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NO RESERVATIONS!

おはようございます。いやあ、それにしても年明けから連日寒いですよね~。本当に、連日の犬の散歩や自転車通勤が辛いです…。太股や顔面の感覚が薄れて来まして、手袋やマフラーが無くてはとても外を歩けません。今日より仕事始めの方も多いかと思いますが、皆さん、寒さに負けず頑張って参りましょう!

読者の方々にも頷いて頂けると思うんですが、僕、こう寒いと、どうも身体が暖まるものが食べたくなります。様々なお鍋にシチューにポトフにグラタン、ラザニアにおでんにベイクド・ビーンズにフォー、ソパ・デ・アホ(スペインのにんにくスープ)にズッパ・ディ・ペシェ(イタリアの魚の煮込みスープ)にアイントプフ(ドイツの野菜とソーセージのスープ)にソリャンカ(ウクライナの香辛料と野菜が主のスープ)、ラーメンにお蕎麦にうどんにちゃんぽん、いちご煮にかじか汁に鯉こくにのっぺい汁、あ~、もう書いててきりがありませんね、非常に食べたくなりましたが、それにしても世界の食文化は千差万別、多種多様ですが、やはり日本食に敵う者無し、という気も致します。

勿論、上記の食べ物が冬の季節に合うのは言うまでもありませんが、僕、寒くなると、「結婚出来ない男」の主演、阿部ちゃんの名台詞、「肉だな…」じゃありませんが、時折無性に体が肉類を欲する感じになるんですよね。という事で、今日のお題はステーキで参りましょう!

豊後牛に佐賀牛に近江牛に松坂牛に神戸牛、忘れちゃいけない岩手の短角牛と、日本の酪農家の皆さんの真摯な努力が実って、芸術的なまでにサシの入った見事な肉質は世界一と思います。NBA、アメリカ・プロバスケット界のスーパースター、コービー・ブライアントのファースト・ネームは、来日したお父さんが神戸牛の余りの旨さに悶絶した事から命名されたそうで、些か間抜けな感じもしますよね。でも僕は、若い頃から、どちらかというと、サシの入ったものよりも、しっかりと噛みごたえのある赤身肉の方を好みます。世界的に見ても、所謂ビーフ・イーター(牛肉を好む人)達の間では圧倒的に赤身肉の方が人気があります。僕、アメリカに長期滞在した折、お金が無いもんですから、アメリカの典型的な簡易食堂である通称ダイナー、と呼ばれるレストランにしょっちゅう行っていました。キッコーマンの小瓶が必ず置いてあり、大量の付け合わせのポテトをつまみ、焼き上がった堅目の赤身肉に醤油をかけて食し、バドワイザーを飲めば、気分はもうアメリカンです。どうしてもお金が足りない時は、スーパーマーケットで肉と僅かな野菜とパンとビールを購入、自分でステーキを焼く事もしばしばでした。まずは肉に塩胡椒を振りましょう。おっと、奥様方、これは裏技なんですが、肉がどうしても堅い時は、ベーキングパウダーで揉むと、あら不思議、魔法をかけた様に柔らかくなるんですよ。筋切りを入れまして、フライパンにサラダ・オイルとバターを投入、にんにくを入れ、肉を投入、焼き上がる前にブランデーでもウヰスキーでも何でも構いませんから、お酒を入れてフランベ、肉はお皿に盛りましょう。フライパンの中には肉汁が残っていますから、そこに醤油と絞ったレモン汁を入れて煮詰めれば、美味しいソースの出来上がます。肉の上にパセリを混ぜ込んだバターの小片を乗せまして、そのソースをかけ、付け合わせには手で千切ったクレソンを添えれば完成、熱いうちに、さあさあ召し上がれ、であります。

オーストラリアに居た時分は、羊ばかりを食べていました。僕が最も好みますのは、ラム・チョップでして、骨付き肉に塩胡椒を振って、フライパンを熱し、オリーブ・オイルを投入、脂身をゆっくり数分焼きましょう。勿体無いですが、一旦油を捨てて、新たなオリーブ・オイルを投入、今度は側面をこんがりと焼きます。後は、近くの公園に自生しているバジルの葉を千切って乗せれば完成でして、これが又、現地のワイナリーで購入した無名の赤ワインに非常に合うんですよね、将に地産地消、大変結構でした。

日本人に最も合う赤身肉、と言えば鯨しか無い、と僕は思いますね。古事記において、神武天皇に奉げた、という最古の記録が残っていますし、室町時代の料理書には鯨肉のレシピが十種類以上書かれ、織田信長が禁裏に献上した、という古くからの食文化があります。現代では鯨を捕る、というと何だか極悪人の様に思われてますよね。ですが、つい百年前まで、最も鯨を捕獲して食べていたのは欧米人だったんですよ。それも赤身肉と灯りに使う脂肪分だけ取ったら、残りは全て海中に廃棄です。鯨の全ての部位、髭までも扇子や衣服に利用し、漁師達がきちんと慰霊祭まで行っていた日本人と、どちらが人間として優しいか、書くまでもありません。僕、その鯨肉は、フライに竜田揚げ、刺身に鍋におでんの具と、何でも美味しく頂くんですが、最も食べてみたいレシピがあるんですよ。それは、厳冬の時期に、深い山中に籠る漁師達が食べる鯨汁なんです。鯨の塩漬けの大きな肉塊を購入、それを太い縄で縛り、小屋の天井に吊るします。一日中雪山で獲物を追う漁師達は全身が冷え切って、その小屋に戻る訳ですが、大鍋に湯を沸かし、山菜を入れ、味噌をとき、そこで天井から鯨肉を降ろし投入、或る程度時間をおいて引き上げ、その味噌汁が厳しい冬を乗り越える原動力となった、というんですね。その鯨肉を毎日味噌汁に投入するうちにだんだん小さくなりますが、その塊が無くなったらちょうど春が訪れ、漁師達は山を降りるそうでして、何ともワイルド、究極の男料理、という気がします。

う~ん、何だか鯨が食べたくなりました。帰りはスーパーに寄って鯨ベーコンか赤身を探してみま~す。
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