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ホスピタルクラウン

昨日は僕、半期に1度の部門長面接でして、当院の幹部の皆さんの貴重な意見を、O事務部長と共に、フェイス・トゥ・フェイスで聞く事が出来まして、とっても有意義な時間を過ごしました。お蔭様で経営面も好調ですし、謂う事は無いのですけれど、10人以上の方々と個別に、6時間近くお話をすると、流石に疲れますねえ…。帰って一風呂浴びて、飲んだビールのまァ美味しかった事、其のまま泥の様に寝まして、カラスカァと啼いて夜が明けて、日経新聞を見たら、途端に悲しみと憤りがこみ上げて来たんです。

謂えね、其の記事は、「九州・四国海峡トンネル 新幹線と高速道路を両にらみ ポスト平成のビッグプロジェクト」ですって。此処大分の佐賀関と、愛媛の伊方を海底トンネルで繋ぎ、其処に新幹線か高速道路を造ると謂う案でありました。7000億前後の巨費を投入、経済界も大賛同だそうですが、あのねえ、大馬鹿じゃないの!?もうねえ、どうかしてるぜ!反論するのも大人気無いですが、余りの愚策ですから、きちんと論破しておきます。先ず、此の国の人口が激減するのは周知の事実でしょ。大体、利用者其のものが減るんですよ!そして、新たなトンネルが出来たって、人が集まるのは最初だけ、直ぐに閑古鳥が鳴きますぜ。僕、佐賀関も伊方も行った事がありますけれど、何れも陸の孤島でして、其処に着くまでが大変ですもん。大体、伊方に行くまでの、高速道路も整備しなくてはなりません。佐賀関も伊方も駅すら無く、新幹線が来ても、其処から又、新駅なり鉄路を敷かねばならず、7000億で収まる筈がありません。此れ、殆ど妄想の域ですよ。しかもね、伊方には原発があり、此の豊予海峡って、南海トラフ地震が起きた際に、非常に危険視されている処ですよ。其処に海底トンネルだなんて、リスキー過ぎやしませんか!?もう1回書きます。こんな馬鹿げた話はとっとと止めて、もっと生産性のある、地に足が着いた政策を検討して下さいな。此の国のお偉いさんの謂う事を聞いていたら共倒れ、エラい事になりますぜ。

閑話休題、此の国の独居老人は、80万世帯を超えました。そして、認知症の患者さんは増える一方です。ちょっと古いデータですけれど、2012年の時点で、470万人ですって。しかも此の数、年々歳々急増する一方です。でね、此れも吃驚したのですけれど、西日本新聞を読んでましたら、人口30万人の久留米市で、児童虐待の件数は598人ですって…。其れなのに、当院は幸いな事に充足していますけれど、どの地域でも、医師も看護師も施設の職員も全く足りない訳です。千葉県だったかな、2025年には、1万人以上、看護師さんが足りないそうですよ…。介護や医療や福祉って、人が暮らす上で必要不可欠な事、僕、そう信じて止みません。国のお偉いさん方は、其の惨状を知ってか知らずか、何も考えていない無能だから、海峡トンネルとか寝言を謂うんですよ。あ~、書いていて、無性に腹が立って来ました!!

だってね、此処大分でも、閉院したとか、病院のオーナーが変わったとか、ちょくちょく聞きますもん。経済誌のプレジデント誌では、東大病院の経営分析をしていまして、実質はもう破産、潰れているのも同然、ゾンビ状態だと、其処まで書かれていました。年間の赤字は40億円の由、天下の東大病院が倒産するかもと謂う時代ですよ。でも、当院は60年を超す歴史があり、患者様や其のご家族、そして地域の皆様や素晴らしいスタッフの方々に支えられ、此処まで来ました。現在の経営の好調さに胡坐をかく事無く、此れからも頑張って存続して行かなくては。

僕、海外を放浪していた時があり、旅の途中で知り合った人が急病になり、病院に運んだ事が2度あるんです。此れが素敵な女性なら、ラブ・アフェアかロマンスの1つでも生まれたかもしれませんが、残念ながら男性でありまして、其れは兎も角、ネパールの病院は強烈だったなァ。余り気の合わないオジサンだったんですが、ネパールの安ホテルで知り合いになったんですが、彼が体調不良を訴えまして、深夜に病院に運んだんです。そうしましたら、「薬は自分で用意して下さい」ですって。あれには驚きました。で、深夜のカトマンズの街を駆けずり廻り、確かアスピリンか何かを入手、オジサンに渡しました。しかもね、カルテは患者さんが保管する上、病院食は3食ともカレーですよ。オジサン、可哀相にどんどん痩せちゃいました…。お次はアメリカでして、此れ又安ホテルで知り合いになった日本人男性が体調を崩し、救急車に同行して病院に向かいました。アメリカでは、救急車は有料でして、後で聞いたら、とんでもない高い値段だったとか。其れでも、深夜にも関わらず、ドクターもナースも誠に親切、建物も十字架の形をしてまして、真ん中にナースステーションがあり、動線が素晴らしかったです。

其れ以外にも僕、今後の当院の存続と発展の為に、行って見たい国が幾つかあるんです。先ずはタイとマレーシアですね。実は此の両国、アジアで1、2を争う病院経営大国なんですよ。タイでは、病院が一部上場していますし、マレーシアのIHHヘルスケア社は、アジア最大の病院経営会社です。インドやアフリカでは、豊田通商と謂う会社が、病院を運営しています。そして、トルコかなァ。此処には、アスクレピオンと謂う、古代の病院の遺跡があるんですよ。何とまァ、病院内には、音楽療法の為のコンサートホールがあり、心理療法らしき事も行っていたんだとか。最後はスペインのバルセロナにある世界遺産、サン・パウ病院です。サクラダ・ファミリアから程近く、1904年に建てられ、全てがシンメトリーに造られたレンガ造りの病院でありまして、27棟から成り、手術棟に看護棟に事務棟等々、全てが機能的で芸術的で誠に美しいんですよ♡現在は、新サン・パウ病院が別の地に建てられていますけれど、かっての同院は、世界史上初の、病院都市と謂われました。世界遺産になるのも当然ですよね~♡よおし、何とか利益を沢山出して、当院の大勢のスタッフ達と、此のサン・パウ病院を見に行かなくては✈

何れにせよ、国の施策の後追いでは、病院のみならず、他の業界でも立ち行かなくなる事は必定でありましょう。逆に、民間が新機軸を打ち出し、国をリードする位でなくては、今後の日本は厳しいですよね。うん、当院はとてもそんな実力はありませんけれど、希望と理想は高く掲げ、今後とも患者様と其のご家族の為、地域の皆様の為、誠心誠意頑張る所存です。此れからも、大分下郡病院に、ご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
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