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人形町末廣

おはようございます。いや~、昨日の大分は今年一番の冷え込みだったのではないでしょうか!?僕、昨夜は少々遅くなったのですが、布団や毛布が冷え切って冷たい事冷たい事、寝付くまで時間が掛かりました。こういう寒い夜に、湯たんぽとか行火とか懐炉があると随分違うんでしょうね~。

毎度馬鹿馬鹿しいお話を、と行きたいんですが、今日はそうも行かないのがとても残念です…。

冷えた身体は温めれば楽になりますが、冷たくなった心は元には戻りません。今朝、眠い目をこすりこすりネットをチェックしていましたら、酷いニュースが2つ飛び込んで来ました。簡単に要約します。まずは読売新聞から。「福島県の新築マンションに、放射性物質に汚染されたコンクリが使われていた問題で、原材料の砕石が、建設会社など100社以上に出荷された疑いがある。~中略~昨年4月に避難区域の設定が政府から発表された後も、砕石の出荷を続けた事について、採石会社の社長は、『放射能に関する知識が無く、何で使っちゃいけないの、という感覚だった。』と釈明した。行政側も何のチェックも無く、福島県の担当者も『予想外の出来事』『今考えれば何らかの処置をしておけば良かった』と話すが、対応は完全に後手に回った。セメントの原料の下水汚泥からは高濃度の放射性物質が検出されている。」だそうです。これ、極めて好意的に見れば、原発事故の対応は初めてだし、パニック状況で、地元の復旧の為に役に立ちたかっただけ、という考えもあるかもしれません。では、悪意を持って考えてみましょうか。官も民も全て承知の上での共犯、「放射能が混じってるヤバいコンクリだけどさあ、必要なのは間違い無いし、暗黙の了解で売っちゃう?黙ってれば分からないよ…。」、という見方もあるでしょう。性善説か性悪説か、という事なんですが、この件に限っては、僕、後者を取りたいですね。というのは前記の記事にあります様に、昨年4月に政府から避難区域の勧告が出ている訳で、それから9か月も経過している訳でしょう、何も聞いていない、というのは不自然過ぎます。そして、放射能の危険性に全く気付かなかったとしたら、砕石業者として勉強不足で経営者失格です。いずれにしても、許せん話で、このコンクリを使用した業者はブラック・リストに載せるべきです。でも、そのコンクリを使った建物は、もう既に沢山建ってるんでしょうねえ…。

続いて、産経新聞の記事ですが、昨日、民主党大会が開かれた由、総理をやってる事自体が不思議な野田サン、彼の挨拶で、増税と公務員給与及び国会議員定数削減に取り組む旨を力強く宣言した由、殆ど拍手は起きなかったそうです。ま、当たり前の常識を持った議員も民主党にいるんだな、という気もしますが、ところでこのヒト、総理になって何かやりましたっけ?政治的な力量に大きな疑問符が付いている状況なんですよ!?増税に加えて、公務員給与及び議員削減なんて、自民党の歴代大物総理ですら出来なかった大仕事でして、10万円賭けても良いですが、このヒトに出来る筈がありません。大体、増税云々を言う前に、公務員給与をガッチリ減らし、国会議員の数を減らした実績を国民に見せるべきでしょう。野田サンの発言は取らぬ狸の皮算用ですし、こういう厚顔無恥の輩には、靴をはかりて足を削る、即ち、物事の本質を見誤るな、という格言をプレゼントします。拳々服膺して、今後一切大言壮語を吐かない事をお薦めします。

嫌な話はこれでお積もりとしまして、ここからは楽しく参りましょう。最近、旅行の機会も無く、出張は近々入りそうですが、それも日帰りか一泊が精々ですし、どこか遠くに行ってリフレッシュしたい気持ちです。以前は東京出張が非常に多く、時間が空けば古書店街に電気店街、ミニシアター巡りにライブハウスに美術館に博物館と選り取り見取りでしたが、最も気軽なのは、やはり都内に4軒ある落語の定席寄席でしょうか。今日は皆様を演芸場にご招待、と参りましょう~。

まずは池袋演芸場にご案内しましょう。池袋は学生街、非常に閉塞的で空が見えずらい駅前北口を抜けまして、商店街に入りますと、垂れ幕には筆太の寄席文字で、池袋演芸場と書かれていますからすぐに分かります。ここは地下に降りてゆくのが独特の風情を醸し出し、都内で最も小さな90席の演芸場ならでは、演者の表情から佇まいに息遣いまで分かる臨場感が最大の売り、でしょうか。

お次は上野広小路、鈴本演芸場です。西郷さんの銅像や動物園に公園に博物館、不忍池にデパートにアメ横も近く、銀座線に山手線に大江戸線に千代田線に日比谷線、おまけに京成まで通っている、という抜群のアクセスに加え、300席近いキャパシティもあります。演芸場の中ではやや上品な雰囲気でして、演目も、通常の落語だけで無く、お正月には伝説の大女優、山田五十鈴のトークショー、なんて開催されたりして、華やかな雰囲気です。落語が跳ねた後は、上野は鰻やとんかつの名店揃いですから、そこでお腹を満たすも良し、僕は、演芸場近くにある、創業四百年近い老舗の漬物屋さん、酒悦でお酒のアテを少々買うのが楽しみです。

続いて新宿末廣亭に参りましょう。僕、ここは永遠にあって欲しいなあ、と思う程風情のある演芸場で、思い入れも深いんです。と言いますのは、都内の真ん真ん中の新宿、アルタに紀伊国屋にシネマ・コンプレックス、伊勢丹に丸井に三越といった百貨店、みずほにりそなに東京三菱UFJといったメガ・バンク、その様な大きなビル群に囲まれた一本入った裏通りに、明治三十年から続く木造の演芸場が建っているんです。近代的な都市空間の狭間に突然江戸が現れると言いますか、時空の裂け目と言いますか、異界に足を踏み入れると言いますか、独特の風情がたまりません。以前、友人と新宿で飲もう、という事で待ち合わせをしたのですが、時間が空いたので、寄席で時間を潰したんですね。暫し笑いの雰囲気と江戸情緒に馴染んだ後、師走の新宿の雑踏の中、酒を酌み交わしたんですが、タイム・スリップをして来たばかりの様な不思議な感覚が残った事を覚えています。

トリは勿論、浅草演芸ホールです。都内随一の歴史を誇る歓楽街、浅草だけありまして、賑やかさは他の追随を許しません。昔懐かしスマートボールに映画館、場外馬券場にストリップ小屋、その真正面に交番がある、という凄い立地なんです。この浅草演芸ホールはとにかく楽しい、のが売りでしょう。他の寄席と較べますと、所謂色物、浪曲に漫談に手品、腹話術にパントマイムに踊り、水芸に奇術に浪花節、といった演目が多いのが特徴でしょうねえ。僕の一押しはやはり、紙切りです。芸人さんは何でも器用に切っちゃうんですから、これは一見の価値あり、何でも紙切りは日本にしか無い芸の由、世界中を廻っているそうですよ。

意外と知られていない未知の世界、演芸場、今日は如何でしたでしょうか?東京に行かれた際に、お時間がもしあれば、足を運ばれても楽しいかもしれませんよ。
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コメント

こんばんわ。落語の寄席って楽しそうですね。書かれている方は、沢山の場所に行かれていて羨ましいです。もし良かったら、これからの季節で、国内のおすすめの旅行先とか教えてもらえないでしょうか?

No title

アップルさん、コメントありがとうございます。

寄席はその場所によってカラーが異なりますから、夫々味があってとても良いものです。都内に行かれた際にはお時間があれば、是非寄ってみては如何でしょう。

さて、お勧め先、と言われても、好みがあるでしょうから難しいですが、これから春ですし、京都や奈良辺り、古都を旅するのはどうでしょうか?
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