、イギリスの社会事情について綴ってみます。

ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、レッド・ツェッペリン、クラプトン、ロック界の巨星達ですが、彼らは皆、イギリスの出身です。皆さん知識としておありでしょうが、イギリスは階級社会の国なんですね。アッパークラス(上流)、アッパー・ミドルクラス(中の上)、ミドル・ミドル・クラス(中の中)、ロウワー・ミドル(中の下)、ワーキング・クラス(下流)、と分けられ、その下に移民、と言われているんです。6つの階層に分かれている社会、恐ろしいのは、それが生涯ずっと固定され、世襲の様になっているんですから、僕はこんなシステム大嫌い、アッカンベー、エンガチョですが、これがかって世界を制し、日の沈む事は無い、と豪語したイギリスの現実なんですね。おまけに髪の毛の色や肌の色で差別があり、欧州内でも国のランク付けがあるんです。欧州で「イタリア人か?」と聞くのは、差別が絡んで非常にやっかいだそうですから、堪りませんよね。日本だと、京都に少しだけそういう雰囲気がある様な無い様な…。さて、イギリスが酷いのは、その階級によって、言葉や通う店や服装すら異なる、というんですから、僕達日本人にはちんぷんかんぷんです。昨夜行われたサッカーにしても、プレイヤーも観客の殆どもロウワー・ミドル以下、というんですから。そうそう、イングランド・サッカー代表のジョン・テリー選手が、差別発言でキャプテンを降ろされましたが、さもありなん、と感じました。

有名なお話を2つ。まずは、ワーキング・クラス出身のビートルズが女王陛下から勲章を授与された時の事です。アッパー・クラスの受勲者からは、勲章を返還する人が相次いだと言うんですから、これはもう病んでいますね。そして、日本人のケンブリッジ大卒業生が、スイスのリゾート地で経験したという事実です。チェコ、ドイツ、イタリア、インド等々、諸国の皆さんが入り乱れて和気藹々とスキーに興じ、遊び疲れて、バーで飲んでいたそうなんですね。由緒正しい格式あるホテルで、ドレス・コードがあり、偶々ケンブリッジ大のエンブレム入りのネクタイを締めて飲んでいたら、そこに、如何にもアッパー・クラスの格好をした英国人兄弟が入って来た由、ホールを一瞥し、日本人に囁いたそうです。「明日我々とスキーに行かないか?」、不審に思いながら日本人留学生は承諾し、翌日一緒に山頂に行った際、「君は何故ああいう三等国の連中と付き合うのか?これからは我々兄弟だけと遊んだ方が良い。」と言われた由、ではケンブリッジ大のネクタイを外した日本人は、一体何等国か問い質したくなったが、必死に我慢したそうなんですね。これは余り知られていないと思いますが、貴族の証である紋章、これを管理し統括する機関がいまだにあるぐらいですから。設立は何と1484年、その名も紋章院です。

この傲岸不遜ぶり、無礼かつ権威主義的な態度、僕ならば腰の日本刀を抜きたくなる(あ、勿論、心の中だけですよ)所ですが、こりゃあ、若者の反抗のイメージがあるロック・ミュージックが根付く筈ですし、こういうメンタリティの連中が世界の中心に居るんですからね、日本のひ弱な外交官や無知な政府閣僚なんて、彼らの内心では、虫けら同様の扱いと思いますよ~。僕、勿論、このイギリスの社会を心底軽蔑しますが、日本国首脳は、こういう連中と対等に付き合っていかなければならないんです。たとえ東大を出てたって彼らの基準では下の下、オックスフォード出ていない奴とは話が出来ない、ってな感覚でしょうから、政府や官僚の皆さん、日々猛勉強--偏差値なんてどうでも良いですからね、シェークスピアやジョイスの詩や源氏物語は勿論読破、テーブル・マナーにソシアル・ダンス、トランプのブリッジにチェス、ビリヤードはポケットでは無く四つ玉、絵画や舞台やクラシック音楽の審美眼、ファッション・センスを磨くのは当然、ワインや料理の知識、テニスに乗馬にヨット、英語に仏語が堪能なのは必須、まだまだ沢山あるでしょうが--で、本当に本当に頼みますよ…でも大丈夫かなあ…。
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