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人間到処有青山

いや~、今朝は焦りました。出社して先ず、換気をして暑苦しい空気を入れ替え、そしてパソコンを立ち上げたのですけれど、原因不明のフリーズが続きまして、こりゃ仕事にも差し支えるなァ、ブログも更新出来ないやと、何せ僕、機械には滅法弱いですから、とつおいつ迷っていました。暫く経ってパソコンを叩こうか叱ろうか、声を出そうとした其の瞬間、急に動き出しまして、何だったんですかねえ…。其れにしても人間、突発的なアクシデントには弱いもの、今関東には大型の台風が接近中との由、どうか皆様、充分にお気を付け下さいね。得てしてこういう時、河原や田圃に行ったり屋根に登ったりする方がいらっしゃいますけれど、気持ちは分からんでも無いんですが、やっちゃ駄目ですよ!

さて、台風なのに屋根に登る人って、空気が読めないんだろうなァと思いますけれど、アベ総理も決して負けてはおりません。どうやらサマータイム導入に躍起になっているそうでして、でも此れ、時間を前倒しする訳ですから、生活のリズムが狂い、睡眠障害のリスクがあると、ドクターが謂ってたんですけど…。実際僕、愛犬の甲斐犬のコロちゃんの散歩、早朝と謂うか深夜の3時頃に行ってますけれど、流石に毎日辛いですもんね。そしてね、2時間前倒しにすると、為替から金融関係、そしてコンピュータとか、実生活にかなりの影響が出ると思うんです。だって、電車や飛行機の出発時間だって変わって来ますもんね。だから僕、サマータイムって色んな意味で混乱だけが残り、良い事は殆ど無い気がしてなりません。アベの野郎、其れでも推し進めようってんですから、堪りませんぜ。ホント、ちっとも空気の読めない奴で、使えねえなァ。天才落語家だった故立川談志師匠の名言、「状況判断の出来ない奴、此れ即ち馬鹿と謂う」を思い出しました。此れ、日大のアメフトの監督、アマボクシングの会長、ゲイ批判をした自民党議員達、加計学園の理事長、東京医大、そしてトランプにEU離脱するイギリス、皆そうでしょ。ホント、昭和の感覚のまんまでして、今はもう平成ですよ~。

僕、日本って島国ですから、価値観が均一化しがちと思うんですよ。だからこそ、視野を広くし、国内各地や海外に目を向けなくてはと痛感します。だから僕ね、うちのスタッフの皆さんには是非とも海外に行って、研鑽を積んで欲しいんですよ。ホント、ずうっと前から謂ってまして、病院で費用を出すから、海外の病院を視察して欲しいなァ。我と思わん方は、是非立候補して欲しいですねえ。僕、自分で謂うのも何ですが、割合海外に行きましたし、豪州には2年住んでましたから、各地の病院には行った事があるんです。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、韓国、台湾…。矢張り、此れからの当院を担う、若い方々には順番で、世界の病院を見て貰い、何れ着手するであろう、当院の改築の際に、其の経験をフィードバックして欲しいなァ。イタリアにキューバ、北欧にドイツ、アメリカに中国、見て来て欲しい処は沢山あります。もしうちのスタッフが此のブログを読んでいるとして、海外視察したい方がいらっしゃれば、院内メールで良いので、是非ご一報下さいm(__)m。

閑話休題、僕、病院経営に携わって、四半世紀の時が過ぎました。時が流れるのは速いものと痛感しますけれど、山あり谷あり、将に紆余曲折の連続でありまして、試行錯誤の25年でした。そして今、其れなりに当院は上手く行っていると秘かに思っているのですけれど、先に申し上げた様に、若かりし頃の数年間の海外放浪って、僕の血肉となり、考え方のバックボーンになっている気がします。グランドキャニオンやエアーズロックやエベレストを見た時、自分の卑小さを痛感しました。タージマハールやアンコールワットやジャワ島のプランバナン寺院群、何れも世界遺産ですけれど、此れらを実見した際、其の荘厳さに立ち尽くしました。ガンジス川に香港の九龍島、そしてロサンジェルスのダウンタウンやメキシコの国境の街ティファナでは、人間の活発な日々の営みを目の当たりにし、其の猥雑さと混沌と生命力、そして危険な雰囲気には圧倒されました。ですから僕、「他者には寛容であるべきだ。自分と反対意見の方が居て、たとえ其れが未熟だったとしても、良く謂ってくれたと思おう。常にアンテナを張り巡らし、世の流れに遅れる事無く、そして自己研鑽の為に毎日読書をしよう。」とまァ、こうした考え方に至ったんですね。尤も、極めて平々凡々かつ凡庸な僕ですから、苛々は勿論の事、ムッとする事もしばしばでして、まだまだ修行が足りません…。

でね、そんな至らない僕ですけれど、非常に尊敬する経営者の方々が居まして、秘かに目標にしているんです。僕の敬愛する先輩、昔からお世話になっているA社長も其の1人です。でね、今日ご紹介したいのは、女性下着の国内最大手のワコールの創業者のお三方なんですよ。今や世界のワコールと謂えますけれど、先ず社長を務めた創業者の故塚本幸一さん。営業を一手に請け負った故川口郁雄さん。財務担当の故中村伊一さん。三国志の桃園の誓いと申しますか、此の3人は終生協力し合い、天下のワコールを築き上げたんです。でね、此の3人は高校の同級生なのですけれど、実はもう1つ共通項がありまして、皆さん何れも、戦争経験者なんですよ。其れも、塚本さんはインパール、川口さんは朝鮮、中村さんは満州、皆さん激戦区を生き抜き、将に死線を乗り越えて生還したんですね。例えばインパールですけれど、塚本さんの部隊は55人居たそうですけれど、生き残ったのは僅か3人だけだったとか…。塚本さん、川口さん、中村さんが戦後再会した際、皆の容貌から雰囲気から、余りに変わっていて、最初は誰か分からなかったそうです。そして3人はワコールを起業するんですが、其処からは快進撃が続きまして、創業僅か10年で、売上高も従業員も75倍になった由、凄過ぎますよね~。

そして僕、此の3人の経営理念に、常々感服しているんです。以下、其の語録をご紹介します。

女性が生きる事は、美しくありたいという願いそのものです。しかし戦争は、その願いを女性に捨てさせるものです。戦時中は、パーマもお化粧も禁じられていました。平和ならば、女性が美しくありたいという願いを謳歌出来ます。女性を美しくする事、それがワコールの経営方針であり、その為に必要な平和を願う企業です。

私はインパールという、参加した兵隊の殆どが死んだ戦場から戻って来ました。口では言えない様な嫌な思いをしました。日本という国には裏切られ、酷い人間不信にも陥りました。それでも、人間を信じるし、信じるしかないのです。

いや~、こんな事を謂えて、しかも其れを実践し、世界的にも大成功を収めた訳で、超一流の経営者と謂えましょう。またねえ、戦後直ぐの食べるのがやっとの時代に、よくまあ女性下着の販売を思い付いたと思いますし、其の先見の明にも脱帽、最敬礼でありましょう。僕なぞ、ワコールのお三方の足元にも及びませんけれど、少しでも近付ける様、日々研鑽に励みます!
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