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♪ ぼ ぼ 僕らは少年探偵団 ♪

音やみて いまだも降れり 冬の雨、昨日の大分は、午前中から驟雨でして、飲み口の かわりし酒よ 冬ごもり、僕、晴耕雨読の顰に倣い、冷や酒を片手に、終日読書に耽溺していました。師走と謂う事に加え、週末も仏事や公務が入ったりして、僕、丸1日休めたのって、2週間?ぶりかもしれません。余程疲れていたのでしょう、1日10時間以上、懇々と眠りまして、お蔭様で頭が冴え切っています♪

さて、金・土・日と、溜まっていた枕頭の書を、どんどん読破して行きまして、今回は偶然、ミステリーと申しますか、推理小説ばかりだったんですよね~。まァ僕、子供の頃からのシャーロッキアン、ホームズとワトソンの大ファンでしたから、三つ子の魂百までと申しますか、ついつい推理小説を選ぶ傾向がある様です。さて、スティーブン・キングの新作、「任務の終わり」に始まり、光文社文庫から毎月出ています、松本清張プレミアムミステリーの「数の風景」を読み終え、時折週刊誌や新聞に目を通しながら、書庫の整理をしたんです。そうしましたら、出て来るわ出て来るわ、かって読んだ古い文庫本もありまして、森村誠一に江戸川乱歩、横溝正史に高木彬光、何れ劣らぬ大ベストセラー作家揃いでして、何とも懐かしく、僕、寸暇を惜しまず、お風呂の中でも読み耽っていました。物はついでと、捕物帳や、海外の翻訳物も1~2冊読みまして、何だか犯人を捜してばかりの週末で、すっかりリフレッシュ出来ました。尤も、犯罪絡みの夢ばかり見まして、拳銃片手に追い掛けたり追い掛けられたり、カラスカァと啼いて目が覚めますと汗びっしょりで閉口しました。

でね、僕、痛感したんですが、流石に売れるだけあって、どの先生の作品も滅茶苦茶に面白いんですが、文章が巧みなのもさる事ながら、皆さん、ストーリーテラーなんですよね。要は筋立てが面白く、とっても上手な訳でして、そりゃ売れない方がおかしい、そう感じてなりませんでした。となりますと、此れだけの才能がどうして生まれたのか、僕、早速分析に入りましたら、非常に興味深い事が分かったんです。

先ず、海外から行きましょうか。かって夢中になって読んだ、「87分署シリーズ」、名匠黒澤明監督の大作「天国と地獄」の原作としても有名なんですが、此れ、警察小説の元祖でして、何と半世紀続き、全56巻なんですね。警察官達が、地道な捜査を重ね事件を解決して行くんですが、作者はアメリカ生まれのエド・マクベイン先生です。此のマクベイン先生、非常に個性的でして、若い頃はジャズ・ミュージシャン志望、そして画家を目指し美大に行き、才能の無さに気付き海軍に入ります。除隊後は学校の講師となり、作家デビューとなるんです。お次はフランスの方でして、ジョルジュ・シムノン先生、彼はメグレ警部物で一世を風靡、100編を超す此のシリーズは、世界的な大ヒットとなりました。さて、シムノン先生はベルギー生まれのフランス育ち、アカデミックな教育は受けていないのですけれど、様々な職を転々とし、新聞記者となり、世界各地を特派員として渡り歩き、作家としてデビューするんですね。完全犯罪を成し遂げる「リプリー」物で有名であり、彼女の作品は何度も映画化されたんですが、其のパトリシア・ハイスミス先生は、元々は漫画の編集者でして、デパートの店員や家庭教師等、様々な職を経験し、世界各国に住んだレズビアンでした。

では、本邦に目を向けましょう。松本清張先生は、様々な職種を経験したのは周知の事実ですから割愛しますね。名探偵金田一耕助が活躍する「犬神家の一族」で有名な横溝正史先生は、元々は銀行マンであり、何と薬剤師の資格も持っていたんですね。しかし大病を患い退職、生死を彷徨った末に奇跡的な回復、そして大ベストセラー作家となります。趣味はクラシック音楽と編み物って、何だか可愛いらしいですよね♡「白昼の死角」の高木彬光先生は、京都帝大を出た冶金学の権威であり、戦時中は中島飛行機に入社したエンジニアであります。戦後、易や占いや古代史、戦史や将棋や法律の勉強をしながら作家デビュー、出す作品の殆どが大ヒットしました。「怪人二十面相」の江戸川乱歩先生なんて、早稲田の政経を出て、貿易会社や造船所に勤めた超エリートですけれど、古本屋の親父さんをやったり、ラーメンの屋台をやったり、其の振れ幅の大きさたるや、感心しますよね。

僕、若かりし頃、夢中になって読みましたのが、夢野久作先生の「ドクラ・マグラ」でして、此れ、日本三大奇書と呼ばれる本なんですが、まァぶっ飛んだ内容なんですね。未読の方の為、内容には触れませんけれど、夢野先生も又、非常にユニークな経歴なんです。能楽師の家に生まれ、若くして名取となります。そして陸軍に入隊して士官となり、慶應大学に転進、歴史と美術を専攻します。卒業後は、農園の経営に失敗し仏門に入り、新聞記者となり、作家デビューって、もう何が何だか…。

でね、僕、つくづく思ったんです。僕の生業である医療業界においても、此れからは本当に激動の時代であり、弱肉強食です。医療に競争原理を持ち込むって、決して宜しく無いんですが、こんなご時世ですもの、座して死を待つ訳には行きません。となりますと、どんな変化にも対応出来る様な、クリエイティブな人材を育てて行く必要があります。上記の優れた推理小説作家達の様に、多くの経験を積み、複眼的な視野を持ち、重層的な思考を持つスタッフを育成しなくてはなりません。ようし、来季の当院は、そうした人達を育てるべく、研修プログラムを益々充実させ、より一層、人材育成に力を注ぎますよ~!!とりあえずは今年のラスト・スパート、今週も全力で頑張ります♪
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