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green book

旅枕 こやもかくれぬ 芦の葉の ほどなきとこに はるさめぞふる、いや~、此処大分はかなりの雨でありまして、中々止まないんですよね☂春雨じゃ、濡れてまいろうと謂う訳で僕、自転車を漕いで出勤したのですけれど、パンツからジャケットからびしょ濡れ、あ~あ、こんなになるのなら、無理せずバスに乗れば良かった、トホホ…。

さて、全国的にもお天気に恵まれない週末だった様ですが、読者諸賢の皆様方は、如何お過ごしでしたか!?僕、アカデミー賞3部門で受賞した映画、「グリーンブック」を、朝から続く驟雨の中、観に行って来ました。生憎のお天気、しかも朝イチの回なのに、大勢の老若男女が詰めかけていまして、此の作品の注目度をひしひしと感じました。映画の文法に法ったと申しますか、割合古典的なフォーマットでして、所謂ロードムービーでありバディムービー、中年男性2人が旅をしながら、相互理解を深めて行くと謂うお話であります。ハートウォーミングかつシビアな現実も見せ、そしてきちんと笑いを取るシーンもあり、手堅くまとめた佳作であり秀作でしょう。まァ、予告編等で、其れは何方でもお分かりになりますから、此れはネタバラしじゃないので、どうぞご安心下さい。舞台は1960年代のアメリカ、人種差別が色濃く残る時代であります。其の時分に、最も差別的なアメリカ南部を、裕福な黒人天才ピアニストが、貧困層のイタリア系アメリカ人を運転手にして、ライブツアーで廻ると謂う実話でして、そりゃあトラブルが起こらない筈がありませんよね。

でね、素晴らしいなァと感心しましたのが、先ずは主役の2人です。運転手役のヴィゴ・モーテンセンはデンマーク系アメリカ人でして、何時もはシャープで知的なイメージなのですけれど、本作では粗野なイタリア系を熱演、体重を20㌔増やして臨んだそうです。黒人天才ピアニスト役のマハーシャラ・アリは、アフリカ系のムスリムでして、前作の「アリータ バトルエンジェル」では悪の黒幕役だったんですが、今回は知的で繊細な役を好演していまして、うん、そりゃアカデミー賞を取るよなァと納得しました。監督のピーター・ファレリーは、元々は過激なコメディばかりを撮る人なんですが、今回はシリアスな中にも、お得意のギャグも冴え、会心の出来だったのでは。其の他、ユダヤ系や東欧系にロシア系の役者さんが脇を固め、非常に国際的な配役でして、将に今の時代を象徴する作品、そう感じました。やっぱりねえ、映画って、肌の色や人種、そして国境を超えた、世界共通の文化であります♡映画って、本当に素晴らしいですね♡

でも、現実の世界では、排他的な国も多く、今、中南米が大混乱でしょ。ベネズエラにせよエルサルバドルにせよ、国が滅茶苦茶なものですから、皆さんこぞって、アメリカを目指しています。ところがトランプの野郎、壁を造り軍隊を出動させ、追い払おうとしていますよね。人道的見地から、せめて食糧や医薬品を渡す位の事をしても、罰は当たらないでしょうに。此れ、EUでも同様でして、リベラルな国と見られていたデンマークでも、移民に関する特別法案が成立したんですよね。無人島に収容所を新設、其処に移民を移すそうでして、うう~ん、でも其れって、日本の江戸時代の島流しと同じ発想でしょ!?

閑話休題、僕、古代史って大好きでして、もう直ぐ、大分県立美術館で、「古代アンデス文明展」が開かれますから、必ず行く心算なんです。其の古代史の世界では、今月に入り新発見が相次いでいるんですね。先ずは奈良で、弥生期の大型環濠集落の遺跡が出土しました。そして徳島で、弥生期の物と見られる、世界最古の坑道が見つかりました。此れ、水銀や朱を取っていた由なんですが、中国や韓国からの渡来人と、元々日本に居た縄文人が協力して掘った坑道と見られています。其れを裏付けたのが、弥生人のDNA解析でして、今朝の毎日新聞に依れば、父方は縄文人、母方は渡来人のケースが非常に多いんだとか。此れ以外にも、南方系や北方系の血が混じっているのは間違い無く、2000年以上前の日本は、国際結婚が花盛りだったと謂えましょう♡

沖縄のグスク、即ちお城ですけれど、此処の石垣は、14世紀頃に造られたそうですが、中国や東南アジアの最先端技術を取り入れ、其の築城法は、同時期の日本本土より、300年先を行っていたそうです。海外に目を向けましても、中央アジアのウズベキスタンの首都、サマルカンドで、8世紀のゾロアスター教の遺物が大量に出土しました。当時、其のサマルカンドに居たのは、ソグド人と謂い、シルクロードの王とも謂える一族でして、元々はペルシャ、イランの辺りから来たと謂われています。其のソグド人、何せシルクロードに居ますから中国は勿論の事、中近東にトルコに欧州と行き来があり、混血ばかりだったとか。古代ローマだって、多国籍の人が混在する、巨大帝国でありました。

徒に感情的になり、他国人を排斥するなぞ愚の骨頂でして、互いの長所を認め合い、仲良く共存する事こそ繁栄の道、古代の遺跡は、そう語りかけている気がしてなりません。アベ政権の様に、外国人労働者の受け入れを煽っていながら、実際はブラック企業で搾取を繰り返すだなんて、人を馬鹿にした、最低の選択でしょう。でね、僕、北陸の各県の試みに、本当に感心しているんですが、新潟大学が、原発に代わるクリーンエネルギーの研究で、ドイツの多くの研究機関と提携を決めました。金沢商工会議所は、香港並びに中国シンセンに、経済視察の大使節団を送り込みます。長岡市は、経済成長が著しいベトナムとの関係強化を打ち出し、同国の優秀な人材の大量受け入れを決めました。石川県の公立小松大学は、アメリカのシリコンバレーに、学生達の海外起業の拠点となるオフィスを新設しました。確か新潟だったと思うんですが、ロシアから北極海を越えて、天然ガスを安く輸入すべく、活発に動いてますもんね。こうして見ますと、日本人って縄文の昔から、度量が広く、他国とも上手くやっていけるポテンシャルがあるんですよ!うん、何だか僕、此の国の未来を些かペシミスティックに見がちでしたが、まだまだ大丈夫ですね!よおし、元気が出て来ましたし、今週も頑張るぞ~!
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