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♪ RESPECT ♪

レディ・ソウル、或いはクイーン・オブ・ソウルと呼ばれた偉大なる黒人女性歌手、アレサ・フランクリンが本日未明、天に召されました。享年76歳、謹んでご冥福をお祈り致します。本当に素晴らしい歌手だっただけに、僕、残念でなりません。ですから出社してオフィスに着いてからずっと、追悼の意をこめて、彼女のCDを掛け続けています♪チェイン・オブ・フールズ、スウィート・スウィート・ベイビー・シンス・ユーブ・ビーン・ゴーン、ドント・プレイ・ザット・ソング・ユー・ライドと謂った佳曲あり、勿論リスペクトやナチュラル・ウーマン、シンクに貴方だけを愛して等の大ヒットナンバーあり、全く飽きる事の無い不滅の名曲集でありましょう。

僕、彼女の歌声を初めて聞いたのは14歳の時、映画「ブルースブラザーズ」でありまして、勿論劇場で観たのですけれど、「シンク」と謂う曲を聴き、大袈裟で無く、衝撃を受けました。劇中、主人公のブルース・ブラザーズの2人は神の啓示を受け、ソウルミュージックのバンドを組み、音楽活動を始めるんですね。僕も同様、思わずバンドの真似事を始めちゃいましたもの♪アレサのパワフルかつソウルフルな歌声は、YOUTUBEで観られますので、未見の方は是非ご覧下さいませm(__)m。

ソウル・ミュージックは、日本では余り人気が無いのですけれど、僕、此の音楽をこよなく愛していまして、もう40年近く聴き続けています。アレサの偉大さは、そうですねえ、先ず、今回の逝去で、トランプとオバマ両大統領が、丁重な弔意を表しました。クリントンとオバマ両大統領の就任式でも唄い、グラミー賞を獲得する事20回、女性初のロックの殿堂入りを果たしました。そして彼女が先駆的だったのは、ゴスペルと謂う伝統的な歌唱方法を進化させたアプローチをし、そして自ら詩や曲を書き、昭和43年に既に、女性の権利を訴えた曲も造っているんですよね。

でもねえ、選ばれし者の恍惚と不安2つ我にありと申しますか、其れだけの才能がありますと、清濁併せ呑むと申しますか、善と悪の振れ幅も凄いんですよ。家族に尽くし弱者の思いやりに溢れ、知性に満ち満ちた情熱家、4度の結婚は脱帽です。其の一方、ライバル歌手に対しては激しい敵意を燃やし、猜疑心と嫉妬心の塊で傲慢無礼。何とも複雑かつ強烈なパーソナリティであり、近くに居ると相当疲れそうですけれど、あの歌声があれば、そりゃ許してしまいますぜ。しかし、彼女の人生を振り返ると、闘いの連続だったと思います。ボーイフレンド達との確執。レコード会社との絶間無い折衝。昭和40年代に黒人女性が唄う事に対する、白人社会からの偏見。でもよくよく考えれば、黒人女性って、偏見との闘いの連続でありました。

黒人女性が初めてアメリカ大陸の地を踏んだのは、1619年と謂われていますから、日本ではちょうど徳川家康公の三周忌が終った頃、江戸時代が始まったばかりの事です。以来400年、差別と偏見と闘い続けて来た訳で、僕、心の底から尊敬します。白人の農場主からはレイプされ続け、生まれた子供は商品として売り捌かれ、逆らえば直ぐに殺されていた訳でしょ。南北戦争後、人種差別は無くなった様に思われましたけれど、とてもそんな筈は無く、KKKと謂う白人至上主義者達から絶間無く暴力を振るわれ、家を焼かれるなぞ良い方で、命を取られる事もしばしばでした。でも、不屈の精神と申しますか、其の時代を何とか乗り越えたんですね。暴力に対抗するには教養しか無いと謂う訳で、実はアメリカ史上初の女医さんって、黒人女性なんですよね。其の他、女性初の新聞経営者、ヘアケア用品で巨万の富を治めた方、女性初の銀行頭取が生まれ、其れは皆、黒人なんです。そして1955年、ローザ・パークスさんと謂う黒人女性が、差別撤廃の為に立ち上がるんですね。当時、白人と黒人は、同じバスに乗っていても、同じ席には座れなかったのですけれど、ローザさんは其れはおかしいと主張、幾度と無く生命の危機に晒され、長い長い法廷闘争の末、黒人の公民権を勝ち取ったのでした。

そして1980年代、メイ・ジェミソンさんと謂う、ダンサーであり工学博士であり、ドクターであり宇宙飛行士を務めた方が登場しました。先年惜しくも亡くなりましたが、全米を代表する詩人のマヤ・アンジェロウさん。アカデミー賞主演女優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞をダブル受賞したハル・ベリーさん。世界的歌手のビヨンセさんにマライヤ・キャリーさん。全米で知らぬ者は居ない大富豪、オプラ・ウィンフリーさん。若手のミア・ラブさんにデーナ・ホワイトさん、そしてイラク戦争に1人反対したバーバラ・リーさん、もう引退しましたけれど、大ベテランで教育学博士であり、大学でも教鞭を執り、大会社も経営したシャーリー・チザムさん、彼女達は皆、アメリカを代表する黒人女性政治家であります。

つくづく思うのですけれど、黒人女性達は差別と偏見と暴力に遭い続けた400年間、よくぞ我慢したと涙が出る思いです。でもね、艱難汝を玉にす、此れからはきっと、黒人のみならず、地球規模で女性の時代が来るのは間違い無いでしょう。だってね、実は世界の殆どの国で、大学進学の男女比って、女性の方が圧倒的に多いんですって。日本は例外中の例外の由でして、世界のトレンドとして、女性が大卒或いは大学院卒、男性は高卒或いは専門学校卒、と謂う事になっているんです。学歴が全てとは決して思いませんけれど、女性の方が高学歴になっているのは間違いありません。僕を含めて世の殿方の皆さん、奮起して勉学に励みましょう!!

さて、此処暫くは快晴が続く由、皆様、素敵な週末をお過ごし下さいませ。其れでは又来週お会いしましょう(^.^)/~~~来週月曜日までごきげんようさようなら。
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