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ヒマラヤの虎

僕、未だ20代の頃、インド経由でネパールに行った事があります。将に雲煙万里、世界の果てまで来たかと感じまして、でも、エベレストを此の目で見た時は感動したなァ。世界遺産であるダルバール広場、釈迦の生誕地のルンピニー、どちらも訪問しまして、未だに記憶が残っているのですけれど、其れよりも印象的だったのが、差別の問題でした。ネパールは、極貧の発展途上国の所為でしょうか、日々の苦しみを忘れたいのか、移民や異教徒への蔑視が激しいんですよね…。一観光客である僕ですら、其の光景を垣間見まして、何だか陰惨な気持ちになりましたもの。でね、今朝、西日本新聞を読んでましたら、其の差別されている人達を救おうとする方が居たんですね。パンディ・バスさんと謂う30歳の男性でして、彼は、ネパールの極貧の家に生まれ、苦学しながら専門学校を卒業、電気技師として、ドバイで働きます。ドバイでお金を貯め、福岡に降り立ち、大学を卒業後、インターネットのクラウドファンディングで資金を調達、ネパールではタダ同然の水牛の皮を使い、レザー・ジャケットを仕立て、其れを売ると。ネパールの首都カトマンズで、差別や貧困に苦しむ女性達を雇い、彼女達が縫製を行うんだとか。パンディさん、此の事業を何としても成功させ、資金を貯めて、ネパールの諸問題を、1つ1つ解決する心算だそうです。よし及ばずながら僕も、其のレザー・ジャケット、1枚購入しますよ♡

しかし、凄い時代になったもんですよね。ネパールからドバイに渡り福岡に来て、ネットで資金を集め事業を始めるってんですからねえ。しかも先のパンディさん、ご家族を日本に呼び寄せた由、何れは日本国籍を取られるでしょうから、将にネオ・ジャパニーズと謂った塩梅であります。でね、此れは悪い例ですけれど、テロリストのISと接触があったとして、モハメド・オザキと謂う日本人が、イラクで拘留されたとか。此のオザキ、バングラディシュから来日、日本人女性と結ばれ日本国籍を取得、立命館大学准教授まで昇進したのですけれど、ISの思想に共感したのでしょうか、先のパンディさんと較べ、光と影と謂った感じが致します。

でね、今、将に大きな地殻変動が起きていると痛感するのですけれど、天下の野村証券の永井CEOのインタビューを読んで、僕、愕然としました。何と、最高責任者自ら、「我々は潰れる恐怖と戦っている」ですって…。要するに、古典的なフェイストゥフェイスで、顧客と証券マンが、株式の売買のやり取りをすると謂うビジネスモデルが崩壊したと謂う事でありました。そりゃそうですよね、今、コンピュータをネットに繋いで、ポンポンとクリックすれば、瞬時に数百万の株を動かせる訳で、其処に証券マンが介在する必然性がありませんもの。自動車メーカーの老舗、スズキも、不正が相次ぎ、経営不振と謂われても仕方が無いでしょう。同社を率いる鈴木社長は、カリスマ経営者と謂われて久しいですけれど、自社製品で此れだけ偽装や隠蔽が続けば、晩節を汚したのも同然ですよね。鈴木社長ももう、89歳ですもんね。そろそろ後進に道を譲るべきでしょう。長期に渡り権力の座にあると必ず腐敗すると謂われますけれど、イギリスでは、長い長い間、2大政党制でした。ところが今、保守党も労働党もまるで票が伸びず、ブレクジット党と謂う新党が、飛躍的に伸びてますもんね。

ところで僕、読書が大好きでして、よって、書店に行く頻度はかなり高いんですね。前々から感じていたのですけれど、かってあった、町の本屋さんって、どんどん無くなっているんです。何でも、2000年には、全国で2万4千店の書店があったそうですが、今では其れが、1万3千店ですって…。うう~ん、先の野村証券同様、本だって、アマゾンで直ぐに頼めますもんねえ…。

万物流転、流れる水の様に、世の中は絶えず変わって行きます。でもねえ、此の国の政府を頼っていたら、手酷い目に遭いますぜ。だってね、政府の統計の殆どは大嘘だったでしょ。日銀は相変わらず、日本株買いを延々と続けるそうです。しかもね、日銀ったら、新たなGDPの計算方式に変えるそうでして、其れって日本独自のやり方の由、あのねえ、何でわざわざ、国際基準から外れる様な事をわざわざするのか、こんなのただの偽装ですぜ。

でもね、悲観する事勿れ、徐々にですが僕、此の国は良い流れになりつつあると、寧ろ楽観的に感じているんです。だって、女性受験生差別で有名になった東京医大ですけれど、どうやら公正な入試が行われました。今回の入試では、女性の方が合格者が多かった由、東京医大も、やっとフェアになった様であります。大淘汰時代が来ると巷間囁かれている地銀も、地域の枠を超えた、広域連合が出来つつあります。北海道、関東、中国、四国、北陸、近畿の地銀8行が提携、金融商品を充実させ、顧客サービスを強化するそうです。北九州では、格安で洋上風力発電を行う事業がスタートしました。京都では、少子化で廃校になった学校施設をリニューアル、工場や情報発信基地、ホテルや図書館として、人気を博しているんだとか。そうそう、後継者不足に悩む老舗企業を、ベンチャー会社が購入、見事に再生するケースも増えて来たそうですよ。

名も無い庶民の叡智と根性って凄い物なんです。どんな時代になろうとも、どんな悪政が敷かれようとも、最後は国民が勝つ、此れは古今東西の歴史が証明しています。僕なんて微々たる存在ですけれど、日本で働いている全ての皆さん、一緒に前を向いて、共に頑張って行きましょうね!!
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