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考えるな、感じろ!!

其れにしても昨日の大分は暑かったです…。真夏の盛りとまでは行きませんけれど、お外に出ただけでじんわりと汗ばむ感じ、風鈴に 何処へも行かずに 暮らしけり、僕、此の連休は余り動かず、のんびりと骨休めさせて貰いました。読者の皆様方は如何お過ごしでしたか!?

さて、此の2日間、読書とTV鑑賞に明け暮れてたんですが、「夕陽に赤い町中華」と謂う本を読了しまして、いやァ、面白かったなァ。著者は北尾トロさんと謂うルポライターでして、ほら、日本全国、何処の街に行っても、赤い暖簾の個人経営の中華料理屋さんがありますよね。ラーメンに餃子、カレーにオムライス、お味噌汁にカツ丼まであって、中華の範疇を超えている様な庶民的な店です。其の歴史的考察でありまして、知的好奇心を刺激される1冊でした。僕なりに要約しますと、町にある中華のお店って、非常にハイブリッドなんですね。戦前は、中国や台湾から来た料理人を日本人が雇うと謂う形でした。其れが戦後、満州から引き揚げて来た人達が、現地の味を日本風にアレンジメントし、料理をお出ししたと。でね、此の満州、日本陸軍による、所謂傀儡国家でありまして、其の成り立ちは決して褒められたものじゃないんですが、兎に角様々な人達が住んでいたんです。ロシア・ユダヤ・モンゴル・中国・満州族、そして日本人と、多くの人種が混在、其処で多様な食文化も生まれたと謂う訳ですね。其れを日本人達が母国に持ち帰った訳です。大体、餃子にしたって、本場中国では水餃子がメインで、焼き餃子なんて無いですもんね。僕、香港や台湾で、餃子を何度も食べましたけれど、肉厚の水餃子ばかりでしたもの。焼き餃子は将に、日本と中国のハイブリッドと謂えましょう。そして、敗戦後、食糧難に悩む日本に、アメリカから大量の小麦粉が送られたと。此の小麦粉、当然ラーメンや餃子の皮として使われた訳です。でも、中華ばかりでは当然飽きてしまいますから、お客さんのニーズに応え、カツ丼やオムライスまでもがメニューに加わったと謂う訳です。ネッ、中々興味深いでしょ!?

此の本を読了後、NHKのドキュメンタリーを見ていて、吃驚したんです。「夜に学ぶ」と謂うタイトルだったかな、所謂夜学に通う学生さんのお話だったんですね。今、夜学に通う人の7割が外国人の由、フィリピンやマレーシア、タイにベトナム、そして中南米まで、誠に国際色豊かでありました。僕、思わず貰い泣きしちゃったんですが、毎朝5時に起き、コンビニや工場で働き、18時から22時まで学校、週に1度休めたら良い方なんだとか。稼いだお金は、学費と生活費と故郷への仕送りだそうで、本当に頭が下がりました。またね、夜学の日本人の先生方も、外国籍の人達に日本語を習得させる様、本当に真摯に教えてまして、偉いなァ…。でもね、此れが日本の現実でして、外国の方と共存共栄するしか無い、僕、そう確信しました。

そうそう、今の学校って、本当に多様化が進んでまして、敢えて離島の学校を選ぶ--少数精鋭で先生と直に接する機会が多い上、就職も親身になってくれるそうです--ケースも急増しているんだとか。企業が中高一貫校を造ったり、海外に分校を新設する処もあります。名古屋だったかな、空きつつある団地を有効活用する為、大学生に格安で貸し、其処に住むお年寄り達との交流を深め、お互い仲良く暮らしている処もあるそうでした。

でね、堅い話ばかりじゃ疲れるなァと、久方振りに、ブルース・リーのカンフー・アクション映画のDVDを堪能したんです。若い方はご存じ無いかなァ、「アチョー」と謂う奇声を発しながら、抜群の体技で、相手をぶっ飛ばすと謂う、痛快な作品群なんですね。僕、「燃えよドラゴン」を見たのは小学生の頃でして、両親と一緒に劇場に行ったんです。上映中に僕、興奮しちゃったんでしょうね、いきなりブルース・リーの真似を始め、立ち上がってパンチやキックを繰り出したそうで、両親が慌てて止め、赤面頻りだったとか。いやあ、お恥ずかしい、馬鹿なガキですねえ…。其れはさておき、缶ビール片手にブルース・リーの雄姿を観ていて、ハタと気付いたんです。彼こそが、世界初の、ハイブリッドでインターナショナルな、映画スターだったんだと。と謂いますのも彼は、中国とドイツの血が入ってまして、生まれたのはサンフランシスコでしょ。香港に戻るも戦争が始まりシアトルに移住、そしてワシントン大学に進学します。其処で結ばれた女性は、イギリス系スウェーデン人ですもんね。やがて大学を辞め、拳法の先生となり、多くの弟子を持つのですけれど、世界中から生徒が集まりました。そして、映画に出演するんですが、売れたのは日系人の役なんですね。自らがトップ・スターになってからは、1970年代の初めでは考えられない様な、国際的なロケを敢行しました。舞台になったのは、香港にタイ、ローマに中国、そして上海でありました。そうそう、ブルースリーの代名詞、ヌンチャクって、元々は沖縄の琉球古武術で使われていた物なんですね。何でも、日本人がブルースリーに教えたんだとか。ネッ、ブルースリーって、1970年代に既に、グローバルでボーダーレスだったかが分かりますよね。

今、世界は排他的になりつつあります。恐らく次期英国首相になるボリス・ジョンソン氏は、EUに対し、聞くに堪えぬ暴言を連発しています。トランプ大統領は、アメリカ生まれで無い、移民系の国会議員達に対し、「出身国に帰れ」と言い放ち、大問題になっています。僕、憎しみや偏見からは何も生まれないと思うんですよ…。寛容と協調の精神を持たなくては。僕、ブルースリーで一番好きな映画は、「ドラゴンへの道」なんですね。主役のブルースリーは、ドイツと中国のハーフでアメリカ育ち。ライバル役のチャック・ノリスは、アイルランドとインディアンの血を引いています。カメラマンは日本人。監督は香港生まれのカナダ育ち、そして殆どがイタリアのローマロケでしょ。

よおし、寛容と協調の心で、今週も忙しくなりそうですけれど、一所懸命誠心誠意、頑張って参ります!!
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