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イアラ

僕、どうして日本人は怒らないのか、不思議でならないんですよ。子供や高齢者の貧困問題は手付かず、格差は広がるばかりでしょ。母子家庭や生活保護世帯は増え続け、日々の食事に困る方は100万単位、株価は上がっても賃金は上がらず税金は増え、北方領土も拉致被害者も返って来ず、米軍基地は未だにあり、政権寄りの検察官だけは定年延長、北村地方創生担当大臣はまともに答弁が出来ず官僚が答える有り様、カジノの裏金を貰った5人の自民党議員は起訴されず、「桜を見る会」にはマルチ商法の悪者が呼ばれ総理夫妻と共に写真を撮り、森友や加計の話は有耶無耶。赤字国債は増え続け、年金は貰えるか分からず、原発は再稼働し、おまけに、首相自ら野党議員に醜悪な野次を飛ばす程です。

天子南面す、と謂う古い諺があります。論語の言葉なんですが、偉大な統治者が、南を向いて座るだけで、様々なトラブルが収まると謂う意味なんですね。統治者たるもの、其れだけの威厳と人徳が無ければならないと謂う戒めです。我が国においても、天災が起きた際、戦国大名は代替わりする事が多かったんです。勿論、天災って避けられない事なのですけれど、何時かは来るものでしょ。ならば、其の備えをするべきであり、其れを怠った殿様の罪である、と謂う論理でして、古代中国の皇帝や日本の戦国期の大名は、其れだけの覚悟を持って政治に取り組んでいた訳です。アベ総理、如何思われますか!?

そして、今、喫緊の最重要課題と謂えば矢張り、コロナウィルス対策でしょう。ロシア政府が、「日本の対応は酷過ぎる」と公式声明を出したのは、拙ブログで紹介しましたけれど、アメリカの大メディアも、「駄目な対応の見本」「公衆衛生の恐ろしい実験場」「第2の感染中心地」と、酷評のオンパレードでした。埼玉県知事も政府の遅過ぎる対応を批判、イスラエル政府は、日本に我慢出来なくなったのでしょう、チャーター機を飛ばし、自国民を引き取るんだとか。神奈川ではとうとう、コロナウィルスの死者が出ましたし、和歌山の医師や千葉県の会社員、都内のタクシードライバーも罹患した事が明らかとなりました。日本政府は、「情報が無い」「コロナウィルスが流行しているとは思えない」を連発、あのねえ、コイツら、大馬鹿者ですぜ。訪日をキャンセルした方は10万単位にまでなり、観光業や製造業にも、莫大な損失が出ているそうですし、こんな杜撰な危機管理体制で、東京五輪なんて出来るんですかね、甚だ疑問です。

僕、危機管理の鉄則って、巧遅拙速、初動が全てだと思うんです。原発事故の時もそうでしたが、政府や官僚は慌てふためくばかり、呆然としていて思考停止でしょ。僕ならそうですねえ、横浜港に入った時点で、コロナウィルスの事は分かっていた訳ですから、埠頭の近くに、簡易診療所や検査所を、3Dプリンターで大量に造らせます。関東圏内の医師や看護師や検査技師を集め、人海戦術で一気に診察して貰いますけどねえ…。そうそう、以前の拙ブログで、数年前だったかな、非常時に備え、日本は病院船を持つべきだと書いたんです。そしたら今、国会で、病院船を造るべきかと謂う論戦が始まりました。幾ら何でも too late 、そんな直ぐに特殊船を新造出来る筈が無いでしょ!!

閑話休題、人類が初めて経験したパンデミックは、1918年に発生した、スペイン風邪でありましょう。罹患者は5億人、そして1億人が亡くなったと謂われています。当時の地球の人口は18億人と謂われていますから、どれだけ猛威を振るったかが分かります。当時の医療技術では為すすべも無かったんですが、僕、研究者やドクターって本当に偉いと感動するんです。スペイン風邪が終息してから79年後の1997年、アラスカ州の凍土から当時の犠牲者の遺体を発掘、ウィルスのゲノムを分離させ、漸く病原菌を突き止めたのでした。そして2007年に日本の研究者が此のウィルスの人造に成功、動物実験を行います。其の翌年、とうとう、病原の元となる3つの遺伝子の特定に成功したのです。

テクノロジーの進化って、凄いですよねえ…。1918年の時点では、何の対策も打てなかったのに、其れから1世紀もせずに、病原体の遺伝子まで分かるんですもん。今後益々、機器は精密になるでしょうし、門外漢の僕が謂うのも何ですが、人類の叡智を以ってすれば、何れは万能ワクチンや、画期的な治療法だって造れる気がするんですよ。精神科の世界でも、デジタル療法と謂う発想があり、投薬に頼らず、TVゲームで脳の回線を刺激し、治療しようと謂うアプローチが既にありますもんね。

でもね、そうした真摯な研究者に冷水を浴びせるのが、アベ政権でして、今回のコロナウィルスで明らかになったのですけれど、国立感染研究所の予算、大幅に削減してたってんでしょ。ノーベル賞受賞の、ips細胞の山中教授の研究費も削ろうとしてましたもんね。此れからは益々、世界中の人達の行き来が激しくなるのは自明の理、そうなりますと、様々な病原体が飛行機に乗って飛び廻る訳で、感染研究所の予算を削るなんざあ、自殺行為でありましょう。此れだけ無知で未熟な政権、日本史上初じゃないかしらん。ニューズウィーク誌だったと記憶してるんですが、一昨日ブラジルで、未知の遺伝子を持つ謎のウィルスが発見、イアラと命名されたそうです。でも、こうしたウィルス、まだまだ沢山あるそうで、ならば益々、研究者への予算をきちんと確保せねば、第2第3のコロナウィルスが国内で発生する事にもなりかねませんよ。自民党や官僚の皆さん、何時までもボヤ~ッとしてないで、顔を洗って出直しといで!

さて、此れから数日、お天気は下り坂の様ですけれど、皆様、素敵な週末をお過ごし下さいね。僕は何か映画に行く心算です。其れでは皆様、暫しの間、ごきげんようさようなら(^.^)/~~~
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