FC2ブログ

♬ 憐みの賛歌 ♬

皆様、週末は如何お過ごしでしたか?それにしても寒かったですが、今週半ばから、またまた寒波が襲来の由、大分って滅多に降雪が無いんですが、天気予報図に☃マークが付いてましたもんね。悪い事は重なると言いますか、インフルエンザもそろそろ流行りそうな気配でして、お互い、体調管理には本当に気を付けましょうね。手洗いにうがいを欠かさず行いましょう!

土曜日の時事通信のニュースだったかな、東京電力福島第一原発の事故の対応について、当時の首相菅サンが滅多矢鱈に会議(その数、何と15です…)を立ち上げたんですが、皆さんご記憶にあるでしょうか?驚くのはここからでして、そのうちの10会議において議事録を作成していなかった由です。そして、グリコじゃありませんが、おまけのニュースとして、東電は大幅に電気料金を値上げするとか…。お願いですから、僕をあんまり苛々させないで~、と言いたくなりますよ。

まず、議事録を作っていなかった件ですが、職員が300人に満たない、九州の片田舎にある当院においても、色んな会議がある訳です。教育、人事、院内感染、顧客サービス、運営、図書、栄養、安全衛生、経営管理、広報IT、地域連携、防災危機管理、病床管理…、少々細分化し過ぎている嫌いもありますが、これらの会議において、誰がどう発言した、某がこう提案した、全て議事録に残してありますよ。それを、原発事故、メルトダウンが起こるという、国家の存亡をかけた緊急事態において、何も記録を残さないなんて、これ、酷いを通り越して、惨いです。情報の隠蔽に歪曲に修正をした、と捉えられても仕方が無いと思います。まあ、民主党代表選において、菅を選んだ議員さん達、アナタ方の罪は万死に値しますよ。東電の値上げについては論外です。一言だけ述べますと、市中引き回しの上、磔、獄門ですね。

僕、殆どテレビは見ませんが、昨夕6時は、世界遺産の番組を見ました。この後の番組は「夢の扉」というライン・アップでして、TBSで唯一大人の鑑賞に耐えうる時間帯と思います。奈良は斑鳩の里、法起寺、中堂寺、法輪寺といった古代寺院群、そして世界遺産である法隆寺に残された金箔を覆った仏像、五重塔や夢殿に参拝する多くの人達、響き渡る笙の音と鐘の音と読経。厩戸皇子、豊聡耳、との別名を持つ聖徳太子を取り上げた30分でしたが、非常に興味深かったですねえ。勿論法隆寺は聖徳太子所縁のお寺ですし、寺院ですから毎月の様に鎮魂の法要を行ってまして、その模様が画面に映し出されていました。

僕の母方のご先祖様は、以前の本ブログでも触れましたが、宇佐神宮の神官、神人と呼ばれる職を千年以上勤めて来ました。何をしていたかと言いますと、放生会(ほうじょうえ、と読みます)という鎮魂の儀式を、724年から明治の初めまで行って来ました。蜷、という小さな貝を河に撒く役目でして、現在はかなり遠縁の方がされている筈です。生を放ち、恩あるを示す、という殺生を戒める意味があるんですね。これも聖徳太子が始められた儀式、という言い伝えがあり、昨日のテレビは何だか僕のルーツに触れた様に思い、見入った次第です。遥か彼方の古代、鹿児島に住んでいた所謂隼人達が、大和朝廷に反乱を起こし、九州全土を席巻する怒涛の勢いで、宇佐の地まで攻め込んで来た由、神官達も手に手に武器を持ち、その謀反を収めた訳です。何時の間にか何処かに行ってしまいましたが、我が家にはご先祖様代々が所有した、三つ又の槍がありました。さて、その隼人達の鎮魂の儀が、今も尚行われているんですね。まあ、古代の日本は、鹿児島に住む隼人(フィリピンや台湾を経て九州南部に土着した南方系住民)や、熊本に住む熊襲(クマソ)と呼ばれた人達、北海道や東北の蝦夷(アイヌの人達ですね、ロシア経由でコーカソイドでは、という説もあります)一族、帰化人や渡来人、そして元々居た縄文系の人々、と多種多様な人種が混在していた訳です。最新のDNA研究ですと、僕達のルーツはモンゴルの一地方の寒村にあったそうですが、いずれにせよ、幾つかの時期に分かれて、様々な人達が日本列島に渡り、定住した様に思いますね。

興味深いのは、宇佐からそう離れていない地、福沢諭吉の里、中津にある薦神社です。非常に鄙びた小さな神社なんですが、宇佐神宮の元になったもの、と伝えられ、国の重要文化財でもあります。僕、随分前に一度行った事がありますが、御神体は何と神社内にある大きな池なんです。これは唐から渡来して来た人達の技術を転用した、古代の人工池でありまして、興味深いのは、その池の中に鳥居が鎮座しているんですよ。現在、「平清盛」がNHK大河ドラマで放送中ですが、広島の厳島神社の海中に立つ大鳥居、世界遺産と認定されてますね。薦神社の鳥居はその元祖と思われます。と言うのも薦神社は810年頃に造られ、厳島神社は1240年頃ですからね、それにしても文化の伝播って面白いものです。

何だかまとまりの無い話で、読者の皆様に受け入れられるか不安なんですが、ここからが結論です。代々、戦の犠牲者の鎮魂祭に係わって来た一族の端くれとして、一言提言します。今の日本において、天変地異における国民的な鎮魂祭を作る必要があるんじゃないかな、という事なんです。阪神淡路大震災にしても、今回の東北大地震にしても、大正時代の関東大震災にしても、その地域や地方毎には鎮魂祭をやってはいても、全国的な広がりって少な過ぎる様に思うんですよね。これだけ休みが増え、訳の分からない祝日が増えたんですもん、年間にたった1日ぐらい、日本国民全員で犠牲者の冥福を祈り、喪に服し、来し方行く末に思いを馳せる必要があるんじゃないでしょうか。今日は少し抹香臭かったですかね…、何だかモーツァルトのレクイエム ニ短調 K.626を聴きたくなりましたが、今週も本ブログを宜しくお願いします!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR