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♪ ペルシャの市場にて ♪

昨日は何と謂っても、アカデミー賞授賞式ですかねえ。時差の関係で、月曜朝の放送でしたから僕、WOWOWで録画予約しまして、仕事が終わって一風呂浴びて、ビール片手に楽しみに観ていました♪クイーンのカッコ良い演奏に始まり、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーのデュエットも素晴らしかったですし、プレゼンター達も豪華極まりなく、将に夢のハリウッドでありました。でね、拙ブログで紹介して来た、優れた映画が軒並み受賞していたんです。「ブラックパンサー」「ボヘミアンラプソディ」「アリー スター誕生」「グリーンブック」の4作品が、11部門で受賞しました。何だか、自分の事の様に嬉しいなァ♡

特筆すべき事は、此の4作品、マイノリティとフォークーヒーローに焦点を当てた話ばかりでありまして、即ち、少数派や庶民の英雄にフォーカスしてるんですよね。だって、4作品とも、純粋な白人が主人公じゃありませんもの。其れが全世界で大ヒットですもんねえ。特に「グリーンブック」は来月日本公開ですけれど、粗野な白人と教養ある黒人が、友情を育むと謂う、美談の実話でしょ。やっぱりねえ、世界の人達は、普通の庶民は、分断や喧嘩では無く、寛容と融和を求めているんだと僕、確信しました。

閑話休題、今朝の時点で、拙ブログの総拍手数が、68万を超えていました。こんなに多くの方々から、ご支持頂くなんて、望外の幸せですし、全ての読者の皆様方に、此の場を借りて、心より御礼申し上げますm(__)mm(__)mm(__)m。何時もお越し頂き、本当にありがとうございます。何時まで続けられるか分かりませんけれど、こうなったら肩が壊れるまで投げ続ける心算です。今後ともご指導ご鞭撻、叱咤激励の程、何卒宜しくお願い致します。

さて、此の68万と謂う数字、ちょっと調べてみましたら、東京の江戸川区の人口と同じでして、相当の数の方に読んで頂いた訳で、身が引き締まる思いがします。此の江戸川区、東京のイースト・エンド、東の外れでして、川を超えればもう千葉県なんですよね。僕、本籍が千葉ですし、かって同県で働いていた事もあり、総武線に乗りまして、此の江戸川区は何度も行き来しました。でね、此の江戸川区に、小岩と謂う処があるんです。食べ物も飲み物も安価、下町特有の気さくな土地柄ですから、僕、此処で何度か呑んだ事があります。後年、文豪の永井荷風先生の諸作品を好む様になりまして、彼の代表作「断腸亭日乗」を読んでましたら、小岩が矢鱈と出て来るんですね。荷風先生、女性が大変お好きな方でしたから、美女に出会うべく、お歳を召しても夜な夜な外出されていたんですが、しょっちゅう小岩に足を運んでいたんですよ。はて、時代は随分違うにせよ、僕が知っている小岩って、結構寂れてたけどなァと、不思議に思ってたんですね。そうしましたら、荷風先生が日参していた昭和30年代、小岩は東京でも一二を争う大繁華街だったとか。僕、庶民の叡智にほとほと感心したんですが、当時の小岩って、空襲を受けず、大工場や、其の職員達の寮が其のまま残っていたと。で、戦争が終わり、此れからは娯楽だと謂う訳で、大工場はダンスホールに、寮はホテルや酒場になった次第なんです。名付けて「東京パレス」、娯楽の少ない時代ですから、美女との出会いとお酒を求め、東京中の男性が押し寄せたと。となりますと、酒場だけでは物足りないと、川に杭を打ち、床板を渡し、屋根を掛け、食べ物屋さんや雑貨屋さん、店舗が続々と出来たそうです。名付けて、「小岩ベニスマーケット」、成程、川の上にお店がある訳ですから、水の都ベニスに倣った訳です。此の「東京パレス」と「小岩ベニスマーケット」、最盛期には何百店舗もあったそうでして、東京五輪の再開発の際に撤去されるんですが、どんな時代でも、庶民は逞しいですよね♡

ところで僕、若い頃は世界放浪と謂うと大袈裟ですけれど、30か国近くは行ったと思うんです。でね、様々な市場を見たんですが、何れも庶民の知恵と努力の結晶でして、何れも長い歴史を持っているんですよね。インドの首都、ニューデリーのバザールは圧巻でした。ニューデリー駅の前のメイン・ストリートは、何時行っても大混雑、其の代わり、売ってない物は無い程便利でした。戦後の日本の上野のアメ横の様に、駅前に闇市があったのと全く同じなんですよね。駅前で店を開けば、毎日お客さんが来ますし、物流の面でも便利、自分の行き帰りも楽ですもんね。しかし、ニューデリーのバザールは一見の価値は確かにありますけれど、大混雑の中、沢山の牛が居ますからねえ、あれには閉口しました…。

タイやインドネシアで盛んな水上市場にしても、河川や運河が多く、陸路が整備されていなかった、彼の地ならではでしょ。モンキー・バナナやカオソーイ、ソムタムにカオマンガイ、そして朝日を浴びながら呑む、タイ・ウイスキーのハイボールは美味しかったなァ♡ロサンジェルスのファーマーズマーケット、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ、そしてメルボルンにある、南半球一の規模を誇るクイーン・ヴィクトリア・マーケット、何れも美味しい食べ物が楽しめます。此の3か所って、何れも、ゴールドラッシュで一気に大勢の人が集ったり、大恐慌で苦しんだり、様々な状況においても、庶民の胃袋を、安価で新鮮な食材で支えるべく、多くの店舗が協力し合い、自然発生的に出来たんですよね。そして小倉にある旦過市場、此処は300を超す店舗がありますけれど、大正の初めから続く、北九州の台所であります。此処も上記のマーケットやバザール同様、魚の荷揚げ場として、野菜の集積地として、市民のニーズに応える内に、自然と成長して行ったんです。

今、日本政府は、沖縄の県民投票における、圧倒的な「辺野古NO!」の声にも関わらず、米軍基地の埋め立てを推し進めています。あのねえ、県民の意向を全く無視するなぞ、民主主義の否定じゃありませんか。先進国とはとても思えない愚行でありまして、こんな事をしていたら、アカデミー賞や世界中の市場の様に、庶民の支持はとても得られないでしょう。今夏に予定されている参院選では、自民党の皆さんは、酷い目に遭うと思いますぜ…。
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