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悪魔の証明

おはようございます。いや~、今朝の大分は寒かったです…。かなりの強風でしたし、気温も相当低く、どうにかこうにか犬の散歩をやり遂げ、たかし君、良く頑張った、偉いな~、と自画自賛してから寒風吹きすさぶ中、自転車にまたがり、勇躍して出勤しました。

出社して、PCを立ち上げ、Yahooの画面を見てましたら、NEW!と印が付いたニュースが出ていまして、要約しますと、小沢さんの裁判である陸山会事件において、検察の作成した調書に、被告である石川議員が供述しない内容を記載していた、という事なんです。やってない事を調書に書いちゃう、それが可能なら何でも出来るじゃん、もう冤罪でしょ、というのが真っ当な感想と思うんですが、恐らく今日のテレビでは殆ど流されないでしょう。大体、体制側にとって都合の悪いニュースは週末(ほら、土日は娯楽番組が多いので取り上げずに済むでしょう)に少しだけ流され、都合の良い出来事は、週の頭にたっぷり放送(ニュース番組で連日取り上げられますもんね)される事が多いです。そして、政府に取って都合の悪い出来事がある時に、大体芸能やスポーツ系の不祥事が起きるんです…、これ、単なる偶然とは思えないんですけどね…。

産経、読売、毎日の各紙に取り上げられたそうですが、検察がこんな滅茶苦茶をしても慣れっこと言いますか、国民がそう思うのも非常に宜しくないですよ。少なくとも、僕、国のやる事は全く信用出来ないですもん。極めてシニカルに見てしまうのが習わしとなりました。あの~、所謂ロジカル・シンキング、論理的に考えれば、可笑しなニュースばかりですよ。

悪魔の証明、元々はラテン語でして、PROBATIO DIABOLICAという言葉があります。そうですねえ、論理学の基本中の基本なんですが、ここで1つ書いて見ますね。

あなたは宇宙人がいないと言います。しかしそんな証拠は無いので、宇宙人はいます。

これ、何かおかしくありませんか?前提と結論が矛盾しちゃってるんですよね。そして、宇宙人がいない、という事を立証するのは本当に大変です。果てしなく広い太陽系銀河系を全てくまなく探し、あらゆるデータを提出しなければ、宇宙人がいない、という事を立証出来ません。

小沢さんは賄賂を貰っていないと言います。しかしそんな証拠は無いので、賄賂を貰っています。

全く同じなんですが、訴えられた小沢さんは、今まで40年以上議員としてやって来た訳で、その長い政治歴の中で、己に係わる全ての金銭の出入り(家族や親族、遺産や自分の秘書、政治団体も含む訳です)が何一つ曇り無いものである、と立証しなくてはなりません。これ、無理と思うんですよ。僕、父を亡くして5年、母を亡くして20年以上立ちますが、その時の相続で、おかしな点があった、汚れたお金があるんじゃないか、と疑いをかけられたとして、それを完璧に立証するなんて無理です。大体、母がお願いしていた税理士の先生にしたって、随分前に亡くなってますもん…。

そして、ここが最大の問題なんですが、小沢さんに賄賂の疑いをかけたのは、当然の事ながら、検察側です。検察側は疑いをかけた以上、賄賂が渡った、と立証する必要があります。1年以上強制捜査を行い、100人単位の検察官を全国から呼び寄せ、そして、小沢さんが起訴されたのは、政治資金の記載が遅れた、って事だけです。ええっ!?賄賂の話はどこに行ったの!?と思いますよね。本当に小沢さんが賄賂を貰ったのであれば、収賄ですとか、脱税の罪で起訴すれば良いだけの話です。でもそれは出来なかったんです。答えは出た訳でして、賄賂を貰った事実は無かった、それに尽きます。ですから、検察のやった事は、100億円単位の人件費と1年以上の時間を費やして、己の面子を保ち、政界一の実力者を表舞台に立たせない為だけに、不毛極まりない裁判、茶番劇を続けている、という僕の解釈です。そして、テレビ局やマスコミも、それに薄々気付いていながら、今までのデマがバレてしまうので、ダンマリを決め込んでいる、というのが僕の結論です。それにしても小沢さんはたまったもんじゃないですよね、深く同情します…。

先に挙げた論理学、日本では余り学ぶ人は少ない様ですが、必ず知っておいた方が良いと僕は思います。読者諸賢の為に、初歩的な詭弁の論理を幾つかご紹介しておきますね。あ、勿論、これは論理上の話という事をお断りしておきます。

まずは有名な三段論法です。「頭の良い人間は皆、本を読む。私も良く本を読む。だから私は頭が良いのです。」これは成立しませんよね(^^)。「象は生物である。蚊も生物である。従って象は蚊である。」と全く同じですもん(^^)。そして、権威に訴える誤謬です。「人間は神を敬うべきだ。哲学者のカントもそう言っている。」これもおかしいです。カント=常に真実を述べる者、では無いからです。続いて「君もテニスを始めた方がいいよ。もう皆やってるよ。」これは、先と同様の構図ですね。多数=正しい者、とは限らないので成り立ちません。次は論旨のすり替えです。「彼女の言う事は聞けない、彼女はトラブルメーカーだから、そんな奴の意見は取り入れられない。」彼女の主張の正当性とトラブルメーカーであるか否かは、論理的には関連性がありません。そして、合成の誤謬を。「彼の時計はオメガ、靴はジョン・ロブ、コートはダンヒルだ、きっと彼は金持ちだ。」これは、ある部分がお金がかかっているから、全体もお金がかかっているだろう、という誤りです。最後に「私の今までの5人の彼は、全員、女癖が悪かった。男は皆、女癖が悪いのだ。」これは、少ない例から結論を出す、という誤りですね。

これらの例、分かってる積もりですけれど、自分が使っていたり相手に使われていたり、マスコミの常套手段でもあります。日本は情緒的な国で、そこは非常に素晴らしい長所ではありますが、物事をやり遂げよう、ですとか、情報の真贋を見極めよう、という時には短所となってしまうんですね。そう書いている僕も当然気を付けねばなりません(苦笑)。それでは皆さん、風邪には充分気を付けて、楽しい週末を!!

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