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ライオンのいる構図

半襟も 蔦のもみぢや 窓の秋、長月となり重陽の節句が昨日、あんなに暑かった夏は、漸く終わりつつある様です。ふきむすぶ 霧も涙も 一つにて をさえがたきは 秋の夕暮、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、朋有り遠方より来たる亦楽しかずや、都内より旧友が帰省しまして、美味しい焼き鳥屋に行き、楽しい一時を過ごす事が出来ました。両人対酌山花開 一杯一杯復一杯、てな按配で、僕、些かご酒を聞こし召し過ぎた様でして、お腹を壊し、昨日は終日、静養と相成りました。

酔眼朦朧としながらも、早朝からTVを観ていたんですが、エコール・ド・パリの大立者であり、世界的な画家である、藤田嗣治の特集をやっていたんですね。僕、彼の絵をこよなく愛していまして、京都の国立博物館で、倉敷の大原美術館で、上野の都美で、幾度と無く観ています。実際、数枚所有しているのですけれど、あの乳白色と独特の線は、将にワン・アンド・オンリーと謂えましょう。でね、NHK教育の番組だったんですが、特筆すべきは、1968年に没した藤田画伯の肉声が、残っていたんですね。ご自身でカセット・テープに残されていたのが奇跡的に発見された由、世界初公開だそうで、僕、聞き入っていました。感動したんですが、自作の寸劇を録音されてまして、其れがね、能仕立てであり、落語の様なんですよ。疾うの昔に喪われた、上品で綺麗な美しい日本語でありまして、其れでいて画伯は新宿生まれですから、気風の良い江戸前の口調でして、僕、英語で謂う処の class 、格調の高さを感じました。其れが、あの傑作群に結び付くのかと僕、思わず居住まいを正しましたもんね。

閑話休題、其の格調の高さと謂えば、昨日は矢張り、全米オープン女子シングルス決勝の、大阪なおみ選手の優勝でありましょう。いや~僕、テニスは自分でもかなりプレイしましたし、ボルグやマッケンローやコナーズ、ナブラチロワやエバートやマンドリコワの時代からずうっと観てました。まさか生きている間に、日本人選手がグランドスラムを制するとは…。感無量であります…。WOWOWさん、生放送してくれて本当にありがとうm(__)m。僕も朝の4時半に起きて生観戦しました!僕、お腹が痛いのに、思わず一杯だけ、祝杯を挙げちゃいましたもの。いや、グランドスラムを制するって、本当に大変な事でして、特に全米オープンは所謂ハードコート、下はアスファルトのコンクリですから、球足が速くなるんです。パワーで劣る日本人には最も不利なんですね。ですから僕、日本人が勝つならば、赤土のクレーコートであり、球足が遅くなる全仏しか無いと思っていました。しかも、テニス選手は世界中を転戦するハードな毎日であり、特に全米は優勝するまで7回勝たねばならず、しかも決勝の相手は、歴代女子選手で最強を謳われ、グランドスラムをシングルスで23回、ダブルスでも14回制したセリーナ・ウィリアムズでしょ。其の相手に対し、初の決勝進出の大阪選手、まさかまさかの完勝でありまして、もうねえ、脱帽ですし最敬礼ですよ!やってやったぜ!

でね、滅多に見られない光景が噴出しまして、セリーナ選手、自らの不甲斐無いプレイに苛立ち、審判と揉めに揉め、試合が中断、大観衆から凄まじいブーイングが飛ぶ異様な雰囲気となったんです。僕、ボクシングの世界戦、ホリフィールドVSボウの試合を思い出しました。此れ、激戦の最中、パラグライダーに乗った男がリング上に飛来、大混乱になったんですね。話を戻しまして、大観衆が皆敵となった異様な雰囲気の中、気持ちを切らさず、見事に勝ち切った大阪選手の精神力には、恐れ入りました。そして、審判に毒づくセリーナ選手を尻目に、冷静さを保ち、優勝後も何度もお辞儀をした大阪選手に僕、格調の高さを感じました。真の女王でありましょう。日本人がテニスを初めてプレイしたのは明治11年、1878年と謂います。其の前年、1877年に、第1回ウインブルドンが開催されているんですね。そして140年後の昨日、日本人プレイヤーが初めて、グランドスラムを制したんですもの、歴史に残る大快挙でありましょう。大阪選手、本当に本当におめでとう!!

僕、つくづく思うんですが、此れからは女性の時代であり、異端者の時代と思うんです。だって、大阪選手だって、父君は中南米の小国ハイチのご出身、ご母堂は北海道札幌生まれでしょ。そして大阪の地で、大阪選手が生まれまして、其の後ニューヨークで育ち、フロリダでプレイヤーとして研鑽を積み、好きなアーティストはビヨンセ、日本の漫画やアニメをすこぶる好み、大好物は鰻重にカツ丼に焼き鮭って、本当にハイブリッドな選手と思いませんか。優勝後のインタビューで、「抹茶アイスが食べたい」と仰ってまして、とってもキュートでした♡極めて保守的だった、今までの日本テニス界には決して居なかったタイプの選手でありましょう。

話は変わりますが、以前の拙ブログで、富山県では先進的な介護施設の試みがあり、僕、是非見学に行きたいと書きました。要するに、1つの施設内で、子供も健常者も、お年寄りも障害者も、共に暮らすと謂う、画期的な事なんですが、此れを立ち上げたのは、惣万佳代子さんとお仲間の看護師さん達の由、皆さん女性なんですね。そして今、日本を訪れる外国人観光客が急増してますよね。其の仕掛け人と申しますか、影のアドバイザーの方が居まして、山田桂一郎さんと謂う方なんですが、三重県生まれで今はスイス国籍を取得されています。毎月日本に帰り、全国各地で観光業のアドバイスをされていると。山田さんは国体にも出場したバリバリのヨットマンでして、其の後世界一周をし、スイスの観光局を職を得たと謂う、変わった経歴でしょ!?其処で観光業のノウハウを全て覚え、現在の職に就いたと謂う訳です。冒頭触れました藤田画伯も、新宿に生まれ、熊本で育ち、東京芸大に進み、花の都巴里に留学、帰国後はアメリカ、中南米全域、そして沖縄で清遊し、フランスに戻った訳で、此れ又異端者でありましょう。でもね、此れからの我が国は、人類が経験した事の無い程の少子高齢化であり、従来の発想ややり方では駄目な事は、火を見るよりも明らかです。だからこそ、女性と異端者の時代、僕、そう思うんだけどなァ…。

さて、不安定な天気は暫く続く様です。僕、被災地の方々の事が本当に気になりますけれど、どうか皆様、天気予報のチェックはどうぞおさおさ怠り無く、今週も又、共に頑張りましょうm(__)m。
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