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交渉人

うらやまし 時をわすれぬ 初雪よ わが待つ事ぞ 月日ふれども、此処大分は今にも雪に変わるのではと謂った氷雨でして、いや~、寒かった…。毎朝恒例の、愛犬の甲斐犬のコロちゃんの散歩に出たのですけれど、人も犬もびしょ濡れでくしゃみを連発、共に風邪を引かないと良いんですが…。

ヘエエと驚いたんですが、インド東部の洋上に、北センチネル島って小島があるんですって。此処には、センチネル族と謂う部族が住んでいるんだとか。彼らは400人程居るそうなんですが、何と、誰も解さないセンチネル語を話し、石器時代其のままの生活を送っているんだとか。彼らは外部との接触を一切拒否、島に近寄る人達が居たら、物陰から弓矢を撃つんですって。一度、ドローンを飛ばしたら、其れも弓矢で撃ち落とされたとか。昨日、止せば良いのに、アメリカ人宣教師がキリスト教を布教しようと此の島に上陸、弓矢で仕留められたそうでした…。ご冥福をお祈りしますが、本当に可哀相に。センチネル族の様な人達を、未接触部族と呼ぶそうで、地球上には200種族は居るそうです。うう~ん、世界は広いですねえ。話を戻して、宣教師の方の情熱は感心しますけれど、もう少し上手にコミュニケイト出来なかったんですかねえ!?

此のコミュニケイトと謂うかネゴシエイトと申しますか、此れだけテクノロジーが発達したのに、現代人は寧ろ、非常に下手になっている気がしてなりません。先日開かれたAPEC、パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーでの初の開催でしたが、無事に閉会した直後、軍の兵士や警官達300人が国会に乱入、施設や備品を破壊したんだとか。犯人達はどうやら、待遇に不満があった由、しかし、幾ら何でも勇まし過ぎやしませんかね。穏やかに話し合いとか出来なかったんでしょうか。

カルロス・ゴーンの件にしても、彼は日産の社長であり、かつ、同社と提携するルノーの代表でしょ。ルノーと謂えば、フランスを代表する大企業であり、世界一の自動車メーカーです。フランスとしては、日産を傘下に置きたい一心で、ゴーンをルノー代表から解任せず、「日本の捜査に問題がある、不当な逮捕だ」の一点張りです。どう見てもゴリ押し、無理筋の主張と思うのですけれど、欧米人は、交渉事や契約となると、相当強かなタフ・ネゴシエイターですからね。初心で世間知らずの日本の外交官で太刀打ち出来るんでしょうか!?

日本と韓国や北朝鮮の問題も泥沼化して、まともな話し合いすら出来ない感じでしょ。そして僕、危惧していますのが北方4島の問題なんです。どうやらアベ総理、2島返還に前のめりになっているそうですが、そりゃどうかなあ!?だって、ロシア側が返しても良いと謂うのは、歯舞と色丹の2島でして、北方領土全体の僅か数㌫の土地しか無いんですぜ。しかもね、経済協力をしろとか謂ってます。おまけに、「2島を返しても良いが、主権はロシアにある」との主張でして、何でえ、其れじゃあお金を取られるだけじゃありませんか…。

閑話休題、僕、此処に勤める前、他所の病院で事務長をやってたんですね。左程大きな病院ではありませんで、そういう処の事務長って、何でも屋なんです。職員旅行となれば旅行代理店と交渉して幹事をし、忘年会なら会場の手配。ボーナス時期には銀行に日参し、病室の空調が悪ければ電気屋さんに連絡。病院の改装計画が持ち上がれば、ゼネコンや建築家と折衝し、経営計画立案時には税理士やコンサルタントと話し合い。法的な問題があれば、弁護士や社労士や司法書士さんを接待し、患者様からの要望があれば勿論其れに応えます。とまァ、公的機関から民間企業から、殆どの業界の方々とお付き合いさせて頂き、本当に勉強になりました。でね、其の際に大事なのは、出来る事出来ない事をはっきり謂うんですね。そして、約束は決して違わず其の場凌ぎの嘘も付きません。もし、どうしても約束を守れない時は、理由をきちんと述べて誠心誠意謝ると。当たり前の事なんですが、其れが出来ない人が本当に多いんですよね…。でね、僕、商談の際は、お相手のデータが出来るだけ多く欲しいんです。だって、接待1つするにしても、其の方の苦手な食べ物が会食の際に出たら、大変失礼に当たるでしょ。フレンチが良いのか和食なのか、はたまた肉か、そうそう、TPOに合わせて服装も考えねばなりません。

ですから日本政府の皆さん、北方四島の交渉をする前に、先ずは、相手のプーチン大統領のデータを、電話帳数冊分揃えるべきです。趣味嗜好に食生活。ライフスタイルに思考パターン。人脈に家族構成。経歴に業績。資産に言動。こうしたデータが揃い、大人数で緻密に分析、熟慮に熟慮を重ね、複数の専門家の意見を拝聴します。僕なら、其処まで数年掛けて準備して交渉に挑みます。どうもね、日本政府には、とても其処までの準備も覚悟も無さそうなんですよね…。だって、北方領土の問題って、70年近く続いている訳で、そんな性急に上手く行く筈がありませんよ。例えば織田信長公ですけれど、彼は甲斐の国の王である、武田信玄公の武力を恐れていました。とても勝てないと判断、何十年にも渡り、丁重な書状を添え、四季折々には高価な貢物を欠かさないんですね。其の貢物を入れる箱ですら漆塗りだったそうですし、信長公の子供には、信玄公に名付け親になって貰います。そして姻戚関係まで結び、織田・武田両家の仲は、至極円満に見えました。ところが信玄公が病で急死するんですね。其の後、信長公はいきなり牙を剝き、6年間を費やして甲斐の国を蹂躙、武田家を滅ぼしてしまうのでした。いや~、戦国の世の習いとは謂え、凄まじいですよね。でも、現代の国際政治の交渉だって、血を流さないだけで、根っ子は同じでしょ。しかし、日本政府の皆さん、フランスのルノーにも、ロシアのプーチンにも、決して負けないで下さいな。本当に宜しくお願いしますm(__)m。

さて、明日から三連休の方も多いのでは。此処大分は冷たい雨がまだ降ってますが、どうやら全国的にも天気は回復する様子です。皆様、素敵な祝日をお過ごし下さいね。其れでは来週月曜日、セイム・タイム、セイム・チャンネルで又お会いしましょう。ごきげんようさようなら(^.^)/~~~
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