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GIMME SHELTER

おはようございます。今朝の大分はかなりの雨、僕、出勤の際に結構濡れてしまいました…。週末の西日本は大雨の様ですね。皆様、お出かけの際は傘を忘れずに。

僕、初めて一人暮らしをしたのは名古屋の地でして、ここには1年もおらず、あまり良い思い出も無かったんですが、非常に驚いたのは、地下街が異常に発達していた事なんですよ。地元の人が冗談で言うのは「雨が降っても傘は要らんがね。名古屋は全て地下街で繋がってるきゃあ。」「地上を歩いてる人はおらんがや。」ですって。恐らく当時既に日本一だったと思うのですが、食事処から喫茶からブティックから書店から、確かに地上よりも充実した店舗が建ち並び、余りに数が多くだだっ広いので、ガイドブックまで発売していた程です。そのお店で味噌カツや天むすや小倉トーストや海老フライを楽しんだりしていた僕でしたが、折角入学した医大をすぐにドロップアウト、映画鑑賞と読書三昧の無為徒食の日々でした。その頃読んだのが、「モグラびと--ニューヨーク地下生活者たち」という本でして、まあアメリカのホームレスの話なんですね。縦横無尽に張り巡らされた古い地下道や下水道、使用されていない地下鉄の駅、そして更に深い地中に済んでいる人達が何と5000人近くおり、巨大ネズミを食べたりして日々を凌いでいる、というアメリカ社会の矛盾を突き付けた衝撃のレポートでした。彼らは、貧困、差別、ドラッグ、犯罪、家族の崩壊等々、様々な理由から、光が射さない地下の闇の世界へと逃げた訳ですね。ボブ・ディランの名曲、シェルター・フロム・ザ・ストームを思わせますが、名古屋でのんべんだらりと目的の無い生活をしていても仕方無い、僕がモグラびとになってしまう、と一念発起しオーストラリアへと旅立ちました。

以前の本ブログでも少し触れましたが、広大な大地で過ごした2年間は、僕のささくれ立った心を随分と癒してくれました。自然と仲間が出来、豪州全土を貧乏旅行で駆け回ったんですが、大陸中心部のクーパーピディという地に立ち寄ったんですね。州都アデレードより約900㌔、赤土の砂漠の真ん中にあるんですが、ここ、オパール産出量世界一を誇りまして、因って集落が出来たんですが、夏場は50℃に迫る殺人的な暑さ、酷暑を避ける為に地下に街を造ったそうなんです。地下には、パブあり教会あり郵便局ありホテルあり、生活に必要な物は完備し、非常に涼しく快適、1泊したんですが、夜中にふと目覚めると真の暗闇でして、結構な恐怖を感じました。

地下都市と言えば最も有名なものは、世界遺産でもあるカッパドキアでしょうか。アジアとヨーロッパにまたがる大国、人種と文明と宗教と文化の坩堝、欧州への始発駅でありシルクロードの終着駅、トルコにあるこの遺跡は、あらゆる形の奇岩群が多く連なり、火山灰と溶岩の塊を長年の風雨が浸食し、神が造ったかの如く、奇跡の様な景観です。11世紀と言われていますから、日本では藤原氏の摂関政治の全盛期、その頃、トルコの地ではイスラム教徒が増えつつあり、キリスト教徒を迫害し始めていました。クリスチャン達は、カッパドキアの岩山を削り、掘り、地下に巨大な都市を建設したんですね。通気孔あり学校あり、教会ありワインセラーあり、井戸ありトンネルありと、今現在11層までは確認済みでそうですが、未発掘部分も多くあり、まだまだ地下があるとか。一説によれば6万人は住んでいたんじゃないか、と言われているそうで、ここまで来ると僕らの想像を超えますよね。

ドイツのベルリン、言わずと知れた首都ですが、かって狂気の独裁者ヒトラーが跳梁跋扈し、様々なミッションをナチスに下しただけあって、今でも地下の奥深くには、何があるか分からないスペースが多々あるそうで、非常に不気味です…。広く知られた所では、拷問室や牢獄、地下壕、核シェルター。冷戦時代には、共産圏の東ドイツから資本主義の西ドイツに逃亡する為の秘密トンネルがありますよね。面白い所では、圧縮空気で手紙を運ぶ気送郵便システムや、冷やす手段が無い時代のビール地下貯蔵庫と言った所でしょうか。

日本の首都、東京にも、都市伝説の類かもしれませんが、色々な仮説があるんですよ。まあ、都内で地下鉄を利用される方はすぐに気付かれると思いますが、東京駅の京葉線ホームや半蔵門線の永田町駅なんて、どこまで降りるの、と不安になるぐらい深いですもんね。さて、その仮説?と言われるのは、一般国民が知らない地下路線があるのでは、或いは政府の軍事的な意図があって出来た駅や路線があるのでは、またはその地下の深度から核シェルターなのでは、等々、非常に興味深い話ではあるんですが、立証する術がありませんから、何とも言いようがありませんねえ。

これは紛れも無い事実ですが、東急建設技術研究所が進めている計画がありまして、名付けて「ジオトラポリス構想」と呼ばれています。都内の大深度の地下に、都市を造ろうというものなんですね。大空洞を3つ造り、1つは商業・文化・オフィス空間とし、もう1つは高速地下鉄のステーション、そしてその上に採光スペースを建設するという案の由、2020年の実現を目指しているそうです。既に地下50㍍の場所に実験場は完成しているそうなんですね。遮断性、遮音性、保湿性を生かした食物貯蔵の研究をし、地下緑化実験や雪の貯蔵による夏場の冷房利用等々、非常に興味深いです。何だか手塚治虫先生がかって描いた世界が実現しつつある感じでして、アトムの子でもある僕は、何だかドキドキワクワクします。

今日は、雨から始まって地下都市の話になると言う、書いている本人も驚きの展開でして、皆様如何でしたか?それでは良い週末を!!

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コメント

No title

こんにちは。コロです。今日は地下鉄の話ですね。久しぶりに東京の話が聞けたので、懐かしく思ってます。
ブログのURL載せてみました。先生に伝えてない薬の副作用とか幻聴の話が載ってます。所謂、闘病記ですwよろしくお願いします。
お仕事頑張ってください。

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コロさん、ありがとうございます(^^)。

のちほど、早速ブログ拝見します!
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