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そうです、私が変なおじさんです ♪♪♪♪

ここが思案の 上野を過ぎて 花の吉原 来てまよう、毎年恒例の都内の研修も無事終わりまして、僕、昨日、無事大分に戻って参りました。此の場を借りまして、様々な方々のアテンドに、心から感謝しています。本当にありがとうございましたm(__)m。いや~、しかし、酷暑と申しますか、都内も本当に暑かったなァ…。もう此の国は亜熱帯と思うんですが、室内外の温度差にやられたのか、僕、どうも風邪気味でして、尾籠な話で恐縮ですけれど、昨夜なぞ酷い寝汗をかき、喉はガラガラ、鼻まで垂れちゃって、閉口しました。読者の皆様もどうぞお気を付け下さいませm(__)m。

さて、研修も無事終わり、忙中閑ありと申しますか、僕、折角都内に居るんだからと、土曜日に、上野の森にある、国立博物館に足を運んだんです。お目当ては「縄文展」でありまして、火焔式土器から遮光器土偶から縄文のビーナスまで、6点の国宝が一堂に会すと謂う、本邦初の試みの由、こりゃあ行くしかありませんぜ。生憎の悪天候だったのですけれど、其れが幸いしたのか、奇跡的に観客が少なく、世界最古の縄文のアートを、心置きなく堪能する事が出来ました。火焔土器 よりつぎつぎと 揚羽かな、素朴で質実で質素、其れで居て、アーティスティックでありアミニズム、万物に神が宿ると申しますか、縄文の人達は、大地や風や海の精霊達を、肌身で感じていたのかもしれません。いや、其れにしても素晴らしく、将に眼福でありました。でもね、僕、とっても興味深く感じましたのが、同時期の世界各地の土器も展示してましたんですが、ずば抜けて縄文の物が良いんですよね~。ギリシャにせよインダスにせよ黄河文明にせよ、実用一点張りの土器でありまして、縄文式土器の様な芸術性は余り感じられませんでした。古代の日本人の感性の豊かさを痛感しましたねえ。

そして此れも興味深かったのですけれど、古代は何処でも、母神礼讃と謂うか女系社会だったのかなァと感じたのですけれど、子供を産む女性を礼讃した土偶が多いんですよね。ギリシャ神話で謂う処のガイア、所謂地母神でありまして、其の手の土偶が、縄文のみならず、カナンで、エーゲ海沿岸で、そしてメソポタミアと、全世界で出土してますもんね。でね、縄文式土器には、蛇をレリーフにした物が散見されたのですけれど、此れ、古代ケルトの民や南米でも同様でありまして、アステカにはケツアルコルトルと謂う蛇神が居た位なんです。恐らく蛇の生命力が、信仰の対象になった気がするのですけれど…。でもまさか当時、情報伝達手段があった筈も無く、シンクロニシティと謂いますか、興味深い一致と謂えましょう。そして、縄文式土器も、弥生期になりますと、過度な装飾性が省かれ、網目模様は残しつつ、より実用的に進化するんですね。中国大陸や朝鮮半島からの文化が流入し、縄文文化と混じり合い、よりリファインされた土器となったのでしょう。

閑話休題、1万年の時空を超え、古代芸術と触れ合い、感動の余韻を残しつつ向かったのが、日本橋の浜町にある明治座でありまして、其処で観劇したのが、「志村魂」と銘打った、志村けんの公演でした。いや~、僕、本当に幼い頃、ドリフターズの「8時だよ!全員集合」の公開生放送を、両親に連れられ、日劇で観たんですが、志村けんの生舞台を観るのは其れ以来ですから、凡そ40年振りですか、些か感無量でありました。志村けんがかって、お笑い界の頂点を極めたトップ・スターである事は、誰しも認める処でしょうが、何せ御年68歳ですから、僕、詰まらなかったらどうしようと、妙な心配をしていたんです。其の心配は全くの杞憂でした。いや~、素晴らしかったです!!先ず、売店の売り子さん達が皆、バカ殿のちょんまげをしてまして、其れだけで嬉しくなりましたし、此の「志村魂」、何ともう、13年連続の公演なんだとか。そして幕が上がりダチョウ倶楽部が登場、お馴染みのギャグで会場はいきなりの大爆笑でありまして、僕、此れで大丈夫と、何だか安心してしまいました。其処からは幕間を挟み、3時間半のノンストップ、笑いに次ぐ笑いの渦でして、いや~、堪能しましたし、其の後のビールがまァ美味しかった事!

でね、感心する事頻りだったんですが、兎に角クロスオーバーと申しますか、ドリフターズって元々はバンドマンですから、志村けんの音楽センスの良さは広く知られる処ですけれど、僕、此処までとは思っても居ませんでした。だってね、幕間で流れる音楽が、竹原ピストルですもん。そしてコントでは倉木麻衣にファンク、井上陽水にスカ、元ラッツ&スターの桑野信義とのトランペットとの掛け合いがあり、大傑作ミュージカル映画「グレーテスト・ショーマン」の劇中歌まで使ってました。変なおじさんのギャグも勿論楽しめたんですが、此れにしたって、使用している楽曲は、元々は沖縄民謡ですもんね。そして志村けんによる津軽三味線の15分の独奏もありまして、僕、本当に芸達者と感服しました。「風林火山」と謂う曲を三味線で弾いていたのですけれど、おかしな表現なんですが、僕、アメリカの超人気ロック・バンド、イーグルスを想起しました。イーグルスは、哀愁を帯びたメロディアスなギターが特徴の1つなのですけれど、僕、志村けんの三味線に、同様の匂いを感じましたもんね。

本業のギャグにおいても、多くのアドリブあり、下ネタあり、ベタな繰り返しで大笑いを引き出し、そしてエッジの効いたシュールかつ残酷な物もありました。そして、此れ又感心しましたのが、「一姫二太郎三かぼちゃ」と謂う舞台を上演をしたのですけれど、此れ、元々は大阪の松竹新喜劇の演目なんですよね。伝説の喜劇俳優、藤山寛美の十八番の演目なんですが、何十年の時を超え、東西の文化をも超え、現代風にアレンジメントし、平成の今、蘇った訳でして、いや~、ザッツ・エンターテイメントであり、凄い物を観る事が出来て、僕、本当に幸せでした。そうそう、もう1つ、劇が始まる前にフィルムが流れたんですが、其れは世界三大喜劇俳優、バスター・キートンの映画を志村けん流にアレンジしたものでして、世界各地で連綿と続く、コメディの系譜を決して絶やさないぞと謂う決意表明な気がして、僕、思わず泣いちゃいましたもんね…。

此れ又シンクロニシティなんですが、縄文式土器から弥生式土器への移行にせよ、志村けんにせよ、様々な文化を受け入れ、クロスオーバーする事により、洗練され進化した訳ですよね。此れ、政界でも財界でも学界でも、そしてスポーツ界や棋界や角界、どの世界においても、同様でありましょう。うん、今回の出張、強い刺激を受けましたし、当院が益々発展出来る様、より一層、多くの意見や考え方を取り入れ、より柔軟にしなやかに、努力を続けなくてはと僕、決意を新たにした次第です。今、やる気はとってもあるんですが、何せ熱っぽいですからちっとも身体が動かず、兎に角風邪を治します、ゴホンゴホン…。
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